中山競馬場の馬場状態
今週は国内でG1を含む4重賞+海外ではドバイミーティングと、競馬界は大盛り上がりを見せる。
競馬民の皆様の目論見
- 日経賞(G2)と毎日杯(G3)両獲り。
- 爆増した軍資金を使い、ドバイで日本馬と歓喜。
- 高松宮記念(G1)を本線的中+WIN5もGET。
本当にそんな絵空事が叶うと思うならば医者に行く事を強くお薦めするが、間違いなく人生をポジティブに生きているという点は素晴らしい。
今週も前向きにまずは中山を丸裸にしよう。
先週(4週目)
2週前の直線は各馬の進路が幅広くバラけており、一気に内ラチ沿い「だけ」が極端に悪化したとも言えず、逃げ馬と追い込み馬の信頼度は下がる旨をお伝えしたが、20日㈰の4~9レースまでのパトロールビデオを見直すと、どうもスタンド前を1回半以上回るレースにおいて最初のコーナーまで最内を通るのは1枠の馬だけ。大半の馬は内から3m~のところを通り、最後の直線ではバラけるという流れになっている。なお、馬場は重~稍重。
スプリングS(G2)を迎えるまでにどこが最も荒れて来るのか。スタートで躓きながらもハナを奪いに行ったビーアストニッシド・岩田パパ、そして積極策に打って出たアライバル・ルメール。
密かにお膳立てされていたグリーンベルトを見抜いた両騎手が、力のある馬にそこを通らせては、後続は成す術もなかったことも頷ける。
そして21日㈪になると、さすがにほぼ全ての騎手がそれに気付き、常に内の方に殺到する。3~4コーナー中間辺りからインは地肌が見え始め砂煙が上がる。直線も外を回す馬も少なく、大半は最内~中程までをロスの無いように通っている。
つまり先週終了時点で最後の直線で最も耕された部位は内3~7頭分。次いで逃げ馬コース。道中は3~4角中間インに荒れ有り。
となれば26日㈯メインレースの日経賞前には展開次第でグリーンベルトの大外ズドン炸裂という穴党垂涎の馬場が出来上がってしまう可能性は高い。
馬場状態の変遷
次に今週の馬場を見てみよう。最上段の開幕週~最下段が今週となっている。
3コーナー
4コーナー
直線
3コーナーから4コーナーおよび正面のコース内側に傷みがあります。
上記が今週のJRAの発表だが、これは3週連続で同内容。補足するが「内側」の幅が広くなっている。
今週も天候は安定せず、稍重に近い良という状態で週末を迎えるだろう。
今週の状態は?
- 開幕序盤(逃げ先有利)
- フラット(能力の高い馬有利)
- 内荒れ(差し追い込み台頭)
3の内荒れにはなるが、直線は最内よりも少し中寄り位の所が最も悪い。王道競馬をする本命馬が思ったほど伸びないという局面が何度か見られると考える。
そして重馬場で耕された馬場はパワー型に利する事になるだろう。
結論
- 王道競馬をする先行人気馬過信禁物。
- 思い切った大外一気狙い全然アリ。
- パワータイプ有利。
なお、私はアサマノイタズラが大好きなので無意識のうちに若干贔屓補正が入っているかも知れない。
土曜のおすすめ
11R ⑫アサマノイタズラ 重い馬場okに加え大外グリーンベルト。当ブログのコアな読者様は引退まで負け続けても単勝回収率+で終わる馬で、今回は武史がどう操るかが見物。
相手は①ディバインフォースと大外枠有馬での走りが優秀な⑪タイトルホルダー。
日曜のおすすめ
11R ④ダノンスプレンダー この馬場考察とは関係ないダートだけどこの馬は買い続けるしかないので。
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