小倉競馬場の馬場状態
皆外に向かう小倉もいよいよ最終週。
芝レースの割合も他場に比べて高く、その分痛みも早い。騎手質がローカル仕様なので内が大して荒れていなくてもほぼ全員大きく外を回る性質を逆手に取って、ロスなく運んで直線だけ外に出す先行馬を狙う戦術が今週使えるかどうかがカギになる。
誰もがカオスと認める小倉の芝。2週使用したBコースの推移を見て行こう。上段が開幕週、中団が先週、下段が今週だ。
3コーナー
4コーナー
直線
全周の内側および正面直線の広い範囲に傷みがあります。
JRA発表のなんと簡素なことか。ほぼ手を出さないまでも毎週見ていたがとにかく全馬外意識が強い。下手をすれば外から荒れていくんではないかと思う程だ。
先週の記事を引用する👇
横山和生騎乗の18頭立て11番人気のロードベイリーフにフォーカスを当て、稍重で行われた北九州短距離S。
スタート直後は皆インを避ける。
最後の直線は和生も流されてインを避けるが、勝ち馬は馬場の真ん中よりやや内。2着馬は内から2頭目だ。
大外に持ち出す騎手達は何を目論んでいたのだろうか?
・・・と書いた。コース替わり週でこの有様なので、2週経過すると全体的にフラットになっちゃってるんじゃないだろうか?
気になるレースを一つ挙げる。2/19㈯11Rの古馬2勝クラス大濠特別。
誰もが持つ「小倉芝1200mは外差し」の考えを嘲笑うかのように内枠決着となったあのレースだ。
スタート直後はこぞって内を避ける。
勝ち馬はド真ん中を通った①ウィズサクセス。最内は2着入線11番人気の④スズノヤマト。
芝の色味を見ても写真のように全馬がこれだけ外を回す必要性は無いように思える。
小倉大賞典(G3)で最後は失速したものの、果敢に最内で粘り込みを図ったトップウィナーも見せ場を作った。
結局力が不足していてはどうにもならないが、そんな中で活路を見出そうとする姿勢は評価して良いと考える。
小倉大賞典は結果的に力量馬が上位を占めた形になったが、ほぼ毎レースこれだけ内外に拡がり、インを嫌うレースが続けば部分的に隠れたグリーンベルトがあっても驚けない。
そして上がりも相当かかる馬場。。。。となれば
- 中枠の逃げ先行馬。
- パワー型。
最終週の小倉において彼らは予定より人気になる7~8枠のキレ味自慢の追い込み馬よりもあらゆる期待値が高く、絶好の狙い目と考えるのが自然ではなかろうか。
あざみ賞での②アウトパフォームのように、一切何も考えず道中すら終始インビタだと流石に厳しいので、内枠を買うならある程度経験値の高いおっさん騎手限定とする。
土曜のおすすめ
11R ⑥ディープハーモニー スローペース濃厚のメンバー構成。行くときは行く松若へのチェンジで単騎逃げが打てれば。
他場
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