こんにちは。金杯もフェアリーSも目いっぱい穴狙いに徹したぽぽんです。
昨日までの正月重賞3鞍は、いささか強引に狙い過ぎではありましたが多頭数のハンデ重賞や春先の牝馬限定戦ということもあり、あのスタンスでよかったと思います。3鞍全てがヘタに当てに行っても絞り切れるようなメンバーではなく、控除率の壁をぶち破るような破壊力を求めて然るべきレースでした。
さて正月の3日連続開催も明日が最終日。勿論メインは『第52回シンザン記念(GⅢ)』。
ここできっちり結果を出して、いい形で3日間を締めくくりたいと思います。
枠順
新春の京都芝1600で行われるのは金杯とシンザン記念。どちらも手頃な頭数です。13頭立ての京都金杯は比較的平穏な結果に落ち着きましたが、さらに少ない11頭立てとなったシンザン記念の方どうでしょうか?見たところ今回は枠順による有利不利はさほどなさそうです。
武豊の重賞連勝か、はたまた戸崎の重賞3連勝か
ご存知の通り、京都金杯は武豊ブラックムーン。中山金杯とフェアリーSはセダブリランテスとプリモシーンで戸崎が重賞連勝を飾っており、今回の騎乗馬は武豊がプリュス、戸崎は目下一番人気のアーモンドアイで挑みます。それでは各々の騎乗馬を評価していきましょう。
⑧プリュス
現在6番人気のプリュスは、一番人気に推された新馬戦こそ9着に敗れましたが、同条件の未勝利戦を上がり最速で差し切り勝ち。とはいえメンバー的に恵まれた感もあり、一気の相手強化のここでは少し足りないかと思われます。無印。
③アーモンドアイ
父ロードカナロア 母フサイチパンドラという良血馬。新馬→未勝利と連続してルメールが手綱を取ってどちらも上がり最速。末脚の切れは保証されている事と、仮にルメールが騎乗停止中でなければおそらくは戸崎が乗っていたことはなかったはずで、重賞連勝中の戸崎に運が向いていることも加味すると走破圏の一頭としての評価は必要でしょう。
シンザン記念血統 ①スターリーステージ
京都芝1600のディープインパクト産駒の成績の良さはちょっと桁違いです。
①スターリーステージは今回唯一のディープ産駒であり、全兄のミッキーアイルは2014年の当レースを制し、半兄のタイセイスターリーは昨年の2着馬。シンザン記念血統と言っても差し支えないほどの相性の良さで、新馬で福永が乗ってジャンダルムと0.2差なら重い評価が必要となります。
早熟馬は3歳になると人気が落ちる ⑪カシアス
概ねこのタイプの馬は早熟で片付けられがち。函館2歳Sを制し、京王杯でタワーオブロンドンの二着。その後の朝日杯で一線級との格の差を知らされることになりましたが十分立派な戦績で、ここなら全然通用してもおかしくありません。
鞍上浜中は過去5年で3勝と、このレースをカモにしています。
評価が難しいのが ⑨カフジバンガード
実はこの馬少し思い入れがあります。昨秋の東スポ杯でパドックを見て、即座にワグネリアンとの2頭立てと余計な察知をしてしまいました。
ルーカスを全く信用してなかったのもあったんですが、ワグネリアンはどう足掻いても鉄でしかなく、この馬を相手と決めつけました。たしかに見せ場はありましたが、残念ながらシャルルマーニュすら交わせず4着という悔しい内容。
続くこうやまき賞で評判馬グローリーヴェイズを退けるあたりから水準以上の能力は間違いないのですが、なにぶん鞍上が藤岡康太。本命に推すにはそれなりの覚悟が必要となりますが、明日は雲行きが不穏なため、渋った時のハービンジャーという驚異的な後押しがあるかも知れません。
シンザン記念・まとめ
◎ ⑨カフジバンガード
〇 ①スターリーステージ
▲ ⑪カシアス
△ ③アーモンドアイ
人気の②ファストアプローチを入れるとトリガミになりそうなので消し。
朝日杯でダノンプレミアムに厳しい競馬を強いられた先行勢という面で言えば、カシアスも同じようにダメージを考慮して消すべきかも知れませんが、人気的にカシアスは入れました。以上4頭の3連複4点と馬連6点です。
シンザン記念で戸崎は3日連続重賞制覇の離れ業を見せられるか
を最後までお読み頂き、ありがとうございました。
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