12/25㈯、阪神競馬場で第16回阪神カップ(G2)が行われる。
過去にはイスラボニータやグランアレグリアなど、押しも押されぬG1級が制してきたレースであり、賞金も高額な事から翌年の飛躍を目論む精鋭が揃う注目の一戦だ。
目下の人気は昨年の覇者ダノンファンタジーと、今春のNHKマイルカップ(G1)で次代のマイル王シュネルマイスターと互角の勝負をしたソングライン、そして昨年の2歳マイル王グレナディアガーズでの三つ巴の形。
しかしながら過去10年で1番人気はわずか1勝と波乱含みの一戦でもあり、穴党向けのレースとも言えよう。
阪神カップ
傾向
- 過去10年1番人気(1.0.2.7/10)
- 勝ち馬は人気不問
- 牝馬が3連勝中
- 勝ち馬は3~6歳
- 関東馬7勝、関西馬3勝
出走馬全頭診断
①タイセイビジョン
〇 阪神は5戦4連対と大得意。
〇 追切りは最高クラス。
✕ 最内枠は歓迎材料ではない。
✕ 幸→三浦のスイッチが意味不明。
②セイウンコウセイ
〇 歴戦の古豪もいよいよ引退レース。頑張って欲しい。
〇 驚いたことに初の阪神カップ出走。思わぬ適性も?
③ホウオウアマゾン
〇 絶望的条件のマイルCS(G1)であわやのレース内容。
〇 NHKマイルⅭ時点での評価から素質は確実。
✕ 前走のダメージが小さいはずがない。
④ラウダシオン
〇 昨春以降ムラ駆け傾向でどこで走るかわからないなら人気薄の時。
✕ スターダムを駆け上がろうというところでいつも足踏み。
✕ 良績は左回りに集中。
⑤デュープロセス
〇 必殺のポツン。
〇 追い込みの利く馬場。
✕ 芝。
⑥ファストフォース
〇 追切りでは軽快な伸び脚。
〇 どう走っても人気にならないタイプ。
✕ この馬場で逃げ馬は。。
⑦ダノンファンタジー
〇 阪神も1400mも庭。
〇 最強牝馬世代の一角。
〇 マイルCSをスキップしてでも敵鞍へ。
✕ 突発的な凡走。
⑧ベストアクター
〇 昨年は同舞台の阪急杯(G3)で並み居る強豪を撃破。
✕ 復帰後の低迷。
⑨ベステンダンク
〇 重賞だと斤量が軽い。
✕ 馬場が逃げ馬を拒絶。よほど恵まれないと厳しい。
⑩サウンドキアラ
〇 G1には届かないが阪神は走る。
〇 瞬発力に秀でた馬には歓迎の馬場。
〇 枠が絶好。
✕ G1級が数頭いる。
⑪シヴァージ
〇 常時後方の馬が突如見せたスプリンターズSでのインビタ先行。G1でいきなりアレが出来ると競馬は何でもありになる。
✕ とにかく不安定。
⑫グレナディアガーズ
〇 抜群の安定感を誇る幅広い脚質。
〇 短距離では現3歳トップクラス。
✕ だが、現状では真のトップには水をあけられた格好。
✕ どちらかと言えば高速馬場向きで、今週はやや時計がかかりそう。
⑬アストラエンブレム
〇 冬は割と走るタイプで、人気薄激走実績も有り。
✕ 衰え顕著。
⑭ダイメイフジ
〇 追切りは動いた。状態は間違いなく良い。
〇 コース状況、本馬の脚質的にも絶好枠。
✕ 菱田。明日のために中山で乗ったほうがいいのでは?
⑮ケイデンスコール
〇 G1級とも渡り合える素質。
〇 好調とスランプが極端でイキナリ頭まであるタイプ。
✕ そこまで阪神は得意ではない。
⑯ラヴィンググアンサー
〇 必ず最後は良い脚を使う。
〇 調教もいつも好時計。だからいつも買わされる。
✕ 望来が台無しに。
⑰ソングライン
〇 最後ヨレながらも東京マイルでシュネルマイスターとハナ差。
〇 併走馬を置き去りにし、絶好調を示す追切り。
〇 揉まれない外枠。
✕ 右回りはやってみないと分からない(桜花賞は参考外)
✕ 常に出遅れと展開のアヤに付き纏われる。。
⑱ルークズネスト
〇 適性距離は1400m。
〇 スワンS(G2)は再三の騎乗ミス。
まとめ
◎ ⑰ソングライン
〇 ⑱ルークズネスト
▲ ⑦ダノンファンタジー
△ ①タイセイビジョン
△ ⑯ラヴィングアンサー
◎ソングラインは出遅れずに右回りをこなせば結果は付いてくる。極限のレースを強いられたマイルCS組は疲労が抜けきってない感が漂い、人気にもなるここは敢えて軽視してみたい。
本日のおすすめ
阪神10R ⑨ハンディーズピーク
良馬場ダートならパワーが違う⑤バーデンヴァイラーが強敵だが、軒並み先行型の人気馬が乱ペースをもたらせば一発がある。
芝のレースは以下のリンクを参考に吟味して欲しい。
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