9/26㈰、中山競馬場では第67回産経賞オールカマー(G2)が行われる。
この春デビュー以来無敗のまま大阪杯(G1)でグランアレグリアとコントレイルを破って一躍スターダムに駆け上がり、宝塚記念(G1)で現役最強馬クロノジェネシスに胸を借りたレイパパレの秋初戦。
同期デアリングタクトが離脱した今、目標は先でもこの馬は元気な姿を見たいところだ。
なお、今週から中山芝はCコースを使用する。
産経賞オールカマー
傾向
- レース名は「誰でも参加OK」だがJRA所属馬しかいない。
- 過去10年で1番人気は(3.2.0.5/10)と半分飛ぶ。
- とはいえ圏内はほぼ7番人気まで。
- 過去6年⑩番~外は全て馬券外。
- 10年遡っても2桁馬番は馬券内には1頭まで。
出走馬全頭診断
①ウインマリリン
〇 日経賞で負かした相手を考えればここでも格負けは無い。
〇 しっかり負荷をかけ外見は出来ている。あとは中身。
✕ コース替わりで内枠有利のはずだが土曜の芝は外差しが決まりまくる謎馬場。
✕ 同型多数。
②ウインキートス
〇 追い切りは軽く仕掛けただけで鋭伸。叩いた上積み有り。
✕ 同馬主の先行馬が染め分け帽。やや過剰人気気味。
✕ 目黒記念はどう見てもリステッドレベル。
③セダブリランテス
〇 調教は王者級で稽古場ではほぼ無敵。
〇 中山は鬼。
✕ 枯れていたらアウト。
④アドマイヤアルバ
〇 逆立ちしても買えない状況でも来る意外性。
〇 荒らしても善臣先生なら仕方ないで済む。
〇 流れに左右されない自在性。
✕ 今回は相手がG1級。
⑤ソッサスブレイ
〇 穴馬の3頭並びは不気味。
〇 父はJC参戦のコンデュイット。自身も〇地でレースの本質に適合。
✕ 同条件のAJC杯では何も出来ずシンガリ負け。
⑥ランブリングアレー
〇 ソフトな追い切りだが軽快なフットワーク。
〇 それなりに流れるメンバー構成の中、絶好枠の差し馬。
✕ 人気になるとコケるキャラ。
⑦ブレステイキング
〇 3戦2勝の中山巧者。着外はセントライト記念2番人気4着。
✕ 枯れていたらアウト。
⑧サトノソルタス
〇 絶好の展開利が見込めるメンバーと枠。
〇 忘れた頃にやって来る意外性。
✕ 休み明けで動きも目立たない。
⑨マウントゴールド
〇 七夕賞は見せ場十分。望来も合っている。
〇 中央22戦中16回は人気以上の着順確保。
✕ 8歳秋でさすがに衰えも。
⑩キングオブコージ
〇 昨春一気に本格化でG1級相手にも気後れ無し。
✕ 一番脂の乗ってる時に骨折休養。
✕ 追い切りは流す程度で初戦は様子見か。
⑪グローリーヴェイズ
〇 メンバー最上位の格。
〇 ラフィアンの重賞ウィナーを差し置いてミルコ確保。
✕ 追い切りは格下に見劣る。
✕ 京都開催があればまずここには出て来ない。
✕ つまりJCのステップ。
⑫レイパパレ
〇 無敗の大阪杯勝ちはトウカイテイオーに並ぶ快挙。
〇 ここで6勝3着1回はズバ抜けて綺麗な馬柱。
✕ 伸び一息であからさまに休み明け仕上げ。
⑬ゴールドギア
〇 末脚勝負の流れで大外一気の台頭も。
〇 先週の2200mG2は9番人気の追い込み田辺が勝利。
✕ ハマることが必須。
⑭アールスター
〇 ⑬同様無欲の追い込み一気が怖い。
〇 長岡に託し続ける心意気。
✕ 昨年の小倉記念以降は鳴かず飛ばず。
⑮ロザムール
〇 人気に関係なく見せ場を作る驚異の逃げ足。
✕ 強力な先行馬の揃った中で痛恨の外枠。
⑯ステイフーリッシュ
〇 G2成績(1.3.3.5/12)で掲示板を外したのは札幌記念での2回のみ。
〇 G1級相手でも渡り合える能力。
✕ 心房細動明けで、追い切りも躍動感無し。
まとめ
◎ ⑥ランブリングアレー
〇 ③セダブリランテス
▲ ⑫レイパパレ
△ ①ウインマリリン
✕ ⑬⑭
緩いペースにはならず澱みなく流れ、前を行く馬は①⑪⑫⑯が掃除する差し追い込み馬優勢の展開。脅威的な大穴まであるかも知れない。
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