こんにちは。ロジャーバローズありがとう。ぽぽんです。
では早速第24回NHKマイルカップ(GⅠ)の予想に入りましょう。
前日の未勝利芝1600mの勝ち時計は1.33.4。1000万下の1400mでは1.20.6と高速馬場って事を最重要ファクターとします。次位は雹の影響。
枠順
NHKマイルカップにGⅠ馬が2頭登場したことってありましたっけ?
当然のように人気を分け合っていますが結果は如何に。
①クリノガウディー
今回の1.2番人気であるグランアレグリアとアドマイヤマーズと朝日杯で対戦。
その朝日杯ではアドマイヤマーズには及ばなかったものの一本被りのグランアレグリアを交わす大健闘を見せての2着。
今回は舞台がマイルに戻り、絶好の1番枠を引き当てましたが、ここはいかんせん同型が多すぎて先行争いの激化が予想されます。
先行型はまずグランアレグリアとアドマイヤマーズに早めに来られることがまず避けられないので今回は穴要素がありません。
即ち⑦⑰以外の先行型は全部消します。
②プールヴィル
意外に穴っぽいのがこの馬。
桜花賞こそ逃げましたがあの展開で逃げて0.6差6着なら及第点で、そもそも差した方が着順の良い馬。イン溜めすれば弾けるかもしれません。
③ダノンチェイサー
エングレーバーが安めを打ったためきさらぎ賞を楽勝しましたが、そもそも当時で対抗評価だったほどの素質馬。
川田はバカじゃありませんからさすがにいくら好枠とはいえ真っ向から先行争いの渦中に飛び込むようなマネはしないはず。
これは中団から進むと見れば外すのは恐ろしすぎます。
④イベリス
逃げ候補。厳しいでしょう。
⑤マイネルフラップ
前がかりの展開はうってつけの馬です。
この馬が好走した時のレース映像からはとてつもなくキレているように見えるのですが、実際のところそれほど爆発的にキレているわけではなく、他の馬が圧倒的に止まっているためそう見えるのです。
土曜に雹が降って一旦馬場は重くなりましたが、その後のレースは中止になったため悪化は回避。
おそらくレースは高速決着。時計勝負は明らかに分が悪いと見ます。
⑥グルーヴィット
出ましたよ社台の秘蔵っ子系。
昨年の菊花賞を当時はこの手の馬であったフィエールマンが攫った悪夢が少し蘇ります。
そして鞍上は来たばかりでいきなりブレイクしているⅮ.レーン。
ファルコンS組の成績が振るわない事に加え、直前の気配が明日は見れないのが怖く、抑えるべきか否か悩みどころ。
⑦グランアレグリア
圧倒的に桜花賞を制したため、一番人気を取り返したグランアレグリア。
桜花賞のレースを振り返りますと、ダノンファンタジーは明らかに折り合いを欠き、クロノジェネシスは北村友一の必殺の駄騎乗が炸裂と、展開がこの馬の思うツボとなった事があの圧勝劇に繋がりました。
あの着差にそれほどの価値を見出してはおりませんが、軽い芝への適正の高さはハンパではない事は間違いなく、今の府中は完全にこの馬向きで、心配は件の雹がどこまで当日の馬場を痛めるかだけ。
アドマイヤマーズと共に先行馬を穴馬から全滅させてくれるのがなにより有難いです。
⑧ヴァルディゼール
昨年のNHKマイルカップは完璧に乗った藤岡佑介ケイアイノーテックが勝ちましたが、勝てる要素があったにも関わらず完敗した馬が3頭おりまして。
- タワーオブロンドン ⇒ ドン詰まり
- ミスターメロディ ⇒ イン先行不利の中早仕掛け(福永)
- ダノンスマッシュ ⇒ 同上(北村友)
ヴァルディゼール自体は低レベルのレースを連勝しただけ、休養を挟んでのアーリントンⅭは8着。まぁ人気はなくて当然。
ですがそのアーリントンⅭは0.2差なので別に底を見せているわけではなく、府中コース向きの血統背景と脚質から、鞍上以外は軽視禁物ではないでしょうか?
⑨ミッキーブラック
力量不足の先行型に出番はありません。
⑩カテドラル
伊達にヴェロックスに土を付けてないなと思わせたアーリントンⅭでの巻き返しは見事の一言。軽い気持ちで直一気に作戦を絞れるのも良さげです。
⑪ロードグラディオ
先行型はオミット
⑫ワイドファラオ
NZTはグリーンベルトになったところを一番枠を引いて迷わず先行。
むしろなんで4番人気なのか?って話なのですがそれは当時の話。
今回も人気はないですが、さすがに楽に行けそうには無いメンバーでこれもオミット。
⑬ファンタジスト
今の日本競馬で神クラスの種馬と言えば
- ディープインパクト
- ロードカナロア
- キングカメハメハ
実はこの組み合わせは今回この馬だけ。
そして令和初のGⅠとなる当レースですが「令和」は13画です。
キナ臭い香りがプンプンしてきます。
⑭ハッピーアワー
ジョーカプチーノが逃げ切った事もありますが、駄騎乗が原因とはいえ昨年のミスターメロディでさえ馬券圏外に敗れたことからもはやファルコンSがNHKマイルに直結しない事は明らか。やっぱり⑥と共に蹴とばそう。
⑮ヴィッテルスバッハ
出遅れの危険を多分に孕みますがそれを補うほどの豪脚を持つこの馬には相当の注意を払う必要アリと判断。
先行馬では人気の3頭以外用はないですが、「33秒台の末脚」を常に使えるか否かが後方勢の取捨には重要となります。
とりわけ今回は高速馬場ではあるものの雹の影響が懸念され、想像以上の先行激化で昨年のような追い込み競馬で大波乱なんて線もなくはない。
⑯トオヤリトセイト
アーリントンⅭで対抗評価でしたが期待に応えた形。
前回同様福永ですが、明らかに前評判が抜けている馬がいる場合の福永の着狙いの上手さは特筆すべきものがあります。
⑰アドマイヤマーズ
ここまで書いてきた流れですと猛烈に消したい気持ちは隠せませんが、⑦+⑰=㉔回マイルカップではい簡単って感じのオカルトや、やっぱり2頭が強かった。っていう悲惨なオチが頭から離れないんです。
⑱ケイデンスコール
朝日杯で本命視したにも関わらずやる気を喪失し、レースに参加すらしなかったとんでもない馬ですが、キレ勝負になればまだ見限れたモノではないはず。
福永⇒北村から解放されたおまえの力を今度こそ見せてみろ。
第24回NHKマイルカップ:まとめ
◎ ⑮ヴィッテルスバッハ
〇 ⑬ファンタジスト
▲ ③ダノンチェイサー
△ ⑯⑱⑦⑰②⑩
なお、時計の速い馬場状態のままなら⑦は◎に格上げになります。
3連複84点買ってもガミらなかった場合は結構スゴイ。
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