こんにちは。桜と言えば花見ではなく桜花賞のぽぽんです。
いよいよ2019クラシックの開幕。暮れの阪神JFこそ三強で手堅く決まりましたが、その後の勢力図に変化はあったのかどうかを見極める事がこの桜花賞では最重要ミッションとなります。
枠順
やっぱりGⅠはフルゲートが良い。大外18番が最後の枠入りをするから盛り上がるんですよね!それでは全頭を考察しながら紐解いていきましょう。
①シェーングランツ
魔の桜花賞ペースという言葉があるように桜花賞は時折乱ペースになることがあります。ビーチサンバを強烈な末脚で差し切ったアルテミスSはこの馬に流れが向いた事がかなりの割合を占めており、力量的にJFの3頭からは一枚落ちると見ます。
最内一番枠はこの馬の脚質上、京都外回りならともかく阪神マイルでプラスに働かせるには武豊の神騎乗が必須となります。
②エールヴォア
そのアルテミスSでビーチサンバと小差の競馬をしたためオープン入りまでは間違いないと見てmy注目馬入りしていますが、3強の牙城を崩すまでは到達いないかと。
③ノーブルスコア
前走ハナ差で優先出走権を獲得しましたが、私にとっては悪夢以外の何物でもありませんでした。今回も福永なら勝負を捨てた着狙いでヒモの一頭に入れますが、岩田はそんな事をしないので消しです。
④クロノジェネシス
圧巻のアイビーSから阪神JFでの私の確信の◎を打たせてしまった残念な馬。
そんなものはイラナイからGⅠのタイトルが欲しかったでしょうに豪快に出遅れて外々回らされて届かずの2着と涙を呑むハメになりました。
言うまでもなく打倒ダノンファンタジーの最右翼であり、能力・実績・調子・枠順全てが揃った今回は完璧に勝負所。問題は北村友一が2週連続GⅠ制覇をやってのける器かどうかだけです。
⑤ルガールカルム
ロードカナロア産駒の桜花賞連覇へ向け出陣も、アネモネS組のこれまでの桜成績から強くは推せません。
⑥ホウオウカトリーヌ
適距離は1400までで1600は長いと見られている上にフィリーズレビューの大敗で見向きもされていませんが、折り合いがつくので少なくとも1400までの馬では無い事は覚えておいた方がよいです。
フェアリーSも上手く立ち回って2着しており、乱戦になった時に18番人気が呆れるほどの記録的配当を叩き出す可能性は否定できません。
⑦アウィルアウェイ
多少脚の使いどころが難しいのかはまだわかりませんが体型的にスプリンターのようです。前走は-2ですがそれでも重く映ったので成長力に疑問符が付くのかも。
⑧グランアレグリア
新馬戦でダノンファンタジーを負かし、サウジRⅭを圧勝して勇躍挑んだ男馬相手の朝日杯を3着。
そもそも新馬戦はパドックを見ていたのでその時からダノンファンタジーを上に見ていますし、サウジRⅭも朝日杯も明らかにメンバーが低レベル。
バブルガムフェローやタヤスツヨシでさえ新馬は3着だったように新馬で勝負付けが済んだと思うのは早計ではないでしょうかね?
むしろミスエルテやファンディーナのような危険な香りが。。。。。
⑨アクアミラビリス
底を見せていない度№1がこの馬。新馬の楽勝とエルフィンSの問答無用のキレは周知の通りで、負けたフェアリーSも出負けして押して掛かるという単なる駄騎乗。
今までのクラシックロードの過程全てを飲み込む力を秘めている可能性のある唯一の馬で、鞍上はGⅠハンターミルコ。恐ろしさしか感じません。
⑩フィリアプーラ
荒れた年明けの中山で最内枠を引いた時点で運は無さそうに感じたのですが、好発⇒下げて馬群後方⇒外に持ち出して差し切りという中々の勝ちっぷりを決めたフェアリーSは見事。アクアミラビリスがレースになっていなかったのは残念ですが、着差以上の評価は必要
⑪メイショウメイケイ
力不足
⑫ノーワン
あれのドコが同着なんだと物議を醸したフィリーズレビューの勝ち馬の一頭ですがレースレベルが低いと思われます。
⑬ジュランビル
そのフィリーズレビューで3着では。。。
⑭ビーチサンバ
今週亡くなった名牝ウォッカが桜で背負った⑭番枠で挑むのは阪神JF時点では3強の一角だったビーチサンバ。
近2走でクロノジェネシスとは力差があると見受けられましたが、その場合福永は着を狙ってくるので連紐には必ず入れておきましょう。
⑮ダノンファンタジー
阪神JFを制し、前哨戦のチューリップ賞を楽勝したのに圧倒的一番人気に支持されないなんとも珍しい馬。
明らかに能力がリスグラシュー以下なのに桜花賞では単オッズ1.3~1.4の評価を受けたソウルスターリングに比べれば3倍ならOKと全力投球する方もいるでしょうから恐らく最終的には2.5倍くらいにはなるのかな?
基本的に桜花賞でこの手の王道路線を勝ち切ってきた馬は大崩れしないので、過剰人気していないならむしろ馬券的にはチャンスですね。
⑯シゲルピンクダイヤ
今週の報道では前走は半信半疑の仕上げと言われておりますが、私の見解では前走チューリップ賞は完全に勝負の仕上げに映っておりました。
アレ以上があるのかどうかはパドックを見てからでも遅くはないはずですが、ダノンファンタジーと2着以下には埋められない差を感じます。
⑰レッドアステル
良績のないアネモネS組でルガールカルムに完敗、さらに⑰番枠では。。
⑱プールヴィル
フィリーズレビューでノーワンと初重賞制覇を同着で分け合いましたが、本当の大物でないとクリアできない阪神マイルの大外を引き当ててしまいました。
第79回桜花賞(GⅠ):まとめ
◎ ④クロノジェネシス
〇 ⑮ダノンファンタジー
▲ ⑨アクアミラビリス
△ ⑭ビーチサンバ
△ ⑩フィリアプーラ
◎〇はとてつもなく僅差。▲は全てを飲み込む可能性。△は少し劣るものの馬券的には外せない馬を選びました。
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