こんにちは。先週はなぜか当たり散らかしてたぽぽんです。
最も強さを見せたのはゴールドドリーム、最も美しくレースを運んだのはインティ。軍配は後者にあがりましたが非常に見応えのある一戦でした。
さて2019初GⅠが終わり、いよいよ芝路線の猛者達が続々と始動戦を迎えます。
まずは中山で行われる第93回中山記念(GⅡ)
枠順
なかなかとんでもないメンバーです。一昨年から大阪杯がGⅠ昇格を果たしたことでドバイ前哨戦以外の強豪達もここをステップに選ぶ馬が増えた模様。
①ウインブライト
中山の中距離はとにかく走る。昨年はアエロリットを破る金星を挙げており、今年は前年2着だった金杯も勝利して勢い十分のままGⅠ馬5頭を料理してしまうのか。
少頭数とはいえ開幕週の①番枠が不利に働くことは考えられず、隣にマルターズアポジーが入った事で序盤の進路取りにも僅かに余裕が生まれます。
②マルターズアポジー
当然逃げて展開のカギを握るのはこの馬。往年の力を望むのは少し酷ですが、完全に単騎逃げに持ち込めるメンバー構成で他馬に甘やかされればあれよあれよの一撃も有り得ます。
③ラッキーライラック
昨年は遂にアーモンドアイの牙城を崩せなかったラッキーライラックですがそれでも強い4歳世代の牝馬№2。
秋華賞が全くできてないレースだった事を踏まえると実質9カ月ぶりのレースということになる上に相手がコレだと少々厳しいと思われます。
④シベリアンスパーブ
圏外です。
⑤ディアドラ
リスグラシューと並んで日本が世界に誇る古馬牝馬の世界最強クラス。
ハービンジャーと春秋開幕週の中山の相性の部分があまりピンとこないので軸にはしずらいですが、ドバイへ向けてそこまで無様な競馬はしないはず。
おそらく2~4着かなと。
⑥トルークマクト
単勝1000倍切ったら奇跡だと思います。基本こういう手当目当ての出走は好きではありません。
⑦ステルヴィオ
昨年のスプリングSで後の準二冠馬エポカドーロを撃破した舞台。
この馬自身も秋にマイルチャンピオンシップを制してGⅠ馬の仲間入りを果たしており、今年は更なる飛躍を望んでいるはず。
鉄砲実績も十分で本来逆らう理由は無いのですが、今回は日本人騎手によって初めて同馬の手綱を握る大役を任された丸山元気がどのようなレースを見せるかが予想の上での重要なファクター。
次走に向けて脚を測るのか、勝ちに行くのか。
⑧ハッピーグリン
よくよく考えてみれば地方所属馬でJC7着って大健闘ですよね。
モチベーションも高い事でしょうし、荒れるときはこういう馬が着に食い込んでくるものなのかも知れません。
⑨エポカドーロ
昨年春の時点ではこの馬が最強と目しておりましたので皐月賞→ダービーと美味しい汁を吸わせていただきました。
準三冠馬への野望を胸に秋を迎えましたが神戸新聞杯を出遅れ、菊花賞では距離不向きと不完全燃焼を重ねてしまい世間の評価は急落。
明確な敗因以外の部分で敗れたかどうかが定かではない現状で人気だけはしっかり落ちるのが競馬の面白いところ。
マルターズアポジーという絶好のペースメーカーまでおり展開が向く事は間違いなく、あとは自身との戦いとなります。
⑩スワーヴリチャード
これも展開向きますね。昨年の過剰人気も影を潜めると思われます。
⑪マイネルサージュ
以上の11頭で争われます。
第93回中山記念(GⅡ):まとめ
◎ ⑩スワーヴリチャード
○ ⑨エポカドーロ
▲ ⑤ディアドラ
△ ①ウインブライト
△ ⑦ステルヴィオ
非常に難解な1戦でこの5頭の着順は少し展開のアヤで丸っと変わるでしょう。
ただ展開的に縦長の3~5番手でエポカマークになりそうなスワーヴリチャードが馬券外に飛ぶとはとても思えず軸はコレ。
前が止まらない中、追い込むディアドラとステルヴィオがどこまで迫れるか?
好レースを期待します。
【第93回中山記念(GⅡ)】ここを始動戦に選んだGⅠ馬5頭+ウインブライトの戦いを最後までお読み頂き、ありがとうございました。
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