こんにちは。エングレーバーの素質に完璧に惚れ込んでいるぽぽんです。
今年の三歳牡馬クラシック戦線はサートゥルナーリア一強というのが通説ですが、それに関しては致し方ない面もありますね。
サートゥルナーリアはデビュー三戦全てが超の付く大楽勝で、もう一頭のGⅠ馬であるアドマイヤマーズは同じく無敗とはいえ今一つクラシック向きとは言えない血統背景。
となると現状の二番手候補はニシノデイジーとなりますが、直接対決となったホープフルSがあれでは半年で逆転は難しそう。
京成杯を勝ったラストドラフトもいい馬ですが3番手までの浮上が精一杯ではないでしょうか。
なぜなら今年は二頭が抜けているからです。
枠順
完全に猪突猛進ならぬ猪突盲信モードに入っているので頭鉄板相手探しのレースにしか私の目には映りません。アガラスやヴァンドギャルド推しの方には申し訳ございませんが、素質の格が違うと断言致します。
②エングレーバー
前走の中山平場戦を楽勝。新馬の内容がお世辞にも褒められたモノではなかったため5番人気の低評価でしたが、年に数回あるかないかの勝負レースでした。
運よく新馬のパドックをリアルタイムで見ていたため、GⅠ級であることを知っていたので、デビュー戦で小さな課題として浮上したスタートを決めた時点であとは何馬身突き放すかという感じで見ていました。単勝11倍の馬をです。
新馬→500万と連勝を飾ったものの、いずれも勝ち方がパッとしたものではなくタイムも平凡なため、初の重賞挑戦となる今回のきさらぎ賞ではまだ3~4番人気程度ですが、ここは通過点に過ぎないと言っておきます。
とツイートしたものの、ニシノデイジーと好勝負した馬やディープ産駒の素質馬もチラホラいるので4.5倍の2番人気くらいが妥当なところというのが本心でした。
まさか6倍も付くとは(8:30現在)
あくまで競馬に絶対はありませんので100%勝つとは言えません。
父オルフェーヴルが阪神大賞典でやらかしたように1000回走って999回勝つような場合でもその奇跡の1回が現実の結果として記録されるのが競馬です。
オルフェーヴルは1.1倍でしたがエングレーバーは6倍。
せいぜい5回に1回勝てばいいワケですので美味しくなくなるまで買い続けるに決まってますよそんなもん。
既に抜けていた皐月賞で10.8倍付いたお父様同様、ご子息にも有難くおこぼれ頂戴致します。
⑦アガラス
エングレーバー以外の馬など最早どうでもいいのですが、それでは記事にならないのでまずはニシノデイジーと鼻差の好勝負をしたこの馬から。
いうまでもなく昨秋の東スポ杯2歳Sはハイレベルの一戦であり、実際今回の1~2番人気にその2~3着馬が推されているのは不思議な事ではありません。
新馬でシークレットランを悠々退け、東スポ杯で2着なら仮想ニシノデイジーという意味でも軽視はできない存在です。
なお大衆紙では前走出遅れとなってますが別に出遅れていません。
②ヴァンドギャルド
前走ホープフルSでは直線ドン詰まり協会に入会してしまい終戦も、最後は気合いで少し追い上げて水準以上の能力は見せたヴァンドギャルド。
この馬の気性と体型からベストはマイルまでというのが私の評価なので距離適性に疑問符が付きます。
たとえ今回こなしたとしてもいずれ必ず距離に限界を感じる日が来るのでここは覚えておいてくださいね。
④ダノンチェイサー
これもまだそれほど評価は高くないのか、東スポ杯組の評価が相当高いのか判断が微妙な人気。
まだ未完成ながらもマイネルウィルトスやスイープセレリタスといった上級馬を相手にキッチリ競り勝つあたりに重賞級の高い素質を感じられます。
この馬こそ今回が試金石と言うべき最たる馬ですが、ディープ産駒でもあり今年は粒揃いのダノン一派という面では人気沸騰前の今は買い時かと思います。
⑧メイショウテンゲン
母メイショウベルーガでのGⅠ制覇はなりませんでしたが、その母と同じ厩舎と主戦騎手の親子タッグでいつの日かGⅠ獲りをと目論むメイショウテンゲン。
武豊・幸四郎兄弟に対してもですが、そういう人情味溢れる人選をされるあたり、馬主の松本好雄さんはさぞかし素敵な方なんだろうなと想像がつきます。
レース振りもそうですがとにかく大味な馬なので全幅の信頼は置き辛いですが、応援し続けたくなる馬ですね。
第59回きさらぎ賞(GⅢ):まとめ
◎ ②エングレーバー
○ ④ダノンチェイサー
▲ ⑦アガラス
△ ⑧メイショウテンゲン
エングレーバーよ。お前が妥当サートゥルナーリアの筆頭格だと証明して来るのだ。
【第59回きさらぎ賞(GⅢ)】大器エングレーバーが無傷の3連勝でクラシック戦線の対抗馬へ浮上する
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