【第38回根岸ステークス（GⅢ）：展望】追い切りと考察

1/28㈰に東京競馬場ダート1400ｍで行われる第38回根岸ステークス（GⅢ）の追い切りと考察。

当レースで存在感を見せれば、その後のGIやJpnIでの活躍を約束されると言っても過言ではないほどの図太いメンツが過去の好走馬には名を連ねる。

昨年はここをステップにレモンポップが飛躍を遂げたが、彼は現在JRA統一どころか世界制覇をも視野に入るような馬へと化けている。

さて、今年のメンバーにも化け物は混在しているのだろうか。

引用：競馬ラボ

追い切りと考察

①アイオライト

美浦坂　ｄ　強めに追って標準よりやや遅め。

行くしかない枠。
ヘリオスやエンペラーワケアなど同型が厄介。

②ヘリオス

ｃｗ　ｄ　単走長めから相当ソフト。

先週に水準の時計を出しており無理はしていない。
フェブラリーＳで勝負になるとは陣営も思っていないハズ。
地方交流戦の叩きの気配。
前が流れる事が予想され、この馬も②では行くしかない。
確実に向かない展開。
武豊忖度を使う舞台には思えない。

③フルム

坂　ｃ　馬なりで軽快な脚捌き。好調。

アルファマム相手だとかなり分が悪い。
前は流れるはずなので巧く差し脚を活かせれば。
水口。やれんのか？

➃ライラボンド

ｗ　ｄ　そこそこ追うも平凡。

ローカルリステッドでカスリもしない馬が通用するレースではない。

⑤ベルダーイメル

映像無し

栗東坂路で一応の時計は出ているが、一本だけで心許ない。
60㎏でのGCC好走が取り沙汰されるがアレは1600ｍの不良。
まず来ないとは思うが、追い込みに向くレースなので抑えるか迷うところ。

⑥シャマル

坂　ｄ　半年ぶりで当週ズコズコに追う。

まぁ普通に考えれば急仕上げ。
実戦で言えば8カ月ぶり。
潜在能力はGIを取れるものを持つ。

⑦エンペラーワケア

坂　ｃ　少し促す程度であまり進みは良くないが…

先週先々週とバチバチに好時計マーク。
ヘンリーは強いが、完敗したのは気になる所。
前に行く馬は多数おり、乱されないか一抹の不安。
長い直線がマッチするとは到底思えない。
即ち頭があるともとても思えない。
いっそ切ろうか？

⑧ピアシック

坂　ｃ　元気に登坂も衰えは隠せない近走。

おそらく今回もドン尻から行ってどこまでといった所。

⑨エクロジャイト

坂　ｄ　ビッシリ追ってラストは良いが全体が温い。

北村からのチェンジは大部分が有効。
でもさすがにここで好走するとあまりにも北村が可哀想。
ちょっと気合い入れて乱ペースにしてこい武史。

⑩サンライズフレイム

坂　ｃ+　気合い入れて好時計。

底を見せていない。
但し時計の裏付けに乏しい。
負かした相手も微妙っちゃ微妙。
康太が乗って5連勝でここ突破なら掌返し待ったなし。
これが届く展開なら前にアルファマムがいそう。
一枚上のギアを披露できるか否か。それだけ。

⑪パライバトルマリン

ｗ　ｃ　ジッと我慢も及第点の出来にはある。

2戦目の太目で蹴飛ばして以降はボチボチ世話になっている馬。
それなりの強敵相手に走って来ており格落ち感はない。
うーん。これも前目行くのか。

⑫タガノビューティー

坂　ｃ　バチバチに鞭まで入れて隣の馬なり併走馬に遊ばれる。

その併走馬（マイネルカーライル）は土曜小倉で4人気1着。見逃した。
この馬自体の動きが悪いというわけではない。
とはいえ完璧仕上げにはなっていない。
若干距離に融通性が出たのは逆に気になる所。
去年は圧倒的に応援したが4着で死ねた。
さすがに昨年よりはメンツが落ちるが4.2倍で頭買う馬か？

⑬オマツリオトコ

ｗ　ｃ　ふつう

現4歳世代。特にダートは低レベルの噂が絶えない。
末脚自慢の割に東京で好走歴無し。

⑭アルファマム

坂　ｃ+　やんわり乗ってもそれなりの時計を出す。

乗り込みは足りており、2カ月ぶりでも力は出せるだろう。
前走叩き出した上がり34.7はなかなかの鬼畜時計。
ザックリ計算だと4角で前と10馬身以内なら十分捕まえられる。
俺の天敵アキラ。

⑮ケンシンコウ

美浦坂　ｄ　結構気合を入れているがとんでもなく遅い。

明らかに途上で無理。

⑯アームズレイン

坂　ｃ　持ったまま好時計。短距離適性に納得。

200ｍの距離延長をこなすか否か。
逃げ馬2～3頭置いて、少し後ろで巧く運べれば。
共に逃げたら爆沈待ったなし。

好調教馬

ｃ+　⑭アルファマム　⑩サンライズフレイム

まとめ

- 稽古単体で言えば⑩サンライズが最上位。
- 前が流れる展開でアルファマムの豪脚が炸裂する公算大。
- 問題は鞍上のアキラさん。
- 相手も全て差し追い込み馬に決め打ち。
- 単勝が厚め。
- ◎⑭〇⑩▲⑫△③
- 人気全く無ければ⑯⑤も組み込みたいところ。
- いつもの↓