【第29回シルクロードステークス(GⅢ):展望】追い切りと考察

重賞展望

1/28に京都競馬場芝1200mで行われる第29回シルクロードステークス(GⅢ)の追い切りと考察。

この時期に行われるハンデGⅢとはいえ、勝ち馬にはGI級がゴロゴロ。

スタートや僅かな展開のズレを補正出来ない短距離戦の特性上、凄まじく堅い決着を望むにはリスクが生じて来るが、私は性懲りもなく現役最強スプリンターを買うことになるだろう。

高松宮記念を2か月後に控えるが、来月勇退する安田師のため、少し早く万全な状態に仕上げたアグリにこのメンバーでの敗北は許されない。

京都競馬場

引用:競馬ラボ

追い切りと考察

①カイザーメランジェ

w c 馬なりで上々。この馬なりに順調。

  • 忖度疑惑のある天皇賞当日の勝利。(馬名が皇帝)
  • 他のレースでは完全にピークアウトの競馬しかしていない。
②リバーラ

w d 馬体に成長が見られない。

  • 現状だと2歳までの早熟スプリンター説が濃厚。
③ホープフルサイン

美浦坂 c この馬なりに順調

  • いつ走るか読めない馬なので展開次第。
  • ほぼ互角のカネサアルーダがここにいても通用しないだろう。
➃ルガル

坂 c+ 全くの馬なりで高速回転の脚捌きでラスト23.7-11.4。

  • 1週前2週前も余裕で好時計マーク。
  • 好調維持に疑いの余地はない。
  • アグリより遥かに好枠。
  • 目立つ子なので若干ハンデ57.5㎏は見込まれた。
⑤エターナルタイム

w c 気分を損ねぬようソフトに馬なりで流す。

  • 富士Sは圏内突入可能な出来だったがハイペースに巻き込まれて垂れる。
  • 1週前2週前と順調な追切を消化しており、9分以上はある。
  • 初のスプリント、初の関西遠征と不安要素は存在。
  • こういう馬に限って好枠。
  • しかも微妙な馬なら3着に滑り込ませるルメール。
⑥サトノラムセス

映像無し

  • 持ち時計はある。
  • ここまで来るとさすがに狙い過ぎになる模様。
⑦ジューンオレンジ

坂 c 馬なりで静かな仕上げ。

  • 勝った後も順調に乗り込んで来ており力は出せる。
  • 爆速決着になりそうにない今の京都なら連下までは十分ある。
⑧ディヴィナシオン

坂 d 一杯も足の運びが重苦しく。

  • 突発的に怒濤の追い込みを見せるので穴党に大人気の馬。
  • 今回は状態面も含み、厳しい。
⑨サンライズロナウド

映像無し

  • ポリキャンターとプールの子。
  • 中距離より短めが合っていた模様。
  • 今回は同厩アグリのペースと進路を作る役回りの公算大。
  • じゃなきゃここで1200mは使わず、1400m~1600mの番組を選ぶはず。
  • ですよねノリさん…。
⑩カワキタレブリー

坂 c やや馬体がこじんまりも動き自体は普通。

  • 近走はかつての勢いが消え失せており、今回も厳しい。
⑪サンライズオネスト

坂 c+ 仕掛けると鋭く反応し上々の伸び。

  • ラピスラズリSは少しかかり、直線少し窮屈。
  • 前走は勝ち馬と同じ脚色で小差。
  • 高速馬場対応出来るが、キレ味より持続性のある脚タイプで今の京都は〇。
  • 年末から毎週坂路51秒台を計時しており状態文句無し。
  • 12番人気なら買い一択。
⑫メイショウソラフネ

坂 c ほぼ馬なりで自分から進んで行く。好調。

  • 長岡京Sがなかなか良い勝ち上がりでスワンSは穴候補。
  • ハイペの番手でそこは沈む。
  • 淀短距離Sで当たり前のように中穴で絡む。
  • 大河で重賞で56㎏…。
  • 買えても下位ヒモまでか。
⑬アグリ

坂 A 一週前にキッチリ仕上げて当週軽め。

  • セントウルSを完調手前で無理な追い込みのレースをしたためその後なかなか仕上がり切らなかった。
  • 安田隆行調教師勇退のため、高松宮記念前に完調へ。
  • 枠は不具合の部類。
  • まともならまず負けない。
⑭テイエムスパーダ

坂 d 一杯に追って普通の時計。

  • 先週もバチバチ追っているがしっかりした時計は今週先週のみ。
  • 3か月ぶり。
  • つまり急仕上げ。
  • 高速馬場に抜群の適性を持つ。
  • 今の京都はこの娘には気の毒か。
⑮バースクライ

cw c+ ガッツリ抑えながらも躍動感あるフォームで〇。

  • 牧場で乗り込みが足りているのか帰厩後すぐに好時計マーク。
  • 来れて当然のチューリップ賞で地獄を見せられた。
  • 3連勝のOP入りも基本的には当然。
  • 枠と気性がなかなかの強敵。
⑯トゥラヴェスーラ

坂 c 元気は十分で軽快な動き。

  • 9歳馬が58㎏のトップハンデを背負う上にまなみでゴミ枠。
  • 絶望的に減点材料が豊富。
⑰オタルエバー

坂 c 強めで好時計。終いも止まっていない。

  • 2歳時からいつでも重賞を勝てる素質を見せながら、ようやくの本格化。
  • 今回もチャンスはあるが、この枠は正直痛恨。
⑱ショウナンハクラク

坂 c しっかり仕掛けてしっかり応える。

  • 京阪杯は調教一回休む。
  • 前走は巧く運んだが最後は脚色が一緒に。
  • 京阪杯の体調面を考慮するとOPでもやれる下地は見せている。
  • ガチでドブ枠。
  • ここ枠負けして人気落とした次が狙い目か。

好調教馬

A ⑬アグリ

c+ ➃ルガル ⑮バースクライ ⑫サンライズオネスト

まとめ

    • 上記4頭のデキに疑いの余地はない。
    • アグリが安田さんに華を持たせられるかが焦点。
    • そのためにサンライズロナウドを用意(多分)
    • 好位付の人気馬も多く、前残りの穴馬は厳しい。
    • つまり穴候補は追い込み系。
    • ◎⑬〇④▲⑮△⑪ 
    • ヒモ荒れはなんでもあり。好きなの買いましょう。
    • いつもの↓


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ぽぽん

【競馬歴】ミホシンザンが春天を制した日に父に東京競馬場に連れて行かれてから36年。初恋はダイナアクトレス。
【卒論】ヘイルトゥリーズン系の今後
【職歴】大学卒業後大手飲料メーカーに就職も博打の方が数倍割がいいので退職。4号機時代を全力で堪能したあとは体力の限界で引退。心を入れ替えて会社員に戻るも超つまんないので2022年に起業。
【お住まい】千葉県の農地

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