12/3㈰に中京競馬場ダート1800mで行われる第24回チャンピオンズカップ(GI)の追い切りと考察。
2月のフェブラリーS(GI)を完勝し、2023年JRAダートGI両獲りを目論むレモンポップは秋初戦の南部杯を2秒差の爆勝。今回は初の1800m、初の周回コース、不利な大外と嫌う材料がてんこ盛りで、穴党にとっては僥倖と言えるのだろう。
また、みやこS(GⅢ)で信じ難いレースを披露した無敗馬セラフィックコールにしても、粗削りにもほどがあるレースぶりには常に不安が付きまとう。
こんなことはアホでも分かるので、比較的どこから狙っても「えっ。こんなもんなの?」という感じの渋いオッズが出来上がるのではなかろうか。
ともあれ、まずは当たらない事には始まらない。
いつも通り稽古の状況と能力値を測る作業を始める。
引用:競馬ラボ
追い切りと考察
①メイクアリープ
cw c しっかり負荷をかける。順調
- レースは巧いがワンパンチ足りない現状でこのメンツと戦えるのか?
②メイショウハリオ
cw c 2週続けて結構がっつりやっているが、遅い。
- 追い出しても馬なりの併走馬とせいぜい同等。
- 仕上がりは疑問符しか付かない。
- フェブラリーS以降の覚醒っぷりは並ではない。
- 前走は新・大井の罠か、それとも仕上がり途上だったからか。
- 今回は先行系多く、緩い流れにはならない点は+。
③ジオグリフ
w c トビが大きくダイナミックなフォーム。順調。
- 『イクイノックスに勝利した馬』という肩書きを持つ。
- そもそもこの馬ダート合ってるの?
- お試し期間中なのかな?
- 稽古の動きを見ればわかるだろうが、近走の不振は衰えによるものではない。
④テーオーケインズ
坂 c 先週はcwで上々。当週は馬なりでサッと。
- さすがに2年前の力は無い。
- とはいえそこまで大きく衰えているか?
- 元々走りにムラのある馬。
- 得意舞台で絶好枠。
- 昨年はゴール前で横を向く大粗相。
- 今回で引退か?大賞典まであるのか?
⑤ドゥラエレーデ
坂 c ムルザバエフが乗ってぼちぼち促すが平凡。
- ダートでも走れる芝GI馬。
- デビュー前は稽古で滅茶苦茶動く馬だった。
- その面では違う馬になっているのは間違いない。
⑥グロリアムンディ
cw c がっつり追うが馬なりの併走にも追い付けない。
- まだ仕上がり途上。
- ただしタイムは悪くない。
- 併走馬はゴールドハイヤー。
- ルメを単勝50倍クラスで買える時はなかなか無い。
- 去年2番人気でレースにほぼ不参加のナメた馬。
- 勝ち切る力は『ある』
- 普通に考えればここを叩いて次の大賞典が狙い目。
⑦ウィルソンテソーロ
美浦坂 d 少し馬に疲れが見える。
- 今年はコンスタントに使って十分な成績を挙げたがそろそろ疲れたか。
- とことんまで馬なりの追い切りのみ。
- シビアに言うが、原くんを乗せてる時点で勝負度合いも薄い。
⑧アーテルアストレア
坂 d ガチ追い。伸びず。
- 条件戦でも人気にならなかったが重賞勝ちまでは既定路線。
- さすがに今回は相手が揃った。
- それでも流れる展開なら夢を見たくなる馬。
⑨クラウンプライド
坂 c 坂の登り始めから全ツ追いで最後垂れる。
- 全体時計が速いので注目を集めるが、これは①急仕上げ、②もしくはメイチの二択。
- 先週も一杯なところをみると恐らく「急」の方か。
- 当週はサッと流して好時計。てのが程よいのよ。
- レースセンス抜群で器用貧乏なため勝ち切れない面がある。
⑩ノットゥルノ
坂 c 馬なりで好時計。状態は良い。
- 絶望的に左回りが向かない馬であることが昨年の調教映像からバレている。
- 故に左回りでは絶対に買わないと既にお伝えしてある。
- 350倍。。。この状態ならとても買いたくなる。
- 馬が変化しているかもしれないだろ?
⑪ハギノアレグリアス
坂 c 気合いを付けビッシリ負荷をかける。
- なんでそれで馬なりの2歳未出走馬(シャリティ)と併入してんだよ?
- 来週12/10の阪神新馬1600mで出走予定↑
- アイコンテーラーに勝ったシリウスSは好枠⑮+団野の早仕掛けによる部分も。
- 6歳暮れでこれ以上強くなるのか?っていうことを考えると、これまで戦って来た相手関係からどこまでやれるかの上限も比較的決まっている。
- 俺には買えない馬。
⑫セラフィックコール
cw c+ 折り合い重視でラストだけひと追い。1週前は流し。
- 無敗のまま戴冠ならクリソベリル以来2頭目の快挙。
- 出遅れ癖に道中おっつけ通しなど課題盛りだくさん。
- 前走は勝って当然のメンバー。
- 全てを黙らせるような勝ちっぷり。
- 今回は流れるメンバーで展開利有り。
- どうせ後ろからだし、この枠でも毛嫌いしないでも良い。
⑬ケイアイシェルビー
坂 c バッキバキに追ってやる気は十分。
- 意地でも逃げるはず。
- 能力的には足りない。
- やることはやってほしい。
- こんなのが控えたら世も末。
⑭アイコンテーラー
cw c+ ほぼ馬なりでラストチョイ気合い。
- cwで→79.6-65.5-51.1-36.4-12.1。
- 一週前はcw→80.7-65.8-50.9-36.0-11.3
- 状態は万全。
- ヤバい程のダート適性が新潟の一戦で即バレ。
- あっという間にGI馬。
- 今回は前の争いが激しい上に⑭。どうこなすか。
- モレイラだけに枠不利を瞬殺する可能性はある。
⑮レモンポップ
w c+ 全くの馬なりで好時計。
- 1800の距離不安などどうでもいい話。
- 距離に関しては間違いなくこなす。
- 1強評価すら可能だった馬。
- 前に行く馬が揃った上に不利枠⑮。
- 多分道中は各方面からイジめられるが瑠星はそれらを跳ね除けることが出来るのか。
好調教馬
c+ アイコンテーラー レモンポップ セラフィックコール
全部外枠なのが舐めてる。なにこれ?
まとめ
-
- 先行馬多くそこそこ流れ、力の無い順に脱落するレース。
- 地力に劣る馬に出番は無い。
- c+の馬は全て試練枠を引いた。
- スマートな競馬で⑮が勝つか、粗削りな競馬で⑫が勝つか。
- はたまた⑭愛子ンテーラー様22歳ゾロ目か。
- ②ハリオはデキは今一つだが展開が向くため買わざるを得ない。
- ケイコ良い馬は買いたいが、前行く馬は買いたくない葛藤。
- 基本的に差し・追い込み馬から組み立てる。
- いつもの↓
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