9/24㈰に阪神競馬場芝2400mで行われる第71回神戸新聞杯(GⅡ)の追い切りと考察。
3着までに優先出走権の与えられる菊花賞トライアル。
瞬発力に自信のあるメンツが揃ったので仕掛けどころが重要となるが、普通にスローを想定すれば前残りを警戒するのが常。人気的に妙味のある馬も居る。
引用:競馬ラボ
追い切りと考察
①サスツルギ
cw c 首を上げ、集中し切れていない様子。
- 中間も速い時計無く、まだ仕上がり途上。
- これまでのレースから素質は感じるが良くなるのはまだ先。
②ショウナンバシット
cw c+ 抑えたままで好時計の2歳評判馬を軽々ヒネる。
- 確実に絶好調。
- 皐月は極悪道を敢えて進んで健闘。
- ダービーはそれが響いたか12㎏減で大敗。
- 阪神は好位を取れる相性の良い競馬場。
- すみれSは菊優勝候補であるスタミナの化身に屈した。実質勝ち。
- スローの瞬発力勝負の『瞬発力』の部分にみんな目を奪われている。
- スローなら好位取れた方がいい。それが可能な人気薄。
③サトノグランツ
坂 c ゆったりだが乗り込まれており、最終追いであらかた整う。
- 相手関係に恵まれた部分はあるが、阪神は好相性。
- 速い上がりも持ち合わせている。
- なんだかんだいっても川田。
④ロードデルレイ
cw d 単走で終いだけ気合い。
- 480㎏ある割には若干華奢に見える。
- 来年はより良くなりそうだが、現時点での完成度はどうか。
- 少頭数の新潟外回り2000mという力量の舞台でガチ接戦したのはシーウィザード。
- シーウィザードは世代トップクラスに全く歯が立たない馬。
- 無敗で人気。
- 今回は激鴨扱い。
⑤バールデュヴァン
坂 c そこそこやる気にさせる上手な追い切り。この助手さんは巧い。
- と思ったらフルキチ。引退後はいろんな厩舎から引っ張りダコだろうな。
- なお、買い材料には乏しい模様。
⑥サヴォーナ
坂 c 強め。しっかりやってはいるが動きは並。
- スキルヴィングには大敗。サトノグランツにはチョイ負け。
- 単純計算だとハーツコンチェルトのチョイ下くらいか。
- ひたすら長い距離を使って来ているので菊への想いはあるはず。
- かといって頭まであるか?と聞かれても『無いだろね』と答える。
⑦ファントムシーフ
坂 c+ ガッツリ一杯に追ってフィニッシュ。取りに来た。
- 1週前はcwで80.4-65.7-51.0-36.3-11.2。
- 能力最上位。
- 怖いのは武のミス、もしくは他馬の成長力。
- 神戸新聞杯の勝ち馬はほぼ皐月賞かダービーの馬券内実績あり。
- 今年の該当は本馬とハーツコンチェルト。
- リアファルがいたら知らん。
⑧マイネルラウレア
坂 c ビコビコに追って未勝利馬(タガノデュード)に遊ばれるが、さすがに全体時計は速い。
- そのタガノデュードは23㈯の未勝利で2着(4人気)まで。
- 調教内容からみると、もしかしたら距離短縮で何かが起こるかも。
- 多分今回も届かない。
⑨ビキニボーイ
映像無し
- cwで先週一杯、今週も一杯。
- とりあえず手を出す材料はない。
⑩ナイトインロンドン
cw c 強め好時計。反応はややズブめ。
- 完歩が大きく緩やかで、いかにも長距離が適した走法。
- 反面反応の鈍さはやや気になる所。
- ディープボンドの後継者になれる可能性は秘めている。
- 瞬発力には不安有り。
⑪シーズンリッチ
cw c 強めで最後まで。古馬OPに先着なら上々。
- 共同通信杯では世代上位にまったく歯が立たず。
- 前に居てのダービー7着は数字ほどの価値を見出せない。
⑫スマートファントム
坂 c ガチガチに追うが最後までは伸びきれず。
- やる気は感じるのでこれはこれでいい。
- ウィズユアドリームに3馬身半負けてるのはテンの遅さがあるにしても負け過ぎ。
- しかも相手は逃げ、こちらは最後方でほぼ同じ上がりは不満。
- 一線級相手では出脚の悪さは解消したい弱点。
⑬ハーツコンチェルト
cw d 促すも、チンタラした走り。
- 菊花賞に絶対出てやるぞ!という気概は全く感じなかった。
- むしろ好走歴のある東京のアルゼンチン共和国杯(GⅡ)でも全然いいワケで。
- そもそも関東馬である彼がココに出て来るのは前週のセントライト記念で強敵から逃げたか、もしくは調整不足で1週遅らせたかという事。
- どちらにしても好材料ではない。
- しかも大外で1番人気。
- 来たらしょうがない筆頭。
好調教馬
c+ ファントムシーフ ショウナンバシット
明かな好調教馬はこの2頭。少し離れてサトノグランツ。
まとめ
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- 2頭立て+1。あれこれ買わないでいい。割り切れ。
- 武とミルコだけに大ポカは想定しておこう。
- いつもの↓
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