【第73回セントライト記念(GⅡ)】初重賞or雨に泣く 主役エングレーバーの運命は?

重賞展望

こんにちは。昨日のローズSは能力上位の簡単な結末でした。

ウィクトーリアは動きは重かったのに馬体はデキていましたね。

前売りで買ってしまっていたので時既に遅しで馬連・ワイドのド本線的中のみとなっていまいました。

さて、今日は第73回セントライト記念(GⅡ)

一頭ブチ抜けてGⅠ級が格上挑戦となりますね。もちろん⑨エングレーバーの事。

 

 

 

 

 

 

枠順

フルゲート18頭が揃う泥田での一戦。良馬場なら一強ですが、見事に混沌としています。

 

 

 

 

 

⑨エングレーバー

最近で言えばゴールドドリームとリスグラシューですが、私が完璧に惚れ込んだ馬は途中いかなるスランプがあろうともまともに成長すれば必ずGⅠ馬になります。

ディープインパクトやサンデーサイレンスの超良血が新馬を圧勝した程度でGⅠ級と浮かれるミーハー感覚ではなく以下の3点を重要視しています。

  • 馬体の美しさから内蔵する潜在能力
  • 一流の走法
  • 人気沸騰しない事

つまりディープインパクトやエルコンドルパサー等の世界最強級とあっさりバレる仔達は早々と私の手から離れる事になります。今年で言えば2000mまではバブルガムフェローのサートゥルナーリアですね。

リスが世代最強牝馬だと2歳時から苦渋を舐め、ゴールドドリームがダート最強だとチャンピオンズカップ2年越しの頭勝負に行くように、成長力を見る目が少々足りないのは残念ですね。

話は戻ってエングレーバーの事ですが、2戦目の中山(5番人気大草原)で手綱を取った藤岡佑介が再度騎乗。

楽勝だった事もあり、次走きさらぎ賞(GⅢ)と連続騎乗でしたがここはソエの影響と泥田馬場に完璧にやる気を削がれたようで大惨敗。

最大の問題はセントライト記念当日がひたすら雨な事で、きさらぎ賞の敗因がソエだけだった場合、痛さを耐えながら走った泥田にトラウマを抱えていたら大変よろしくない。

おそらく陣営は誰が乗っても権利は取れると見越しての東上でしょうし、この馬をデビューから見続けているファンは、ここでまともに走れば菊で強力外人にスイッチして一番人気すら有り得ると思っているはず。

敵は他馬ではなく馬場と天気。そのクラスの馬です。

 

 

 

 

 

⑧リオンリオン

上位人気は拮抗していますが13時の時点で一番人気。

内がボコボコになりつつある中エングレーバーにあっさり捕まる事を考えれば切り以外の選択肢がありません。

青葉賞は展開ドンピシャなので対抗評価にしましたが、どう見てもランフォザローゼスより力が上とは思えません。

二週連続横山ノリちゃん一人旅を狙う方はお気を付けて。

 

 

 

 

 

①ザダル

エングレーバー以外の先行馬は深海に沈んだプリンシパルSで展開利を生かして差し切ったザダルは現在二番人気。

差し切ったのはエングレーバーより遥かに恵まれた展開利によるものですが、馬群をこじ開けた勝負根性と、1強のレースを2頭立てにしたことは評価に値します。

 

 

 

 

 

②サトノルークス

今回と同距離のすみれSの勝ち馬。

戦績を見ると関東輸送がどうかというところですが直前の動きは悪くありません。

 

 

 

 

 

⑦オセアグレイト

野中を背にこれだけ馬券に絡み続けるのなら能力はありそうで重実績もありますが、春の実績馬と比べても人気になり過ぎ。

皐月賞のエポカドーロ戸崎のような乗り方ができれば浮上ですがアレを求められるかは懐疑的。

 

 

 

 

 

⑩サトノラディウス

それほど弱い馬ではないはずですが重馬場がどうか。

 

 

 

 

 

⑫ニシノデイジー

来年には周知されると思われますが、昨年の東スポ杯の上位3頭は全てマイラー。

だからこそダービーの5着は4着サートゥルナーリアと同様、地力の高さだけで掲示板を確保したことが衝撃的でした。

ここを地力の高さで好勝負すれば菊で上位人気に支持されることは確実で、菊では100%買うつもりがないのでここでも買いません。

やられるとしたら地力の高さだけ。

アドマイヤマックスのパターンですね。

 

 

 

 

 

⑮タガノディアマンテ

例年好走する皐月賞上位馬は今回この馬だけ。

鞍上田辺は展開と枠順利で確勝級だった昨年からの連覇を狙います。

重馬場もこなしているしこれを軸に据える人も多そうです。

 

 

 

 

 

 

⑯ルヴォルグ

常に人気が先行していた馬ですが前走を見る限りでは少しは馬に中身が入った模様。

ただこの馬は枠運が少し足りないですね。

中枠に入ってたらかなり勝負に出たいところですがルメールがどこまで不運を埋められるかがカギ。

 

 

 

 

 

⑱ランフォザローゼス

どこをどう見てもリオンリオンより能力値は高いですがあちらは1番人気でコチラは約10番人気。

福永は午前中の未勝利で勝ち馬からスタート直後に落馬していましたが落馬の仕方がとてつもなく上手でしたのでここは問題なく騎乗。

大外の不運を払拭出来ているかも知れませんし、昨日ローズSを勝った川田も新馬二鞍を1.2番人気でどちらもシンガリに沈めて悪運を振り払っていました。

他の上位人気はほとんど休み明けということもあり、古馬相手の無謀な叩き台が生きれば侮れない一頭となりそうです。

 

 

 

 

 

第73回セントライト記念(GⅡ):まとめ

◎ ⑨エングレーバー

○ ①ザダル

▲ ⑯ルヴォルグ

△ ②サトノルークス

△ ⑱ランフォザローゼス

△ ⑩サトノラディウス

 

将来の王者の先物買いです。笑いたい人は笑って結構ですよ。

 

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ぽぽん

【競馬歴】ミホシンザンが春天を制した日に父に東京競馬場に連れて行かれてから36年。初恋はダイナアクトレス。
【卒論】ヘイルトゥリーズン系の今後
【職歴】大学卒業後大手飲料メーカーに就職も博打の方が数倍割がいいので退職。4号機時代を全力で堪能したあとは体力の限界で引退。心を入れ替えて会社員に戻るも超つまんないので2022年に起業。
【お住まい】千葉県の農地

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