チューリップ賞
3/4㈯に阪神競馬場で行われる第30回チューリップ賞の追い切りと考察。
過去6年は前走阪神JF(GI)からの直行組が6連覇中のチューリップ賞だが今年の該当馬は⑧ドゥーラ唯1頭。近年は本番の超有力馬はステップを挟まない傾向にあるので仕方ないことではあるが、GⅡレベルのレースで毎回小粒感が漂い、波乱含みになるのもどうにかならないものか。
引用:競馬ラボ
それでは追い切り内容を踏まえて考察をしていこう。
追い切りと考察
①アンリーロード
坂 c 1週前cwでしっかり追っており今週は流す程度。
- 新馬戦はライトクオンタムに完敗の2着。3着以下低レベル。
- 2戦目は勝つには勝ったが相手関係、レース内容共に微妙。
- 中間は動けているので穴としてなら買える。
②キタウイング
cw d 2週連続で超軽め。舐めプ鉄板の叩き台。
- フェアリーSは後方有利の展開利。杉原も神騎乗。
- 但しアレは低レベル戦。
- 重賞2勝馬が未勝利勝ち直後の馬達と同斤は有利。
- 好枠と見せかけてインで詰まる予感。
- 人気落としてから買いたい。
③ルミノメテオール
美浦坂 c 1週前に坂路で52.7。当週は舌を出して集中し切れてない様子だが馬体の張りは上々。
- 関東馬で左回り1400mの経験しかない。
- 権利取らないと現状は桜花賞に出れない。
- 2連勝の内容は悪くなく、特につわぶき賞は行き場を無くしてから極上のキレを発揮。能力はここでも全然足りる。
- 440㎏からの輸送減りはやはり怖いので直前まで見てから。
④エクローサ
映像無し -
- 新馬勝ちは14人気で観衆の度肝を抜いたがメンバーレベル、タイム共に平凡。
- 評価項目が少な過ぎて何とも言えず見送り。
⑤ダルエスサラーム
坂 c 単走馬なり。ぼちぼち。1週前の坂路はぼちぼち以下。
- レースセンス高く、好位に付けれて速い脚も使える。
- つわぶき賞はメンバーレベル高いが、ここを勝ててないのが実は痛い。
- なので紅梅Sは余計な一戦。バースクライの出遅れとイーガンの手腕に救われる。
- Ⅼ勝ちで賞金に余裕。2か月の休みでここは叩き。
⑥レミージュ
坂 c 1週前にcwで水準の時計。重心の低いフォームは好感だがこういう馬は大部分がマイルは短いので1800m以上を使ってきたことに改めて納得。当週は馬なりで流すだけ。
- 既に大穴製造機として認知されてる凄い娘。
- 新馬はノリのヤラズ。
- きさらぎ賞は出遅れマクリ逃げ。さすがに通用せず。
- 好枠で逃げれればまた穴もあるがモズにはスピード負けする。
- マクリやってもきさらぎ賞の二の舞。
⑦マラキナイア
坂 c 併走相手が全く走っていない。このこは至って普通。
- アルテミスSは掲示板確保もハイペース逃げで3着に粘ったアリスヴェリテより内容は薄い。
- 馬格の無い馬にあの時期の2度の関東遠征は酷。
- 恐らく今は馬体の成長を促している時期。
- 本気度もさほど感じられず静観が妥当か。
⑧ドゥーラ
坂 c+ 当週は終いを見る追い切り。1週前で臨戦態勢整う。
- 世代の「ミス上がり最速」
- スタート次第でちゃっかり好位も取れる。
- 権利持ってるくせにここを獲りに来てる。
- 蹴飛ばす気満々だったのに中間確認後に迷いが生じてる。
⑨モズメイメイ
坂 c+ ほぼ馬なりで51.0-37.2-24.6-12.3の快走。
- スピードタイプでオークスには出て来ない。
- つわぶき賞は国分の教育騎乗。行きたがる素振りを封じ込めての3着。
- ベストはおそらく1400mまでだがなんとかなっている。
- スピードが違うのでまず逃げるのはコレ。
- 追走組も速いのやゴリゴリ系がいないため単騎のスロー~ミドル。
- こぶし賞のチンタラ逃げの再現なら勝ちまで。
⑩アリスヴェルテ
坂 c 強め。ギリギリか。
- アルテミスSは好内容だが続く2戦が案外。
- 特に前走はだらしなさ過ぎる。-10㎏が要因かは定かでないが気になる事象。
- ただ、強く追ってはいるのでさすがに戻して来ているはず。
- 当日の馬体重は要注意。
- モズメイメイとの争い激化したら共倒れの危険有り。
⑪バースクライ
cw c+ ほぼ馬なりで終い54.1-37.1-11.0。
- 新馬戦はドスローを瞬発力だけで片付ける。重賞級。
- 2戦目は好デキも出遅れの分届かず。
- 能力信じて慌てずトライアルに照準。
- 普通に走れば今回は逆転濃厚。
- 出遅れんなよ浜中。
⑫カフジキアッキエレ
坂 d 終いバタバタ。未勝利の勝ちっぷりは何なのか??
- 未勝利のイン突きは開幕週ならではのものだが強烈な印象。
- とんでもないフロックか、確かな能力の為せる業かは未だ不透明。
- とりあえず390㎏台の馬が追い切りバタバタなら私は手を出さない。
⑬コナコースト
坂 c 馬なり軽め
- 小倉の新馬戦はメンバーレベルそれなり。
- パドックを見直したが前走の-10㎏はやはり細い。回復必須。
- だから調教軽いのかな。
- その体でもエルフィンSでは3着馬同様に強い競馬をしている。
- エンジンのかかり遅いかも。
⑭ルカン
cw c 小柄で可愛い馬。時計はそれなり。
- これ近くで見たらきっと相当可愛い。結構好き。
- だけど名前はフランス語で鮫。
- デビュー2戦の内容・相手関係からもまだ重賞は早い。まず未勝利勝って来い。
⑮ワレハウミノコ
映像無し -
- アームブランシュに負け、カネフラに負け、ヨリマルに負け。
- 今年は勝ち上がりがダートと言う部分には目を瞑ったほうが良い。
- 特筆すべきレース内容がない。外枠も厳しい。
⑯サーマルソアリング
映像無し -
- 4戦の内容からここで通用する下地が皆無。
- しかも地獄枠。
⑰ペリファーニア
w c ラストの11.2に注目されてるが道中は緩いラップ。悪くはない程度。
- エフフォーリアの半妹で注目度高い。
- エフの妹ってだけで能力期待値に+補正がかかるのに遠征の-補正がかからんのはなんで?
- 低レベル新馬戦は少しの不利。2着馬はそれなりの馬だがそいつは出遅れ。
- 絶好の大外。これ買ってたら話が始まらないのでさようなら。
上位評価
c+ ⑪バースクライ ⑧ドゥーラ ⑨モズメイメイ
まとめ
ほぼ100%の展開利を得る⑨モズメイメイに鈴を付けに行くタイミングで結果が変わる。速い流れにはなりそうもないメンバー構成で末脚自慢の多くが不発に終わる事が想定されるため、ある程度好位に付けられる機動力も求められるだろう。
- 外枠は激キツ。
- 展開利は⑨
- 格上組は当然賞金が足りているので試験的意味合い込み多数。
- 基本線⑨⑪⑧
3/4~5 馬場
今週の馬場考察:阪神
今週の馬場考察:中山
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