【重賞レース回顧】2023 第58回京都牝馬ステークス(GⅢ)

重賞レース回顧

2023年2月18日㈯に阪神競馬場で行われた第58回京都牝馬ステークス(GⅢ)は、近走を牡馬相手に好戦していた菅原明良騎乗の1番人気ララクリステーヌが待望の重賞初制覇。こちらは当レースにおける上位入線馬およびその他気になった馬の短評です。

京都牝馬ステークス(GⅢ)

各馬短評

1着 ⑤ララクリスティーヌ
  • 調整内容は不満の残る内容。
  • しかしながらレースセンスは高く、枠も良好で明良との相性も良しでは完消しは無謀。
  • スタート直後は4番手。そこから周りの出方を伺いながら先団馬群を見る形でレースを進めて直線へ。
  • シゲルピンクルビーが前壁、そして横からウォーターナビレラが蓋に来るが、逆に弾き返して進路を作る。
  • あとは逃げ込みを図るウインシャーロットめがけて一直線。ゴール寸前でハナ差交わして待望の重賞初制覇。
  • 目下の充実ぶりは素晴らしく、さらに上が目指せる器。
2着 ⑬ウインシャーロット
  • 「阪神の多頭数1400mは外枠先行馬は不利」
    この条件で⑬は好枠ではない。
  • 他に目立った先行馬もおらず、比較的楽にインまで到達して先手を取る。
  • 発表はスローだが、他の先行勢の沈み方から実質は緩みのないミドルペース。
  • これを自ら作り、1番人気の追撃に最後まで抵抗した内容は濃い。
  • 前走に続くGⅢ2着惜敗となるが、そこも中山1600mの⑮番枠。
  • 重賞制覇は時間の問題。
3着 ⑱ロータスランド
  • 「阪神の多頭数1400mは外枠先行馬は不利」
    ⑯ウォーターナビレラおよび⑱ロータスランドは一ミリの迷いなく即消し。⑰スカイグルーヴは追い切り絶好で引退記念大花火の中団差しに邪な期待を抱いた。
  • わざとじゃないかくらいに絶妙な程度の出負けで最後方から。逆にスカイグルーヴは只でさえ既に枯れてる感もあるのに先行したので眠気が止まらない。
  • ある程度緩まずレースが運んだので結果的に展開は向いた模様。
  • 最後は岩田パパお得意の最内モーゼで破壊的末脚を繰り出す。
  • 但しここはモーゼ出来ちゃうツキもあった。
4着 ③フェルミスフィア
  • 共に栗東先入りした僚馬スカイグルーヴと仲良く引退レースに挑む。
  • ターコイズS(GⅢ)は勝ち馬から0.3差と健闘したが、OP~重賞クラスでは厳しいのではないかという見立てを良い意味で裏切る形で花道を飾った。
  • 好枠と展開双方が向いたが、最後に一定基準の能力を示したのは大きい。
  • 血統構成のバランスも良く、あらゆる種牡馬に対応可能な良い肌馬になるだろう。
5着 ④メイショウミモザ
  • こちらも引退レースでメイチ。
  • ほんの10カ月前には当地でマイルGⅡ勝ちあるもその後不振でブービー人気。
  • 走る時と凡走時のギャップが激しいのが難点だが、最後の最後に良い方に転がった。
  • 力を付けたウインシャーロット以外は軒並み沈んだ先行馬の中での15番人気5着は立派。
  • 母メイショウベルーガの愛した淀でもう少し走る姿を見たかったが、続きは彼女の仔にみせてもらおう。
6着 ⑦テンハッピーローズ
  • 今回は直線で2度の前壁。
  • 気性が微妙だが能力はG級。
9着 ⑭ミスニューヨーク
  • とりあえず開幕2週目の阪神1400mのキャラではなかった様子。
15着 ①サブライムアンセム
  • 爆出遅れで評価無し。

まとめ

  • 好発を決めて先団馬群を見ながら冷静沈着に進め、最後の直線は蓋を弾き返して逃げ馬を猛追して捕えきるという男勝りなレースを披露したララクリスティーヌの能力にはもう疑いの余地は無い。今後、牡馬混合重賞に出て来ても警戒が必要。
  • スローに見えて、全体的に緩まないペースで運んだので本来先行馬には厳しい流れ。ここで凡走した先行馬(特に外枠)は少し寛容に評価する。
  • 後続の的になったウインシャーロットはもう牝馬GⅢならいつでも勝てる。

参考

2/18 阪神 馬場考察

 

2/18 京都牝馬S(GⅢ)

 

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ぽぽん

【競馬歴】ミホシンザンが春天を制した日に父に東京競馬場に連れて行かれてから36年。初恋はダイナアクトレス。
【卒論】ヘイルトゥリーズン系の今後
【職歴】大学卒業後大手飲料メーカーに就職も博打の方が数倍割がいいので退職。4号機時代を全力で堪能したあとは体力の限界で引退。心を入れ替えて会社員に戻るも超つまんないので2022年に起業。
【お住まい】千葉県の農地

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