2023年4月1日㈯に中山競馬場で行われた第55回ダービー卿チャレンジトロフィー(GⅢ)はスローの瞬発力勝負となり、戸崎圭太騎手騎乗の3番人気インダストリアが共に外から伸びたジャスティンカフェを2着に従えて優勝。
得意舞台の中山1600mを3戦3勝として重賞初制覇を飾った。
ダービー卿チャレンジトロフィー(GⅢ)
各馬短評
1着 ⑧インダストリア
- 好調教で得意舞台の絶好枠。
- OP実績がなくハンデも手頃な56㎏なら主軸。
- 2着馬4着馬にも勝つ力はあったが位置取りの差。
2着 ④ジャスティンカフェ
- 言うまでもなく重賞を勝てる力はある馬。
- コース替わりの1600m④は絶好枠。
- 周りに先行系もおらず不利を受ける可能性も低いなら人気でも嫌う理由はない。
- インダストリアの真後ろマーク。さすがルメールだけに敵が分かっている。
- 結果はその位置取りの差。
3着 ⑯ゾンニッヒ
- 低レベルの前走を評価していないので大外5番人気は過剰人気と判断。
- 不利枠から好位へ。先行勢の力が劣ると見ての作戦と見受けられるが、特別促すことも無くすんなり3~4番手に付けられる先行力は想定外。
- 一定の末を持つ馬が前半3F35.4のスローの4番手追走。
- そこに今回ガチのマテンロウオリオンが下手を打った分の3着。
- 枠的には1.2着に明らかに分があり、枠運次第で勝ち負けまであった。
- 重賞でも通用。そこまで人気沸騰しなそうなのも〇。
4着 ⑨マテンロウオリオン
- 今回は追い切りからガチ。
- スタートも決めるが出脚はいつも通り遅く後方。
- いささか後方過ぎたか。
- 最後は内に切れ込んだが、外に行っても4着だったっぽい。
5着 ⑪ウイングレイテスト
- 好位3番手からペースを活かしての掲示板。
- 中山は走るし展開も向くが力量的にここまで。
6着 ⑫ミッキーブリランテ
- 既にピークを過ぎたこの馬がここまで粘れたのはコース替わり週のスローペースによる恩恵。
7着 ③レッドモンレーヴ
- 中山2戦2勝。時計勝負にも対応可能。
- 2番人気④ジャスティンカフェが確定的に走破圏、3番人気のインダストリアも中山向きで好調教となると1番人気のこの馬のアラを探さなくてはいけない。
- 古馬ハンデGⅢで1-2-3番人気の馬券など買っている場合ではない。
- 大出遅れの事故負け。上がり最速(33.0)計時はせめてもの意地。
8着 ⑥ミスニューヨーク
- 高速馬場より時計のかかる馬場の馬。
- 今回は完全に客。
9着 ⑬タイムトゥヘヴン
- 昨年覇者が11番人気。穴に一考。1200mを使ったからか追走が楽そう。
- 直線どういうわけか全く手前を変えない。なんで?
10着 ⑦アナザーリリック
- やや後ろ過ぎたがここまで走らないのは意外。
まとめ
- 好調教のインダストリア、今回は崩れなさそうなジャスティンカフェによる順当なワンツー。
- ゾンニッヒの先行力は父ラブリーデイ譲りの成長力によるものだろうか。
- 典ちゃん3着で大爆発だったけど仕方ない。
参考
ぽぽんのおねがい
話題の川田本
人気が欲しいです(´;ω;`)
お気に入りに追加
コメント