【重賞レース回顧】京都記念 クイーンⅭ 共同通信杯

重賞レース回顧

2分で読める先週行われた重賞の上位入線馬およびその他の短評。

京都記念(GⅡ)

各馬短評

1着 ⑫ドウデュース
  • 散々だった遠征帰りの帰国初戦の不安。
  • 追い切りから能力は出せると判断。
  • 楽逃げ予定のユニコーンライオンにエフフォーリアが鈴を付けに行きハイペース。団子の先団を丸ごとマークという最強展開を味方に付け4角前でほぼ勝利を手中に収め、残り200手前で先頭に立つと後は突き放すだけ。3馬身半差の楽勝。
2着 ①マテンロウレオ
  • 1週前は酷かったがなんとか間に合う。
  • 次連戦すれば本命視可能。昆ローテ警戒。
  • スタートややゴチャ付くが今日は前向きで逃げ馬3頭&エフフォーリアを見ながら先行集団に付け、ペースが速いと見るや馬の気に任せつつ下げるという理想的な乗り方。
  • 直線は少し前が窮屈になり追い出しが遅れたが、なんとかプラダリアを交わして2着確保。
  • 途中までほぼ完璧だったが直線が残念。もう少し着差が詰まったはず。
3着 ⑧プラダリア
  • スタート直後少し挟まれたが大きな影響なし。
  • マテンロウレオ同様、前を行く各馬を見ながら進める。
  • ペースは速かったがノリとは逆にさらに前を捕らえに行く。
  • その分最後甘くなった。それが2着との差で力は互角
4着 ⑤キングオブドラゴン
  • おそらく番手で後ろを抑える支持が出ていたはずだが失敗。自分のペースで3番手追走。
  • 速いと見て無理をしないところに望来の成長が窺える。
  • とはいえこのメンバーで4着粘走は一時のスランプは完全に脱却したと見ていい。相手に恵まれれば重賞タイトルにも手が届く。
5着 ⑨キラーアビリティ
  • 中日新聞杯のデキをキープ。
  • 今回はいつもと違い先行。これも体調の良さか。
  • 5着は現状の力関係から見て妥当な着順。
6着 ③ウインマイティー
  • 直線も見せ場あり。現状の力は出し切っている。
7着 ユニコーンライオン
  • 完全メイチ仕上げで獲りに来た。
  • 番手にキングオブドラゴンを置いて後続を抑えさせる矢作厩舎の作戦は正直で明確。
  • そこをエフフォーリアに鈴を付けに来られたのは大誤算。
  • 48秒経過でほぼ終了。それでも7着はさすがメイチに仕上げただけはある。
  • 暫くは体調面の上がり目ナシと見るのが妥当。よくて平行線~やや落ち。
中止 ⑩エフフォーリア
  • 1歳下のダービー馬との直接対決に復権を賭す。
  • 強力な逃げ馬の番手という強気な競馬。
  • 心房細動発症で競争中止。
  • 今更この馬が強い弱いを語る意味はなく、1億%強い。
  • 出来れば即種牡馬入りが理想。出走すれば人気を背負う馬だけに陣営の英断が待たれる。※2/14に正式に引退が発表されました。

まとめ

  • ドウデュースの強さだけが際立ったレース。五芒星にボルドグフーシュを加えた4歳牡馬勢は世界中で大レースを勝ちまくるだろう。

※五芒星…ぽぽんが皐月賞時から勝手に名付けた世代の中で能力の傑出した5頭(イクイノックス・ドウデュース・アスクビクターモア・ジオグリフ・ダノンベルーガ)の総称。

クイーンカップ(GⅢ)

各馬短評

1着 ⑨ハーパー
  • 超一流繁殖牝馬セレスタの4番仔で素質折り紙付き。
  • 人気まだ薄いと思ってたら川田騎乗で少し人気に…
  • 1週前追い切りはドウデュースに遊ばれたとはいえぼちぼち、当週の追切りが案外だったのは当日の-12㎏で納得。8分程度のデキ。
  • 素質だけで勝利。クラシック有力候補に。
2着 ⑦ドウアィズ
  • 直前追いは軽め。まぁ賞金加算は出来るだろという部分に隙。
  • 直線で少し行儀が悪くなり制裁。
  • このペースを3番手で進みながら、メイチのモリアーナの追撃を凌いでの2着は確かな地力の為せる業。
  • 次戦も当然走破圏。
3着 ③モリアーナ
  • 阪神JF(GI)の時とは馬が違う。事故らない限り馬券内安泰の追い切り注目馬B評価
  • ハイペースを中団馬群の真後ろに付ける完璧な位置取り。どうした雅?
  • 直線は満を持して馬場中程まで持ち出し上がり最速(34.0)を繰り出す。
  • 賞金加算が叶わなかったのは痛いが雅も馬もよくやった。いずれはこの馬で親子重賞制覇の夢も叶うだろう。
4着 ⑥イングランドアイズ
  • 新馬でハーパーを差し切っている以上無視は不可能な馬。
  • 痛恨の出遅れで後方からとなったが展開的には向くことに。
  • 1番強いのがハーパーと分かっているのでその後ろから直線へ。
  • ドゥアイズの斜行で横から垂れた別馬が流されてくる不運。
  • このレースは4着までと5着以下に大きな差。
13着 ⑧ニシノカシミヤ
  • 当レース◎。想像通り芝でもやれたが今回は速い逃げを打ち過ぎた。
  • 大衆は着順だけで判断するので芝では今後も人気しなそう。
  • 引き続き芝ダート両面で狙う。
14着 ⑭ブラウンウェーヴ
  • 根本的にデキが酷過ぎた。

まとめ

  • 1600mの稍重、3歳牝馬戦で前半58.1は鉄板ハイペース。素質の違うハーパー、GI好戦のレース巧者ドゥアイズはともかく3~8着馬は全て後ろから。
  • 上位4頭は引き続きクラシック戦線で注意が必要。
  • 弱メンのもみじSを未勝利レベルのタイムで勝っただけのウンブライルはただの過剰人気。

共同通信杯(GⅢ)

各馬短評

1着 ⑧ファントムシーフ
  • ホープフルS(GI)の追い切り時に大器の片鱗を見せる。いくつかの不利が重なったため4着に敗れたが悲観する内容ではなかった。
  • 予測では中山よりも東京向き。
  • スタートを決めると少し促して前へ、素質最上位を争う馬が500m地点で外からマクったのでそれを見ながら2番手で進める優等生の競馬だが、逃げという作戦が事前に練られていたようにも思える。
  • 上がりの時計は7位であったが「前残りの馬場と展開」を指摘するのは早計。
  • ご存知の通り、今週の馬場考察には「強い馬に有利な馬場」と記した。
  • 逃げ・先行・差しが出来る器用さは今後大きな武器。強い。
2着 ⑤タッチウッド
  • 適正オッズが2頭。過剰人気が2頭。舐められ1頭の5頭立て。但しタッチウッドは本来2倍台が妥当の馬で、相馬眼の化身が大口で入れていた可能性有り。

  • パドック見ても雄大で落ち着き払い、モノが違う印象。100%GI級。
  • 痛恨の出遅れから促すバシュロ。反応よくスピードもあるため先頭まで。
  • 最初の500mでマクっての逃げという本来絶望的な展開。記憶に新しいところでは、きさらぎ賞でレミージュがこれをやった。
  • 口向きが悪く、ややコーナリングに不器用さが見られた。要因が若さか左回りかは現時点では不明だが先々弱点になり得る。余裕があればレースビデオで確認を。

  • こんなレースをしたのに交わせない3着以下との力の差は着差より遥かに膨大。
  • スピードがあり過ぎる部分が距離伸びてどうなるかがまだ不透明。今回は滅茶苦茶なレースだったのでスタミナは次走以降で判断。
3着 ①ダノンザタイガー
  • 前夜のスペースで満場一致で普通の馬と判断
  • 但し陣営的にも2着は欲しいはずで、川田補正も入れなければならない。
  • 1週前にほぼ出来ていたとはいえせいぜい8~9分。それでここを使うのは保険の意味合い込みだろう。
  • 直線は進路探しにかなり手間取った。タッチウッドはさらにドブの展開だったので、この好機を生かせず交わせずの賞金加算失敗はかなり痛い。
  • 上がり最速(33.6)で意地は見せた。
  • 恐らく皐月賞前にもう一戦するはず。
4着 ⑥タスティエーラ
  • ブランド力とビジュアルが良いのでファンが付きやすいタイプで過剰人気懸念。個人的に前走内容はそれほど評価が高くない。
  • と思いきやメイチの仕上げ。重賞好走組が舐めプなので一角崩しもあると修正。
  • 新馬と同タイムの1:47.2。当時より今の方が少し時計がかかるのでやはり5馬身程度の進歩はしている。あの新馬は前半もう少し速く進めてせいぜい1:46.5が欲しかったので正直しょっぱいと皆様に伝えたのはそういうこと。
  • 凶悪な程に綺麗なスタートを決めた後は福永恒例の教育競馬。行きたがる素振りを見せたが外からタッチウッドがマクッた所で落ち着く。
  • あとはほぼスムーズな競馬で力負け。まだ2戦目なので今後の成長に期待。
5着 ⑪ウインオーディン
  • 半年ぶり出走でまだ完調にはない。
  • 出足付かず最後方からの競馬。
  • しかも道中かかり気味と、かなり詰んだ途中経過。
  • それでも最後は内を掬って残り200mで3着争いに加わる見せ場を演出。
  • ダノンザタイガーと並ぶ上がり最速を繰り出しての5着は休み明けとしては及第点以上の内容。確実にデキ上向く次走は要注目。
9着 ⑨レイベリング
  • 素質はビッグレッドファームがわざわざ海外から牡馬を仕入れた時点で察し。
  • 胴が詰まってほんの僅かに距離不安があるかな?くらい。追い切りも舐めプで8~9分デキ。それでも行けると判断したのだろう。
  • スタートでイキナリ外にヨレて⑩⑪⑫の邪魔。
  • ある程度出して行った朝日杯と違って新馬同様控える競馬。新馬は3角までにぶつけられる不利があっての完勝なのでここまでは問題ない。
  • 終始外を回し過ぎたきらいはあるが、それにしても負け過ぎ。
  • 敗因は距離orデキもしくは両方。体型的にも血統的にも1800mよりはもう少し短い方が良いだろう。次はしっかり仕上げてきて欲しい。

まとめ

  • 残り500mからマッチレースをされている以上、この組からのクラシック候補は2頭に絞られた。
  • 3~5着馬の次走は譲れない戦い。GⅡ以下なら確実に賞金獲得に来る。

リミットが近付くぽぽんのおねがい

「君の宣伝甘いんじゃないの?(・ω・#)」って感じでア〇ゾンさんにややガチ目に詰められて泣きそうなので迷った時に使う必殺アイテムを置いておきます。

  • 4.6.8.10.12.20面体+@なので枠番派や地方派にも安心!多頭数でも困らない!
  • 22色と豊富なカラーバリエーション!
  • 税込み726円+送料で魔窟攻略!

参考:馬場考察

2/11~12 東京

2/11~12 阪神

2/11~12 小倉

こちらも👇ポチってくださいね。


中央競馬ランキング

FavoriteLoadingお気に入りに追加

コメント

タイトルとURLをコピーしました