2023年5月28日㈰に東京競馬場で行われた第90回日本ダービー(GI)は、D.レーン騎手騎乗の4番人気タスティエーラが皐月賞馬ソールオリエンスをクビ差おさえて優勝。
ゴール寸前で強襲され涙を呑んだ皐月賞の雪辱を晴らし、見事ダービー馬の称号を手にした。
※あまりにもレースレベルが極低だったため、2023年の全日程終了後に世代全体のレベルを再考した上での回顧となります。
2023 日本ダービー(GI)
各馬短評
1着 ⑫タスティエーラ
- とにかくどんなレースでも自分の力は100%発揮する馬。
- レースセンスは世代トップクラスで距離コース不問。
- 世代レベルが甘く見られている内は買える。
2着 ⑤ソールオリエンス
- 絶望的不利枠である皐月賞①を大外一気で克服。
- 近年それを成し得た馬はコントレイルとナリタブライアンの2頭のみ。
- 武史がもうちょっとうまく乗れていれば無敗二冠だったかもね。
- レースセンスはタスティの半分も無い。
3着 ⑪ハーツコンチェルト
- 展開不向きではあったが他の有力馬の超絶駄騎乗により浮上。
- 右回りと左回りでは別馬になる。
- 調教師は現状「下手」
4着 ①ベラジオオペラ
- 出脚で躓く。
- それでも豪脚であわやのシーン。
- 確実に世代屈指の実力馬。
5着 ⑮ノッキングポイント
- 巧くレースの流れに乗る。
- 距離はせいぜい2000まで。
6着 ③ホウオウビスケッツ
- 丸田のままじゃダメ。
7着 ⑬シーズンリッチ
- このレベルの馬が3番手からここまで粘れるのがレースレベルの圧倒的低さを物語っている。
8着 ⑭ファントムシーフ
- 仕掛けどころを見誤る武豊の駄騎乗。
9着 ⑩シャザーン
- 仕掛けどころを見誤る望来による駄騎乗。
- この後菊花賞制覇の予定も出走せず。
- ディヴィーナを2200mに出走させる名伯楽に3000mは長いと見られた。
- 誰にでも間違いはあるが、菊春制覇は露と消えそうだ。
10着 ⑦フリームファクシ
- 皐月賞で世代上位にはないとようやく知れ渡る。
- どうやら中距離向きでもないらしい。
11着 ⑱サトノグランツ
- この時点ではまだ低レベル京都新聞杯の勝ち馬ってだけ。
12着 ⑧メタルスピード
- 皐月賞で唯一完璧にレースが出来た馬。
- それで4着ではここでは無理。
- 距離も長い。
13着 ⑯パクスオトマニカ
- ここで逃げれるのが田辺の良い所。
- この馬だけミドルで番手以下は地獄のスロー。
- どこかで穴開けそうな予感はある馬。
14着 ④トップナイフ
- 世代屈指のレースセンスの持ち主。
- 昆&ノリなので期待すればするほど吸われる危険も同程度孕む。
15着 ⑨グリューネグリーン
- 2000以上は走れない馬
16着 ⑥ショウナンバシット
- 気難しさがある。
- 能力もある。
17着 ②スキルヴィング
- 急性心不全になりながらもゴールまで走り抜き、ルメールが安全な所で降ろすまで頑張った。
中止 ⑰ドゥラエレーデ
- スタート直後に落馬。
- 今後はダートに活路を求める事になる。
まとめ
-
- ドゥラエレーデの落馬にベラジオオペラが控えることによって前に行く馬がいなくなり、パクスオトマニカが離した単騎逃げ。
- 2番手以降は冗談のようなスローペース。
- 本来の上位入線馬が駄騎乗✕2。
- スキルヴィングは不慮の事故。
- 世代の頂点を決める戦いでコレは無い。
- 犬も食わない世紀の大凡戦。
- ↓とりあえず押しといて。
参考
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