10/7㈯に東京競馬場芝1600mで行われる第9回サウジアラビアロイヤルカップ(GⅢ)の追い切りと考察。
秋の東京開催の先陣を切る2歳マイル重賞は少頭数ながら将来性のある若駒が揃った。
ここで恐ろしい勝ちっぷりを見せれば、暫定的ではあるが来春の主役候補として一躍注目を集める事となる。
引用:競馬ラボ
追い切りと考察
①シュトラウス
w c+ やや仕掛ける程度で時計は上々も走りにブレ。
- 馬体の完成度はまだ全然低い。
- それでも1600mの新馬戦は9馬身圧勝。
- メンバーレベルが低いのはどうでもいい話。
- 軽く仕掛けただけで、持ったまま不良馬場を上がり34.5。
- 同日少し乾いた(重)での1400m戦で10番手からガチ追いのティーガーデン(3歳2勝Ⅽ)の使った上がりが34.5。
- 翌週の1600m新馬戦(良)で1000m1:00.1のスローで逃げたコンバデカーブースが残り400全力で追って出した上がりが34.7。
②ゴンバデカーブース
w c 3頭併せ。時計的には上々も気負う面が出る。
- 若さの部分もあるが、おそらく気性的に抑えの利かないタイプ。
- マイルよりもう少し距離が欲しい。
- 新馬がハイレベルとの事だがそれほどでもない。
- 時計面と内容を比較したが、間違いでもない限り①シュトラウスに先着することは無い。
③ボンドガール
w B 馬なりでスカッと好時計マーク。
- 素質はシュトラウスも侮れないが、完成度はこちらが高い。
- デビュー戦は僅かに前が閉じたがそれでも上がり33.0でチェルヴェニア、コラソンビート、キャットファイト等の素質馬相手に完勝。
- しかも展開的にはチェルヴェニアが勝っていたレース。
- 普通に走れば一騎打ち濃厚。
④エコロマーズ
坂 c 当週は一追いもせず馬なり。1週前cwで一応程度の時計。
- 不利枠の福島新馬でコイヌールを最後突き放したことは評価。
- 前走は出遅れがあったにしても後方から行って最後2着以下と脚色が一緒。
- おそらくほんの一瞬しか脚が使えない相当乗り難しい馬。
⑤ハッピーサプライズ
w c ラスト仕掛け時計的には及第点のまとめ。力は出せる。
- 問題はその力が足りるかどうか。
- 初距離が良い方向へ転べばとも思うが1400のダリア賞であそこまで負けると期待は持たない方が無難。
⑥ウインアクトゥール
w c 単走馬なりで流すだけ。
- 馬体も小さく、成長を待ちつつ強い負荷はかけない気遣いが見られる。
- 安定した成績は評価出来るが、重賞となるとまた一つ上の次元が求められる。
⑦レーヴジーニアル
cw c 一杯に追う併走を軽く仕掛けただけで遊ぶ。好仕上がり。
- 行きたがる気性でおそらく1600mでも長い。
- 比較的今回は前にはつらそうなメンバー構成。
⑧マリンバンカー
w c+ ラスト追うとしっかり伸びて11.3。
- 人気薄の新馬は好発から促すと1200mのメンツですぐハナに立てるテンの速さ。
- 人気馬が追って来ても逆に上がり最速で突き放している。
- あれだけ最初促しても抑えが利いた以上、岩部は無理してハナ争いに加わる必要はない。
- 弱点は岩部。だからこそ人気していない。
- どう考えてもこれが3番人気の馬。
- 併せたコムダビチュード(10/7㈯東京3R出走)はコレよりさらに動き良く、人気薄なので買っておくべきだろう。
⑨マイネルブリックス
坂 d 促すも反応鈍く、全く集中していない
- 差し込むことが出来て息の長い末は魅力。
- シトラール、レイデラルース相手なら新馬は及第点レベルか。
- 6-1-除外の馬柱はキレイではなく人気になりづらい点は〇。
- 2強が抜けているが3着紐に一考は可。
- 稽古内容、放馬実績から気性面に疑問符が付く。
好調教馬
B ボンドガール
c+ シュトラウス マリンバンカー
- 新馬の内容と追い切りの動きからあぶりだされたのはこの3頭。
- 中でもボンドガールの完成度は上位。
- シュトラウスは完成度の低さで次位評価。
- マリンバンカーは岩部がミスらなければの条件付き。
- クソ調教で気性もクソだが展開流れれば⑨マイネルも3着までなら。
まとめ
-
- ◎③〇①▲⑧大分離れて△⑨
- 三つ巴期待。
- いつもの↓
コメント