4/14㈰に中山競馬場芝2000mで行われる第84回皐月賞(GI)の追い切りと考察。
スプリングS勝ち馬シックスペンスの姿こそ無いが、他の主要ステップ勝ち馬に2歳GIの好走馬など世代トップクラスは軒並み顔を揃えた。
ほぼ確実に、これまで行われてきた全ての世代限定戦を遥かに凌駕するハイレベル決着となるだろう。
引用:競馬ラボ
追い切りと考察
①サンライズジパング
坂 c 一杯に追って悔いなくやり切る。
- 二か月近く入念にやっていて、先週も時計を出しているのにコレ。
- 太目だからの当週ガチではなく、後の無い超メイチ仕上げと考えて良い。
- 皐月賞の①~④番は再三お伝えしているように毎年極悪枠。
- そこに明良。
- 捌けるとは到底思えないが、余計なことをさせれば右に出る者はいない男。
- 馬質は現役騎手内でもトップクラス。馬は強い。
②メイショウタバル
坂 c 馬なりでサラッと。
- 一週前にcwでしっかりやっているのでこれでいい。
- 稽古もやはり左右に。やはり真っすぐ走れるか否かの懸念は残る。
- ゴルシ産駒にしてはスピード色濃い。
- なるほど母系がスプリンター。
- 地獄枠からインしか走れない状態で逃げ馬が他に数頭居る中での先手はかなり厳しい。
- 康太の同期浜中に頑張って欲しい気持ちはある。
- 2000mで厳しく後続に突かれれば止まる危険度は高い。
③エコロヴァルツ
坂 c 単走馬なり。
- 速い時計は先週坂路でやっているので状態面はOKだろう。
- 公表されているかどうかは知らないが、私が見た所この馬は相当他の馬を気にする。
- 即ち走る条件は単騎逃げかドン尻追走の2択。
- 浜中やプロサンゲが意地でも行くと見れば今回は最後方から末脚に賭けるか。
- ここで沈んでNHKマイルで大外でも引けばジャンタルのヒモとして必ず買う。
➃シリウスコルト
w c 先週時計を出し終えているので当週は折り合いに専念。
- てことはこの馬が逃げる展開は無くなった。
- 滅茶苦茶展開利の有った弥生賞で完敗。
- あの2頭に先着が厳しいとなると馬券内は厳しいと言わざるを得ない。
- ①~④番のここまでが致命的不利枠。
- 鞍上のGI初制覇はまたの機会に。
⑤ミスタージーティー
坂 c 馬なりでサラッと。
- 能力面で言えば通用しない。
- トップクラスの良血馬。
- 康太のためにやれるか佑介。
- 競馬には忖度が付き物。
- ここかどうかはわからない。
- 勝ち負けは度外視。
- 今回だけは単勝を僅かにでも握っておくのが競馬民としての筋。
⑥アレグロブリランテ
w c 抑えが利かない程元気。
- 前走が楽なレースだったので元気一杯。
- 今回あの展開はまず望めない。
- この馬を蹴り飛ばす指標となるシックスペンスが出走しないのが逆に厄介。
- まぁ、普通に考えれば足りない。
⑦ルカランフィースト
w d 皐月賞の当週追いでラチを頼ってる場合か?
- そして追って伸び一息。
- とても手は出せない。
- 唯一の光明は皐月賞の⑦番は好成績ということくらいか。
⑧ジャンタルマンタル
坂 c 折り合い難制御から解放の流れ。
- 『GI馬ほぼ確』ミッションは2歳であっさりクリア。
- 共同通信杯は教育騎乗をしている間にやられた。
- 能力の絶対値はTOP3に入る。
- とにかく必ず折り合いを欠く。
- 今回は前がある程度流れるので折り合いは楽になるようにも見えるが、2000mのレースだと韋駄天は少なく、スピードの絶対値が違うために結局かかってしまいかねない。
- この馬を見ながら折り合いを付けられる馬が馬券の軸として最適。
- どんだけかかっても最後は後ろを振り返る余裕で勝利を重ねて来た。
- 鬼強いので勝ちまで全然ある。
- まずダービーでは用は無い。
- NHKマイルカップが次戦と聞いて一安心。
⑨アーバンシック
w c 外目追走からゴール前差せるよう逆算。
- この舞台で出遅れ癖はやはり恐怖。
- おそらく今回も順当に出遅れる。
- 馬格があり、混戦となる直線をこじ開ける事は可能。
- エンジンのかかり遅く、東京向きは否めない。
- 並び的に、とんでもなく好枠。
- オンナに興奮するエフフォーリア性があると終わり。
- 出遅れて牝尻を見ながら追っかけると差せないため、頭までは無いと思われる。
- 直前まで注視すること。
⑩レガレイラ
w c 馬なりふつうも1週前がふつうじゃない。
- まぁとにかくラストはキレる。
- 但し一瞬。
- 使いどころを間違えると飛ぶ危険も十分ある。
- ホープフルSは明らかに後方有利の展開で好枠。
- これを評価するなら2~3着馬も評価すべき。
- 北村宏を評価しないワケではないが、当時のルメールの巧さは別物。
⑪ホウオウプロサンゲ
坂 d 姿勢が高く、距離に限界のあるタイプ。
- 皐月賞を好走する馬のローテではない。
- 上限は2000mまで。
- 重心が下がればもう少し持つ。
- レガレイラの体調が不十分だったとはいえ先着実績あり。
- 先行力と器用さは良いものを持つ。
- 買い続ければ勝たせてくれる馬。
- 今回は逆立ちしても買えない。相手が揃い過ぎた。
⑫コスモキュランダ
w c+ 馬なり。モレイラ自らが感触確認。
- 1週前に好時計計時で今週はこれでいい。
- 相手が本調子ではなかったとはいえシンエンペラーを捻じ伏せた弥生賞はヤバイ。
- 京都2歳Sの8着はデカイ不利有り。
- 1勝クラスの2着もヘタ乗り。
- 乗ろうと思えばシンエンペラーやレガレイラ、ビザンチンドリームにも乗れたであろうモレイラが『コスモ』を選択したと見ると…。
- 内に有力馬を見れるし、進路も選び放題の尋常ではない好枠。(⑫~⑭)
- え?9番人気??
⑬ジャスティンミラノ
坂 c+ 馬なり。折り合いを欠くイメージがまるで付かない落ち着いた馬。
- 当然1週前にはやり終えている。
- 2戦目の共同通信杯でジャンタルの相手筆頭と見る程の素質。
- ジャンタルが教育騎乗の折り合い難を見せている隙をしっかり突ける機動力。
- スタートは上手くはないが出ないこともない。
- 100%強い。
- ①新馬の内容を見返したが、おそらくソラを使う。
- ②スローしか経験がない。
- ③キャリアまだ2戦。(昨年は3戦目のソールオリエンスが勝利)
- ジャンタルマンタルと同じ上がりで先着した事実はあまりにも大きく、上記3つの不安などあってないようなもの。
- 能力は互角と思えるが、今回は距離適性でジャンタルを上回る。
⑭シンエンペラー
坂 c 相変わらず首が高く、まっすぐ走らない。
- 1週前にしっかりやっているのは当然。
- 『GI馬の器』評価を得た馬。
- 今世代ではジャンタルマンタルと2頭のみ。
- しかしこちらは新馬パドック時に早々と評価が下るほど桁外れの好馬体。
- それが2歳時に取りこぼす失態。
- 凱旋門賞馬ソットサスの弟。
- 出来れば年初からフランス遠征して欲しかった。
- 日本馬のフランスダービー制覇が暫く先送りとなった。
- 弥生賞は叩きで反応一息。
- とはいえコスモキュランダに完敗の内容は物足りず。
- なんで毎回騎手違うんだよ?
- 順調に成長すればいずれGI勝ち馬にはなる。今回かどうかはわからない。
⑮サンライズアース
cw c ほぼほぼ軽め
- すみれSは中弛みのペースを上手に捲り、そのまま押し切る好騎乗。
- スタミナにモノを言わせた感じ。
- ちょっとレース破壊しそうで動向が気になる馬。
- 過去2戦の内容はさておき、好枠の無敗馬なので警戒は必要。
- ジューンテイクを物差しにするならここでは用は無いが。
⑯ダノンデサイル
cw c ふつう。当然1週前にできてる。
- 京都2歳Sは執拗にシンエンペラーの邪魔。
- 馬の能力が分かっているノリだからこその作戦。
- それにかまけて4着は完全に力負け。
- 京成杯は2強レースだったが、相手のジュンゴールドに💩をぶつける驚異の戦法。
- ジュンゴールドは直撃で轟沈。次走も💩を恐れてレースにならず。
- 純正ダノンザミサイル🚀
⑰ビザンチンドリーム
cw c 静かに牙を研ぐ調整。
- 無論抜かりはない状態にある。
- 馬体から推測すると適性距離はもう少し長め、ここはギリギリか。
- 新馬は大変強い内容。
- 2戦目は悪魔的に下手に乗ったがかろうじて勝利。
- そこで辛勝した相手が完璧なデキだったウォーターリヒトと超展開利のシヴァースなのはちょっと微妙。
- 小塚アナが「先頭はレガレイア!オチンティンドリーム突っ込んで来た!」と叫んだらどうしよう。
- 競馬は大人の遊びです。
- その組み合わせは面白いから買おうかな。
⑱ウォーターリヒト
cw d まだ戻らず。
- あまりにもきさらぎ賞がメイチ過ぎてスプリングSで一気に下降。
- ビザンチン以上の素質馬もいるここで、デキもあの頃にないので厳しい。
好調教馬
c+ ⑬ジャスティンミラノ ⑫コスモキュランダ
正直言って並のレースならc+がほとんど。そのくらい各陣営がしっかり仕上げて来ており、デキの良さだけで格下の馬が突っ込んで来れる状況にはない。
まとめ
-
- 能力は共同通信杯と弥生賞の連対馬が上位。
- レガレイラが化け物の可能性を秘める事に疑いの余地は無いが、一瞬の切れ味を活かせるかどうかは不透明。詰まる危険も当然ある。
- ジャンタルとメイショウに一抹の距離不安有り。
- メイショウは展開利も今回は得られそうにない。
- ◎⑬〇⑫▲⑭△⑧馬連はここまで。
- 3連ヒモ⑩①⑰
- 無印だが⑤佑介の単勝は買う。
- いつもの↓
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