11/27㈯、阪神競馬場で第8回ラジオNIKKEI杯 京都2歳S(G3)が行われる。
当レースは2着以内に入れば翌春のクラシックへのローテーションに余裕が持てる事もあり、高素質の人気馬が下馬評通りの走りを見せる傾向にある。
水準以上のレベルにあっても、まだ少し緩いなどの理由で完成度の高い彼らとの対戦を避ける馬が出走してこない事もあり、過去7年で最多出走は2015年の12頭立て。
他の6年は全て8~10頭の少頭数で行われることも紛れの少ない要因となっている。
京都2歳S
傾向
- 過去7年の勝ち馬は古い順に⑥③③②①①③番人気。
- 過去7年1番人気(2.2.1.2/7)
- 3着以内(牡20、牝1)
- 関西馬が全勝。
- 逃げ切りはゼロ。
- ハーツクライ・キンカメが強い。
出走馬全頭診断
①ポットボレット
〇 やや力の要る馬場でジャスタウェイは魅力。
〇 今週の動きには重厚感があり、どこかキセキに似た雰囲気がある。
✕ 武豊に袖にされる。
②ディープレイヤー
〇 3戦し、今の阪神に必須の自在性を身に付けている。
〇 調教の動きも悪くない。
〇 今年は新種牡馬の当たり年。
✕ ルメールが重賞を捨てて東京。
③ビーアストニッシド
〇 印の回し辛い序列のため人気薄。
〇 番手追走から33.3の上がりは及第点の馬場での勝ち上がり。
〇 意欲的な調教を消化。
✕ 逃げそう。
④シホノスペランツァ
〇 ダノンスプレンダーの下なら完成は早い(はず)
〇 最終追いは長めから最後良い伸びで体制整う。
✕ 過去2戦の内容は褒められる内容ではない。
⑤トゥデイイズザデイ
〇 複勝率7割越えの1番人気。
〇 推奨した新馬を楽勝で応える。
✕ 新馬はスローで押し出される逃げ。確たる逃げ馬不在の今回、地獄の内回りで逃げてしまうと微妙。
✕ スローの単騎逃げから追っているのにラストが目立たない。
✕ まだ一戦で底を見せていない所にしか買い目を見出せない。
⑥ライラック
〇 不振の関東馬、しかも牝馬で度胸の西下。 1勝クラスのマイル戦である関東のベゴニア賞や牝馬限定戦の白菊賞を無視しての混合2000m参戦は相当の自信。
〇 一杯に追う相手に馬なり余裕先着+好時計の絶好追切り。
✕ 不振の関東馬。しかも牝馬。
⑦フィデル
〇 早期デビューから休ませて秋は強者のローテ。
〇 追えばもっと時計の出る追い切りで仕上がり抜かりなし。
〇 当レース好相性のハーツクライ。
✕ 7月の新馬は2着馬が先週ようやく勝ち上がった低レベル戦。
⑧ジャスティンロック
〇 待機出来る脚質と絶好枠。
〇 トゥデイの伸びが新馬と変わらなければ逆転も。
〇 リオンディーズ産駒だけに仕上がり早。
⑨キャンデセント
〇 トレンドの新潟新馬圧勝組。
〇 福永さんJCコントレイルの前祝い?
✕ 調教の動きがあまりにも重い。
⑩グッドフェイス
〇 長めから追い、加速と共に重心が下がる伸びやかな動きで好調維持。
〇 来春の種付け料が1200万と発表され、いいところを見せたいキズナ産駒。
〇 早い上がりが無いのは悪馬場を逃げたため。
✕ 新馬で見せた折り合い難。
まとめ
◎ ⑥ライラック
〇 ⑧ジャスティンロック
▲ ②ディープレイヤー
△ パドックから
新馬でゴリ推ししたトゥデイインザデイに重い印が回らない事態となってしまった。
動きの悪いキャンデセントを加えた2頭のディープインパクト産駒を差し置いて、今回推すのは紅一点の⑥ライラック。その新馬で2着に負かしたエピファニーが本日の東京3Rに出走予定だが、おそらくダントツ人気に応えるだろう。
〇▲には今の阪神の馬場を考え、先行勢を見ながらジワジワ上がって来るレースを既に見せている2頭をチョイスした。
その他、本日のおすすめ
東京
3R①エピファニー
10R③コラルノクターン
※11Rの⑩ジュンライトボルトは石橋不安が拭えない。⑪⑨も有利枠。
阪神
9R④マカオンドール
12R⑦リャスナ⇒⑩⑪
では、皆様の勝利を祈ります。
よい一日を(*’ω’*)b
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