9/20㈰は中山競馬場で第75回朝日杯セントライト記念(G2)が行われる。
G1連対馬2頭が参戦しメンバーも引き締まった一戦を制し、最後の一冠へ王手をかけるのはどの馬か。
それでは全頭診断をしていこう。
セントライト記念:出走馬全頭診断
①ベルウッドエオ
〇 過去10年で1枠から連対した馬は3,14.8番人気と激走の条件は人気薄であること。
✕ 福島の1勝クラスですら8番人気の4馬身差6着ではここは荷が重い。
②アサマノイタズラ
〇 嶋田からの解放。
〇 G2で競った相手が隣なら闘争本能再燃も。
✕ 駄騎乗による敗戦が続き、精神的ダメージが心配。
③ヴィクティファルス
〇 皐月賞(G1)で4番人気の馬が好枠で人気落ち。
✕ 賞金は足りてるので軽めの追切り含め本気度が薄い。
④タイムトゥヘヴン
〇 G1でもよもやの場面を見せた資質。
✕ 馬なり&長めの追切りから距離不安の意識が見え隠れ。
⑤ノースブリッジ
〇 「逃げ」という確固たる戦術。
✕ 番手に付けるメンツが強力。
⑥レインフロムヘヴン
〇 馬具の効果も大きいが、気性面での成長が見られる。
〇 行くか控えるかの極端なレースはハマれば大きい。
✕ 重賞級との力関係が劣勢。
⑦タイトルホルダー
〇 実績的にメンバー内で2枚格上。
〇 休み明けだが勝負気配漂う追切り。
〇 「菊も武史で」の想いならここで恥ずかしいレースはしない。
⑧レッドヴェロシティ
〇 世代中堅級の青葉賞(G3)でタイム差なし3着は上々。
〇 距離適性上位。
✕ 追切りは反応今一つ。
⑨カレンルシェルブル
〇 展開面で最も不安の少ない馬。
〇 ハービンジャー&ハーツの成長力。
✕ 今までとは相手が違う。
⑩オーソクレース
〇 2歳時からG1連対で疑う余地のない素質。
✕ 骨折休養明けでまだ中身が出来ておらず小じんまりと映る。
⑪ルペルカーリア
〇 POG馬で重賞級資質は確保。
〇 G1級の少ないメンバー構成。
✕ 左にもたれる悪癖は安定感に欠ける。
⑫ソーヴァリアント
〇 安定感溢れるレース振り。
〇 調整順調で力の出せる仕上がり。
✕ デビュー当時のツキの無さはまだ気掛かり。
⑬グラティアス
〇 タイトルホルダーと同じく中山重賞勝ちのある春二冠の入着馬。
〇 自在性もあり、展開に左右されにくい。
〇 姉は先週G2Vで血統的にも勢い有り。
⑭ワールドリバイバル
〇 好走しても人気にならないタイプ。
〇 中山2200mは枠順による影響はほぼ無いが、みんな気にする大外。
✕ 今回は逃げ先行が強力で逃げれる保証もない。
✕ 格上相手の脆弱性。
セントライト記念:まとめ
◎ ⑦タイトルホルダー
○ ②アサマノイタズラ
▲ ⑬グラティアス
△ ⑫ソーヴァリアント
さすがにタイトルホルダーを外すのは暴挙。
アサマノイタズラはまともならここでも力は上位。
グラティアスは減点材料が少ない。
ソーヴァリアントが前走負かしたエイシンヒテンはローズS2着好走。
今年のセントライト記念は堅めの決着と見る。
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