【第74回東京新聞杯（GⅢ）：展望】追い切りと考察

2/4㈰に東京競馬場芝1600ｍで行われる第74回東京新聞杯（GⅢ）の追い切りと考察。

4歳牝馬№3であり、芝1800ｍ世界レコードホルダーでもあるマスクトディーヴァが始動。

まともに走れば当然最右翼どころか圧勝まであるが、初関東に初マイル、望来の重賞といった隙も存在する。

引用：競馬ラボ

追い切りと考察

①サクラトゥジュール

ｗ　ｃ+　抑え切れない手応えで好時計マーク。

前走は中山の2000という誰も買わない叩き台確定戦。
前走時より確実に良化。
3歳時の条件戦や昨年のメイＳなど、東京戦では非凡なところを時折見せている。
高速馬場適性も十分。
ネックはクソ枠①のみで、それ以外は全然アリな馬。
穴に一考の存在。

②アスクコンナモンダ

ｃｗ　ｃ　プラダリアと併せ、強めでラスト11.1。

京成杯AHでも取り上げたが重賞で通用するにはワンパンチ足りていない。
今回は枠も良くない。

③ドルチェモア

ｗ　ｃ　強め。さすがにスピード値は高い。

一変する可能性は常に秘めるが手の出しづらさは並ではない。

➃ルージュリナージュ

ｗ　ｄ　馬なりふつう。意欲感じず。

ここは家賃が高い。

⑤ウインカーネリアン

ｗ　ｃ+　ガチ追いの併走を馬なりで相手にせず。

先週も52.1-11.3なら態勢は整う。
昨年の覇者。
高速ラップを刻んで後続を凌いだ昨年の勝ちっぷりは相当優秀。
逃げ馬は揃ったのは懸念材料。
だが恐らく今回も行くのはコレ。
競りかけられなければ連覇も十分。

⑥マスクトディーヴァ

坂　ｃ　稽古は走らないのでこんなもん。

4歳牝馬№3。
1800ｍの世界レコードホルダー。
この中なら格は2枚上。
望来的には落とせない一戦だが、それでも望来。
初マイルと初関東。
普通に走れれば勝つが、問題も複数ある。
着外も考えておくべき。

⑦ジャスティンカフェ

ｃｗ　ｃ　レースでかかるのではないか？というほど行きっぷりが良い。

先週も坂路で好時計。
ここでメイチであろうわけはないが、勝ち切る力があるのは誰もが知る所。
不思議なことに府中では事故負けが多い。

⑧ホウオウビスケッツ

ｗ　ｃ　馬なりふつう。

7か月ぶりを叩いた後もキッチリ乗り込まれて来ている。
キレる脚は皆無で今の高速馬場は明らか不向き。
和生→丸田→岩田パパ。さすがに陣営もお冠か。
この馬と鞍上が躍起になると少しレースは乱れることになる。

⑨ウンブライル

ｗ　ｃ　3頭併せ真ん中。休み明けにしても上々。

右前脚の骨軟骨種の除去手術を経て、9カ月ぶりの実戦。
十分乗り込んでおり、戦える体は出来ているように思える。
この馬に1600ｍは実は長い。
連続2着しているが、相手を見て欲しい。
馬柱的にも、関東馬であることからも、ここを使うのは至って当然。
私なら1週待って京都牝馬Ｓの1400ｍに使う。
人気落として京王杯SCに出てきて欲しい。
鞍上はあらゆる不安要素を消し去って3着を拾える男。

⑩ダノンタッチダウン

映像無し

年末まではｃｗ主体だったが、今年に入って坂路主体に。
全く時計を出しておらず、見送りが賢明。

⑪マテンロウスカイ

坂　ｃ　勝った後も順調

メイＳの内容はサクラトゥジュールを上回る。
同型との兼ね合いがカギ。
暴走も有り得る。
上手くなだめることが出来れば見せ場以上も十分。
重賞で穴人気する横山典マテンロウ。
死ぬほど来ないんだよなこのパターン…。

⑫コナコースト

坂　ｃ　馬なりで上々の時計。やはりスピードはある。

桜花賞ではリバティアイランド川田に冷や汗をかかせる。
休み明けもメイチの秋華賞は距離長く、ターコイズＳではお釣り無しで不利枠。
買えない馬ではないのがめんどくさい。

⑬トゥードジボン

ｃｗ　ｃ　当週は強めでしっかり負荷をかけるも中間は緩め。

昨夏から休みなく使われており、その辺の不安からこの内容か。
金杯1人気3着でここ10番人気は違和感。
枠も良い所だが騎手が藤岡佑介。
買ってもいい馬だが藤岡佑介。

⑭サウンドビバーチェ

坂　ｃ+　1週前のｃｗでも好時計を出しており、今週も馬なりでダイナミックな登坂。

やる気を失くした前走のダメージはなさそう。
あれは7か月ぶりもあったか。
根本的にこの馬の問題は気性。
力は余裕で足りる。

⑮フリームファクシ

坂　ｃ　スムーズな動きで力出せる。

やはり距離短縮は好転。
明良はヘタだが余計なことをさせたら天下一品。
金杯同様アヴェラーレ隣の準大外枠がクサい。
間違いないのはアヴェラーレよりは力が劣る事。

⑯アヴェラーレ

ｗ　ｃ+　3頭併せの最内。一週前に負荷をかけており今週は流す。

引退レースとなるここも力を出せる仕上がり。
京都金杯と同じく、フリームファクシと準大外・大外で並ぶ。
その京都金杯はかなりロスの多い競馬。
絶好枠だが、キングスコート次第では致命的なことにもなる。
間違いなく強い馬。

好調教馬

ｃ+　⑤ウインカーネリアン　⑭サウンドビバーチェ　⑱アヴェラーレ　①サクラ

稽古の悪い馬はほぼ皆無。↑は状態に一切問題が無い馬だけを挙げた。

まとめ

- 16頭中13頭くらいは3着圏内の大混戦。
- とはいえまともに走ればマスクの楽勝。
- 事故率の高くなりそうなレースで大渋滞から人気馬が抜け出せない展開も。
- 8～9頭くらいのBOXでガミ覚悟の大波乱狙いか、自分の好きな馬一本軸かで割り切るレース。
- おそらく①⑤⑥⑦⑪⑬⑭⑮⑯の3連複で茶を濁す。
- 高確率で俺は負ける。
- いつもの↓