2024年5月4日㈯に京都競馬場芝2200mで行われた第72回京都新聞杯(GⅡ)は、藤岡佑介騎手騎乗の8番人気①ジューンテイクが優勝。
もどかしいレースを続けてきたGI4着馬が善戦マンの汚名を返上。タイトルホルダーとなって東京優駿に殴り込む。
2024 京都新聞杯(GⅡ)
各馬短評
1着 ①ジューンテイク
- 伸びあがるようなスタート。
- そのまま積極的に先行集団に取り付く。
- 1角でウエストナウが粗相。
- ⑥ファーベント、⑨プレリュードシチー、⑩ハヤテノフクノスケは致命的不利。
- そのタイミングで少し折り合いを欠くも、すぐ落ち着く。
- 1000通過1:00.3なら遅いペースではない中を3番手。
- 後方勢に力が足りなかったかも知れないが、決して前残りのペースではない。
- おそらくこれまではかなり下手に乗られていたのだろう。
- 有力馬の臨戦過程や道中の事故など『運』があるのはダービーには良い。
- 2024藤岡佑介さんクラシックトライアル最強説。
- これまでの経験値の分先着したが、2着馬はかなりの器。
2着 ⑤ウエストナウ
- わんぱくな斜行で1角で3頭を圏外に葬る。
- 平地調教再審査。
- 普通あのペースで2着に残れない。
- 只者じゃない可能性有り。
3着 ⑦ヴェローチェエラ
- いかにも圏内に来そうな川田馬。
- 会心の出遅れ。
- 後方にいたためウエストナウ事件に巻き込まれずに済む。
- 流石川田と言ったポジションに落ち着き、ペースも流れたが前2頭が止まらず。
- 大した評価は与えられない。
4着 ⑭アドマイヤテラ
- 連勝時はまだ体が出来ておらず、素質だけで勝利してきた。
- 前走はレースを投げる気性的な弱点を僅かに露出。
- 悪枠をどうさばくか。
- 今回はミルコのまくりが決まるかに見えたが最後止まる。
- 夏場の条件戦は難なく勝ち上がるだろう。
5着 ⑮キープカルム
- 一定の能力はあるがワンパンチ足りない馬。
- 今回悪枠で勝ち切れないのは濃厚だがまず健闘すると予測。
- ホントそんな感じ。
- 多分ファンの支持する人気程度は常に走って来る嫌われない馬。
6着 ⑫インザモーメント
- 過剰人気。
- 明らかにここで1番人気になる馬ではない
7着 タガノデュード
- ただでさえ行き脚が付いてないのにガチ抑え。何してんのフルキチ?
- 前が流れたためボチボチ追い込めたが無駄の多い競馬。
8着 ④ギャンブルルーム
- 状態は絶好。
- 好スタートを決めた先行馬を抑え過ぎ。
- にしても弾けな過ぎ。
- この馬高速馬場ダメだな多分。
9着 ⑪ライフセービング
- 重賞級ではなく、健闘した方。
10着 ⑥ファーヴェント
- きさらぎ賞は直線前壁で今回はコレ。
- クラシックへの出走権がかかるレースで立て続けにあることでもない。
- 運が無いことはほぼ確定。
- 毎日杯はその後の上位入線馬が軒並み沈没しているのでダメージの大きいレースだったかも知れず、何事も無くてもどうだったかは微妙なところ。
11着 ⑩ハヤテノフクノスケ
- そこまでの強度がないことがだんだんバレて来て人気薄。
- 1角で地獄の不利を受けてゲームオーバー。
- 夏の下級条件戦ならある程度頼りになるハズ。
12着 ②スカイサーベイ
- 中間の調整不十分。
- 今回は重賞級で力試し程度。
- とりあえず馬体は見栄えがするので先々は活躍期待。
13着 ③オールセインツ
- ガチで出遅れ。
14着 ⑧ベラジオボンド
- ここまで負けると毎日杯のダメージがさぞ大きかったのかと推測。
- それか父カナロアなだけに使ってきた距離がぶっちぎりの勘違いか。
15着 ⑨プレリュードシチー
- 病み上がりの久々で調子は劣悪。
- 元々走れる状態ではないのに1角であの不利。
- さすがに今回は可哀想なので参考外。
まとめ
- ダービーに直結するとはとても言えない。
- ジューンテイクの成長力と立ち回りの巧さは今まで見られなかったもの。
- 2着馬ウエストナウの能力はかなり高いと見ていい。
- レースレベル自体は高く、後から見ると格の落ちる馬は善戦止まり。
- 何もせず、出来ずで終わった馬は温かい目で勘弁しとく度量も必要。
- ↓回顧として十分納得頂ければポチ&フォローをお願いしたい。
大して票が集まらないならその程度の価値なので、公に出すことは今後控える。
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