1/14㈰に京都競馬場芝2400mで行われる第71回日経新春杯(GⅡ)の追い切りと考察。
枠順も確定し、外枠に入った勢に対して不安の声が聞こえるが、2週目京都の2400mに枠順や脚質による有利不利など一切ない。ここは阪神ではないのだ。
過去~年の結果と傾向なども正直どうでもいい話で、例えばオークスの絶好枠である6枠は、不人気で力の劣る馬しか入らないので不振だったが、昨年のようにハーパーのような馬が入れば普通に来るのだ。
誤った認識から不当に人気を下げる馬は買い、上げる馬は評価を落とす。これは競馬の基本。
今回で言えば⑭サトノグランツと⑬サヴォーナが意味不明な外枠不利理論で不安視されることになるが、能力面の再分析と、調子の善し悪しを判断しないことにはまず何も始まらないので、そこをじっくり見て行こう。
引用:競馬ラボ
追い切りと考察
①リレーションシップ
cw d 彼の部分なのにほぼヒンドゥタイムズを映される。
- 運営側からこの地獄の軽視っぷりは寒い。
- 障害ジョッキーを乗せるというのもよくわからない。
②ナイママ
映像無し
- あっても買わない。
③インプレス
cw d ラスト強めも伸びはジリ。
- この馬は新潟記念で意味不明馬の烙印を押した。
- 99%ありえない3着をしたのでこの馬に関してはもはや何でもあり。
- こういうジョーカーは買えない。来たら仕方ない。
➃リビアングラス
cw d ゴチャゴチャした併せ馬で追うも伸びず。
- 今回はディアスティマが行けそうにないので先手は取れる。
- 常に好枠を引き、異常な展開利を得るラッキーホース。
- それで3~4着までが一杯の力量というのがシビアに判断したところ。
- なので54㎏と軽い。
- 早めに後続に来られない事を祈るのみだろう。
- 貫太で売れるが、彼の良績は1800mまででダート比率高い。
⑤レッドバリエンテ
栗p c+ 馬なり3頭併せ。順調。
- 4週連続でしっかり時計を出して来ており、当週は調整。
- アルゼンチン共和国杯は本来余裕で馬券内だがタケゾーの大ポカ発動。
- そのお陰で55㎏は恵まれた。
- バレているので少し人気しちゃっている。
⑥ディアスティマ
坂 d 流すだけ。
- 確か前走は競馬出来る状態じゃなかったはず。
- その後坂路でひたすら乗って入るが全部ソフト。
- これはもう引退近いんじゃないのか?
- 多分ムリもしないので、逃げすら打たない可能性も。
⑦ハーツコンチェルト
w c 素質馬相手に強め敢行。一か月前から入念で態勢整う。
- 追い切りはアーバンシックに後れをとったが、この馬自体は順調。
- ダービー僅差の3着馬なのでハンデは本来57㎏。
- おそらくJRAの間違いでハーツイストワールのハンデ55㎏をもらう。
- 神戸新聞杯の阪神2400mは外枠不利な上に調整不良。
- そこで1馬身差の相手達より1~2.5㎏アドバンテージを得たのは大きい。
- 菊花賞もハナから圏外で人気を吸うだけの存在だった。
- しかも最後内を突く愚行での6着。
- 今回は枠順の有利不利は無いに等しいが、程よい中枠は悪くない。
⑧ブローザホーン
w c 馬なりでソフト。しかしちっちぇえ馬だな。
- 12/13に速い時計を一本。その後は慎重に調整を重ねている。
- 心房細動明けという部分もあり、慎重さも当然か。
- 本来乗るはずの岩田パパは当日中山OP特別のスズカコテキタイを選択。
- そこに明良なら勝負度合いは低め。
- 洋芝系タフ質の馬場は合うため警戒は必要なのだが人気的に妙味がまるで無い。
⑨カレンルシェルブル
cw c ほぼ馬なりでソフトに。気配は悪くない。
⑩ハーツイストワール
w c 反応も素軽くなり、前走より大幅に良化。
- ハーツコンチェルトと名前を間違えられて57㎏のハンデ。
- 一昨年のAR共和国杯は恵まれての2着。
- ダービー3着馬が1勝馬とはいえ55㎏でこの馬が57㎏はJRAのやらかし。
- 折角状態はいいのにねぇ…。
⑪ヒンドゥタイムズ
cw c 馬なり3頭併せ最先着。
- 乗り込みは足りており、この馬の力は出せる。
- 京都大賞典の好走で少し人気するが、ここで58㎏は確実にキツイ。
- 9分でここ→適度に負け→連覇かかる次の小倉大賞典58㎏据え置き狙いだろう。
⑫シンリョクカ
w c+ 3頭併せ馬なり。状態は絶好調に近い。
- 一週前好時計→当週馬なり良い動きというのは厩舎がどこであろうと『仕上がっている』のサイン。
- 距離はやや長く、愛知杯のほうが良かったかなとは思う。
- 今更だがオークス走破タイムは大凡戦ダービーより速い。
- 木幡初也が軽ハンデを活かして上手く運べれば面白味はある。
⑬サヴォーナ
坂 c+ 強めでビッシリ好時計。賞金を積みに来たか。
- 年末から乗り込んでおり、1週前も好時計。
- 当然急仕上げの懸念はあるものの、ここはGⅡ。
- 長距離志向ではあるが3000m以上は長い。
- 今回はGI前に実を獲りたい気持ちの方が勝ると見る。
⑭サトノグランツ
栗p c 馬なりでソフトに。
- cwと坂を併用し、既に態勢は整っていると見ていい。
- 問題はほぼ力量互角の同期たちとの1.5㎏~の斤量差。
- 冒頭に記したが、枠は一切関係ない。
好調教馬
c+ ⑫シンリョクカ ⑬サヴォーナ ⑤レッドバリエンテ
状態が間違いないのはこの3頭。⑦⑭も悪くないが次点まで。
まとめ
-
- ハンデで恵まれたのは⑤⑦。
- 加えて調教絶好の⑫および⑬は外せない。
- 川田が57.5㎏をどう乗るか。
- ブローザホーンは勝負度合い低めと判断。
- ⑦⑬⑤⑫⑭の順。
- いつもの↓
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