5月8日㈯に中京競馬場で行われる京都新聞杯(G2)は大混戦模様。
圧倒的一番人気候補だったディープモンスターが回避した事によって、少頭数ながら何が勝ってもおかしくない見応えのありそうなレースに化けた。
では、さっそく出走馬を見て行こう。もしかしたらこのなかにキズナやアグネスフライトがいるかも知れない。
京都新聞杯
ワイドエンペラー
父ルーラーシップに母父アグネスタキオンならスタミナは十分。藤岡佑介騎手は翌日のNHKマイルⅭ(G1)バスラットレオンの前に(G2)制覇で勢いを付けて挑みたいところ。
ヴェローチェオロ
栗毛のきれいな馬。いつも一生懸命掲示板をキープする頑張り屋は前走の勢いそのままにG2奪取の可能性あり。鞍上西村淳也騎手は今年既にギベオンで中京G2を勝っており、相性は悪くないハズ。
サイモンメガライズ
人気は全くないが、今回迎えた鞍上は”鉄人”武豊騎手。ワールドプレミアでちょっと悔しい思いをした彼に、今週は忖度があっても驚けない。
ルペルカーリア
ご存知国内屈指の良血馬。前走毎日杯(G3)こそ鬼メンバーに力負けしたが、その経験は今後必ず生きてくる!まずはここで重賞初勝利といきたい。
ブレークアップ
芝の穴血統として定評のあるノヴェリスト産駒は重厚さに秀で、雨に祟られることもままある日本ダービー(G1)に出走叶えば侮れない存在に。好調団野大成騎手の手綱で夢舞台への切符を掴みたい。
トーホウバロン
父キングカメハメハも、母の父スペシャルウィークも日本ダービー馬。鞍上和田竜二騎手は先週の青葉賞(G2)ワンダフルタウンに続き、2週連続のダービーチケット奪取が期待される。
エスコバル
人気急落も前走すみれS(L)は3番人気に支持された高素質馬。
勝ち馬がディープモンスターでは仕方ないところもあり、メンバー弱化と思われる今回は真価発揮か?
マカオンドール
鮮やかに大寒桜賞を差し切ったマカオンドールは目下のところ1番人気に支持される。ウマ娘フィーバーにあやかって、ゴールドシップファミリーの底力を見せつける。
ゲヴィナー
メンバー中唯一の無敗馬。それだけでも希少価値は十分。藤原英昭厩舎からシャフリヤールに続くダービー候補の出現に期待。
レッドジェネシス
ディープインパクト×ストームキャット牝馬はキズナなどで高評価のニックス。ゆきやなぎ賞で蹴散らしたリーブルミノルは先週の青葉賞で穴人気するも外枠に沈んだ。こちらも外枠だが⑩番なら問題ない。
ハートオブアシティ
人気はブービー、枠は大外、近走不振、毎回毎回騎手が変わって8戦目の今回の泉谷楓真騎手が7人目。ただこの楓真騎手はなかなかの曲者で、無欲の直線一気がダービーへの扉をこじ開けるかも知れない。
まとめ
京都新聞杯も全ての出走馬に買い目があった。かなりのスローペースが予想されるため、逃げ馬には注意を払いたい。
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