2024年2月25日㈰に阪神競馬場芝1400mで行われた第68回阪急杯(GⅢ)は、松山弘平騎手騎乗の1番人気①ウインマーベルが優勝。
開幕週の重馬場での最内枠という難しい条件ではあったが、逃げたアサカラキング、追い込んで来たサンライズロナウドを退け、見事て重賞連勝を達成。
今年は堂々主役として高松宮記念へ挑む。
2024 阪急杯(GⅢ)
各馬短評
1着 ①ウインマーベル
- 完全に3歳時の力を取り戻し、充実一途。
- 軽めで楽々猛時計と、稽古も抜群。
- 普通にスタートを切って馬任せで逃げ馬の後ろへ。
- そこそこ行かせといて、引く。
- このゴミ行為をクリアする馬は例外無く強い。
- おそらく4角までオール馬なりなら1:20秒台で勝てている。
2着 ⑯アサカラキング
- 昨春は青葉賞を走っていた馬だが、距離短縮が好転して目下3連勝中の新星。
- 阪神1400mは初角まで上手く運べば外枠も不利にならない。
- 積極的にハナを主張。
- あれでも折り合いを欠かないのは大したもの。
- 些か速いペースで進めたが、開幕週のインビタ、後続も伸びあぐねる重馬場を活かす。
- 次は高松宮記念になるのだろうが、初の1200mは未知。
3着 ②サンライズロナウド
- 前走はアグリの露払いとばかりに考えていた。
- そこを実質2着の競馬。(1-2着はレベルが違うので)
- それが今回開幕週の好枠②で9番人気のあたおか評価。
- 徹底したインビタで機を伺う。
- 最後猛追も一歩及ばず。
4着 ⑨サトノレーヴ
- 調教絶好の3連勝馬。
- 小崎にチェンジの謎。
- ともあれ彼にとっては大チャンス。
- スタートから押していくも序盤から脚元を取られているようにも見える。
- それでも直線は十分な見せ場。
- 今までこなしてはきたが、おそらく滑る馬場はあまりよくない。
- 1400mは問題ない。小崎も下手を打ったわけでもない。
5着 ⑪ボルザコフスキー
- 後方から進め、最後は外に持ち出す。
- 渋とく差し込んでくるが前との差は詰まらず。
- 重賞クラスではまだ少し壁があるか。
6着 ④ルプリュフォール
- スタート直後に⑤メイショウチタンに前をカットされる。
- 今回は不運。
7着 ⑫ホープフルサイン
- すかさずインビタで脚を溜める。
- 垂れた馬をスイスイ交わすがそこまで。
- 重馬場ハイペースの恩恵。
8着 ⑧カルロヴェローチェ
- レース中ずっとかかりっぱなし。
9着 ⑮ダノンティンパニー
- 稽古で強めに追うも伸び一息。
- 調子不十分。
- ルメートルもそれがわかっているので序盤から無理をさせない。
- 結果ひたすら外々を回らされる。
10着 ⑦スマートクラージュ
- 望来から池添という人気浮上要素。
- 「前が流れれば」という思惑。
- 自身が前目へ。
- 5か月の休み明けもあったか。
11着 ⑩デュガ
- 絶望的な出遅れ。
12着 ⑬ワールドウインズ
- 押しても全く進んで行かない。
13着 ⑤メイショウチタン
- アサカラキングとの逃げ争いに敗れ、そこで終わり。
14着 ③サトノアイ
- ここで出番のある馬ではない。
15着 ⑥タマモブラックタイ
- 稽古よし。
- ファルコンSで見せた重適性が良きれば面白い。
- レース振りを見ると、馬がレースを嫌がっている。
- メンタルがやられているので深刻。
16着 ⑭エンペザー
- ⑭番枠なのに中途半端に行く。
- なので内に切れ込めずハイペースを外々先行。
- そりゃ無理だ。
17着 ⑱メイショウホシアイ
- 16着馬と同じ競馬。
18着 ⑰カリボール
- 枯れた金玉。
まとめ
-
- 基本的にはインを意識した馬が好走。
- 勝ち馬は着差以上の強さ。
- 先行馬にとっては楽なペースではない。
- 但しそこは開幕週の阪神。インビタが正義。
- 後ろからの馬に力が無かったのも前残りの要因。
- ↓いつもの。
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