2023年10月28日㈯に京都競馬場芝1400mで行われた第66回スワンステークス(GⅡ)は、松岡正海騎手騎乗の10番人気ウイングレイテストが好発からすんなり2番手をキープし、直線早々と抜け出して快勝。
勝利目前でソウルラッシュに攫われた京成杯AHの借りをここで返し、6歳秋にして待望の重賞初勝利を手にした。
2023 スワンステークス(GⅡ)
各馬短評
1着 ③ウイングレイテスト
- 前走内容から充実期を迎えている。
- 前走の好状態をキープ。
- 今の京都は内が荒れて1400mの内枠不利は懸念材料。
- 好発からトウシンマカオを行かせ、自身は600m通過34.1の古馬1400m重賞としては落ち着いた流れを2馬身差の番手追走。
- 他に前に行く馬もおらず、すこぶる完璧な展開。
- 直線抜け出して早々とセーフティリードを保つ。
- ズタズタの内を通り続けて完勝は評価。
- 後続は何してたんでしょうね。
2着 ⑮ララクリスティーヌ
- 好枠を利して向正面は荒れてない外目から先行(橙)。
- 直線は伸びる外をしっかり選択(橙)。
- これでレース後インタビューでは「外枠が」とか言っていたとか。
- 騎手が真実を語らないことがよくわかるだろ。
- 馬的にはやはり1600より1400。
3着 ⑱ロータスランド
- 既にピークアウトしている。
- +16は生涯最大馬体重での出走。
- 再掲
- 岩田パパも「外枠が」発言をしたらしいが、しっかりここまでは馬場の良い所を選んで走っている。実は出遅れた京都牝馬S(阪神)でもこの手を使っている。
- 明良でも触れたが騎手はホントのことばかりを言わない。
- 直線もしっかり走れるギリギリんとこ(桃)。
- 岩田のおっさんは結局バカ巧い。
- ロータスランド自身上がり最速なんですけどこの馬どうなってんの?
4着 ②ルガル
- ハッキリと悪枠。
- 世代スプリント勢レベルに疑問符が付き始めている。
- 当然の消し。
- パトロールを見ると出遅れた後にすかさずクソ内を避けて外に出しており、意図的な出遅れの可能性すらある。
- で、前残りの流れを後方追走から最後外に出して追い込む。
- 追い比べになると最近の武豊は弱い…。
5着 ⑯ウインマーベル
- 状態は上向くはずだがそれほど上向かず。
- 初の西下(名古屋より左)
- スタートでララクリスティーヌからタックルを喰らう。
- 好位を追走したが案外伸びず。
6着 ⑧グレナディアガーズ
- 骨折明け7か月ぶりも走れる仕上がり。
- 出遅れて後方。
- コーナーも外々、ひたすら外。
- そりゃ届かんわ。
- 親父との力量の違いまざまざ。
7着 ⑨アヴェラーレ
- 仕上がりが不完全の西下。
- 行きっぷりも悪い。
- 隣で常にスマートリアンが暴れながら走っており、それもストレスになったか。
8着 ⑭インダストリア
- 前走京成杯より上向く。
- 初の1400m、初の関西と課題は多い。
- 本気なら丸山を乗せないだろ。
9着 ④トウシンマカオ
- 調子一息。
- 内枠。
- 今になって久々の1400どうなの?
- 消し一択。
- 悪枠も果敢にハナ。
- ほぼマイペースでコレ。
10着 ⑦デュガ
- 前走はソングライン・シュネルマイスターの妨害に一役。
- 非常に上手くレースを運んでいるが1400mだとこのくらいか。
11着 ①エクセトラ
- 極悪枠。
- 大した強さも見せていないのにモレイラで人気。
12着 ⑤タマモブラックタイ
- この流れで先行してこれだと1400mは厳しい。
13着 ⑫ルージュスティリア
- 鉄板級だった中京記念が案外の競馬。
- 以降なぜか過剰人気しがち。
14着 ⑩メイショウソラフネ
- 良い勝ち上がりをして穴馬候補。
- これを⑩の3番手追走で沈み過ぎ。
- 重賞だと家賃は高そう。
15着 ⑥スマートリアン
- 一生かかっており、途中一気に減速・後退。
- まるでレースになっていない。
16着 ⑪カイザーミノル
- まるで付いていけていない。枯れている。
17着 ⑰サブライムアンセム
- ほんとに気性がアウト。
18着 ⑬ミッキーブリランテ
- 今後も怪我はしないようにね。
まとめ
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- ウイングレイテストに展開利は間違いなくあったが、悪枠で悪路を進みながら完璧に抜け出して後続を完封したのは見事の一言。
- 充実期を迎えた今ならGIで一発演出も。
- 2着⑮ララは好枠を利したソツの無い競馬。明良がちゃんと乗ればこのくらいは走れる。
- 岩田パパはなんだかんだで巧い。
- 武豊の追えなさがホント心配になるレベル。
- ↓いつもの。
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