【第59回弥生賞(G2):展望】無敗馬ドウデュースの取捨

重賞展望

写真:JRA

3月に入り、都内の気温も18℃を記録。いよいよ春の足音が聞こえて来た。競馬の世界も多くの一線級が戦線に戻って来る3月は5日㈯のチューリップ賞(G2)を皮切りに見逃せないレースが続く。

とりわけ6日㈰に中山競馬場で行われる弥生賞(G2)には無敗で朝日杯FS(G1)を制したドウデュースが登場するとあって注目度も高い。

そこで今回は無敗の2歳マイル王の看板を背負った馬が復帰初戦でどの程度走ったのか簡単に表にしてみた。

無敗朝日杯馬の年明け初戦成績(2001年以降)

年度馬名復帰戦着順
2019サリオス皐月賞2
2018アドマイヤマーズ共同通信杯2
2017ダノンプレミアム弥生賞1
2015リオンディーズ弥生賞2
2013アジアエクスプレススプリングS2
2011アルフレードスプリングS12
2009ローズキングダムスプリングS3
2001アドマイヤドン若葉S3

21世紀の無敗の朝日杯馬は8頭。その復帰戦は(1.4.2.1/8)で、連対率62.5%複勝率87.5%と共に高いが勝率は12.5%に過ぎない。年末に無敗の2歳チャンプ誕生と持て囃されていた馬達は意外にも復帰初戦で躓くケースが多く、唯一無敗を維持したダノンプレミアムもこの後、挫跖で皐月賞を回避する事になったのは記憶に新しい。

もったいない(´・ω・)(・ω・`)ネー

勝率12.5%近辺の騎手(2022年2月終了時)

少し視点を変えてみよう。「勝率12.5%」は騎手ならば年間100勝を超える数字。そこで2022年2月終了時点で勝率12.5%近辺の騎手を調べてみた。

  • 戸崎  12.8%
  • ミルコ 12.6%
  • 横山典 12.6%
  • 武豊  12.1%

写真:武豊Official Site

どうやらこのお方も今回12.5%、8分の1の壁に挑む。いつ見ても爽やかな笑顔だ。

まとめ

武豊のJRAG1全制覇へリーチをかける役割を見事に果たした無敗の朝日杯馬ドウデュースの扱いが弥生賞的中へのカギと言っても問題はないだろう。

単勝2倍前後の1番人気が濃厚だが、このデータを見る限りは頭鉄板と飛び付くのは早計。但し、連系馬券の軸としての信頼度は高いと言えるのではなかろうか。

 

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ぽぽん

【競馬歴】ミホシンザンが春天を制した日に父に東京競馬場に連れて行かれてから36年。初恋はダイナアクトレス。
【卒論】ヘイルトゥリーズン系の今後
【職歴】大学卒業後大手飲料メーカーに就職も博打の方が数倍割がいいので退職。4号機時代を全力で堪能したあとは体力の限界で引退。心を入れ替えて会社員に戻るも超つまんないので2022年に起業。
【お住まい】千葉県の農地

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