【第59回七夕賞(GⅢ):回顧】セイウンハーデス

重賞レース回顧

2023年7月9日㈰に福島競馬場で行われた第59回七夕賞(GⅢ)は、道中3~4番手で進んだ幸英明騎手騎乗の2番人気セイウンハーデスが快勝。抜群の仕上がりと絶好枠を活かして待望の重賞初制覇を飾った。

2~3着には人気薄の牝馬ククナとホウオウエミーズが入線。共に54㎏はやや見込まれたようにも思えたが、ハンデキャッパーの眼力は確かだった。

2023 七夕賞(GⅢ)

各馬短評

1着 ⑮セイウンハーデス
  • 逃げ馬揃い、先行激化が概ねの想定。
  • とりあえず絶好枠を引く。
  • 同期のフェーングロッテン低調の追い切りで1㎏貰ってチャンス。
  • まさかの誰も行きたがらないスタート後数秒で3~4番手追走を選択。
  • 7か月ぶりの1番人気を交わすだけの楽ゲー。
2着 ④ククナ
  • 正直54㎏は見込まれたかなという印象。
  • ハンデキャッパーが正解。
  • スローの3番手から勝ち馬と同じような競馬。
  • 若干の位置取りと枠の分の負け。
  • 3㎏貰ったことを考慮しても同等の評価は与えられる。
3着 ②ホウオウエミーズ
  • 調子は維持。
  • 前走穴人気で重賞3着→また人気薄で3着。
  • 最初からインビタもどうかと思うが枠的には仕方ないか。
  • やや最後進路探すも上がり最速。
  • なぜ今充実しているのか実に謎な馬。
4着 ③バトルボーン
  • まず、前走まで乗っていたルメールが函館の新馬レガレイアを優先。これは覚えておくべき事案。
  • 当然この馬の状態も考慮されていたと気付くべきだった。
  • 7か月ぶりは懸念材料も能力確か。
  • 押し出されて目標にされる格好。
  • 但しペースは緩く、最後差されたのは休み明けの分としてもダサイ。
  • 次走は変わって来るだろう。
5着 ⑨レッドランメルト
  • 調教絶好で12番人気。
  • ここで狙わずどこで狙うのだというレベル。
  • 直線は差し切る勢いだったが最後止まる。
  • 適性距離せいぜい1800mまでと判断。
  • マイルで再度狙いたい。
6着以下
  • 10番手以降では話にならない。
  • 特にフェーングロッテンは行けもせず、調子の悪い状態での連戦が響いた。
10着 ⑭テーオーソラネル
  • このペースの2番手でここまで沈むと戦意喪失など事故負けの類。
  • 巻き返しは当然あるだろう。

まとめ

    • バトルボーンが叩かれているが、無視でいい。
    • 彼以外の掲示板は実力通りと見ていい。
    • セイウンハーデスはようやく軌道に乗った。
    • 後ろから沈んだ馬は評価変えずにOK。
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参考

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ぽぽん

【競馬歴】ミホシンザンが春天を制した日に父に東京競馬場に連れて行かれてから36年。初恋はダイナアクトレス。
【卒論】ヘイルトゥリーズン系の今後
【職歴】大学卒業後大手飲料メーカーに就職も博打の方が数倍割がいいので退職。4号機時代を全力で堪能したあとは体力の限界で引退。心を入れ替えて会社員に戻るも超つまんないので2022年に起業。
【お住まい】千葉県の農地

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