2024年2月18日㈰に小倉競馬場芝1800mで行われた第58回小倉大賞典(GⅢ)は、杉原誠人騎手騎乗の3番人気⑫エピファニーが優勝。
ここで杉原を起用する采配には驚いたが、見事そのチャンスを活かし、「ちゃんと走れれば強い」相棒の力を存分に引き出して彼自身3年連続の重賞制覇を飾った。
2024 小倉大賞典(GⅢ)
各馬短評
1着(落馬競走中止) ⑮ホウオオウアマゾン
- 完全に中距離型にシフト。
- 不利な外枠⑮。
- スタート直後に落馬。
- ハイペース3番手から直線逃げ馬を捕え、抜け出して完勝。
- 騎手が乗っていなかったのが悔やまれる。
- 重賞で落馬からの上位入線は最近ではヴァンヤール、シルヴァーソニックなどがその後活躍。
1着 ⑫エピファニー
- 能力上位も気性が課題。
- 折り合いは欠くが、前回よりはマシ。
- ハイペースの中団追走からすんなり。
2着 ⑪ロングラン
- コスタボニータを負かせる以上、重賞制覇の力は秘める。
- ハイペースで追い込みの展開も味方。
- しぶとい末脚は今後も要注意。
3着 ⑨セルバーグ
- 逃げ馬は他にフェーングロッテンしかいない。
- 鞍上の57㎏は実質62㎏。
- 上手くは乗れないので無謀な逃げでも行くしかない。
- きっちり無謀なペースで逃げたが最低限の単騎には持ち込む。
- 馬の力で粘り込む。
4着 ⑦アルナシーム
- 3着馬を差し切れないのは少しだらしない。
- 毎回人気するムラ馬なだけに人気薄の時だけ買う方が良いかも。
5着 ⑧フェーングロッテン
- あまりにひどくなったので騙馬化。
- そこそこ複調の兆しを追い切りで見せる。
- 逃げ馬は他に聖奈のセルバーグだけ。
- 彼女はチキってこれが逃げると思ったが二択ミス。
- 番手で気分良さそうだったが途中カラ馬に絡まれる。
- ま、それでも5着。
- ちょっとずつ良くなっていけばまだやれるだろう。
6着 ⑤クリノプレミアム
- ピークアウトもこのメンツならの淡い期待あり。
- こんなもん。
7着 ②カテドラル
- こちらもピークアウト済み。
- ただ今回は稽古の動きも良くそこそこやれそう。
- そこそこやれた。
8着 ③ダンディズム
- 出遅れ。
- 今回は伸びず。
- 些か後ろ過ぎたか。
- そもそも人気し過ぎ。
- 前走勝ったとはいえ相手はフォワードアゲンなど。
9着 ⑬イクスプロージョン
- 欠片程も仕上がっていない。
- この位置でここまで負けるのも納得。
- 新潟でなら穴を開ける可能性はまだ残す。
10着 ⑥アドマイヤビルゴ
- 既にピークアウト。
- 6億の馬なんだけどねえ。
- 57.5㎏とか滅茶苦茶だろ。
11着 ④アサマノイタズラ
- 3歳時は上手く乗れればクラシックで馬券になれた馬。
- 騎手運が地獄のようになく、教育に使われた。
- その後は馬のやる気も欠如。
12着 ⑭ゴールドエクリプス
- 枠がまずクソで大河が捌けるところでもない。
- スタート直後にカラ馬と接触。
- リズムを崩し、道中の走りに少し気負い。
- その分も合って力を出せていない。
- 今回はナシでいいんじゃないかな。
13着 ⑩マイネルファンロン
- ピークアウト済。
14着 ⑯シフルマン
- ピークアウト済。
- しかも大外。
取消 ①ディープモンスター
- スタートに立てない馬にたらればはいらない。
まとめ
-
- 上手くペースに乗って力通り走った馬のワンツー。
- セルバーグ聖奈は下手でペースは速くなったが、あの乗り方でいい。
- ダメでもファンが納得の乗り方ならOK。
- メンバーレベルが低すぎて評価はリステッド並み。
- ↓いつもの。
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