札幌2歳S(G3)の考察の前に、世間一般的な注意喚起をしておきたい。
私事だが、2回目のコロナワクチン(ファイザー)を火曜日に接種したところ、水曜日にひどい腰痛に襲われた。
痛みを押して病院に赴き、かかりつけ医に聞いたところ、おおよそ25%の確率で神経や関節系の不具合を誘発するそうだ。
私は腰痛持ちなのでなるべくしてなったようなもので、しばらくは無理しないよう釘を刺され、レントゲンだけ撮って経過を見守る事にした。
仮にあなたが接種後に身体に異常をきたしたら死亡する可能性すらあるので、すぐに接種した団体と役所に一本電話を入れておくことを強くおすすめする。
競馬の予想はそれが終わってからでも十分間に合う。
札幌2歳S(G3)
昨年はソダシとユーバーレーベンがワンツーを決めた。言うまでもないが今年の桜花賞馬とオークス馬だ。
年によって好走馬の当たり外れが大きいレースだが、1800mという条件は、1200mや1400mのG3よりは確実に翌年のクラシックに直結しやすい。
元々高い素質を持った馬がここで賞金を加算し、後のローテーションに余裕を持てば大きなアドバンテージとなるのは想像に難くない。
では今年はどうか?
調教の動きと評判をおさらいしながら1頭ずつ見て〇✕をつけていこう。
札幌2歳S(G3)出走馬
①リューベック
〇 新馬戦は今回と同じ芝1800mを楽勝。舞台は函館から札幌に変わるが対応可。
〇 追切は格上を圧倒。体調は万全に映る。
〇 札幌のハービンジャー
✕ 新馬戦の相手は未だ勝ち上がり0でレースレベル?
②トップキャスト
〇 新馬戦は迫力の無い細身の馬体から低評価だったものの評判馬達を圧倒。
〇 調教の走りを見る限りでは右利きの走り。
✕ 前走は楽過ぎる競馬。
✕ 馬齢的なことを加味しても馬体が華奢。
③ダークエクリプス
〇 スタート、折り合い、反応、根性全て文句なしの新馬戦。
✕ 人気馬が軒並み凡走でレースレベルに疑問。
〇 瑠星から竜二へ鞍上強化
〇 格上と互角の動きで前走以上が見込める。
〇 早世した父ドゥラメンテへの手向け
④エーティーマクフィ
〇 キャリア豊富でOPでも連対。戦って来た相手は水準以上のレベル。
〇 既に差しが板に付いてる。
✕ 上積みが薄い追切り。
⑤ユキノオウジサマ
〇 メンバー中唯一の二桁人気勝ち上がり。穴党の王子様となる資質。
〇 先週は話題満載だった和生。
✕ 大柄で今一つスピード感に欠ける。
⑥オンリーオピニオン
〇 調教の動きは素晴らしく、馬体も雄大。洋芝も合う。
〇 昨年出走したラフィアンの牝馬は後のオークス馬。
✕ 同型多く、どう立ち回るか不透明。
✕ 私がそこそこ厚く買う。
⑦アスクワイルドモア
〇 キャリアは3戦と多く、相手なりに走っている。
✕ さほど行くタイプでもないのに早い上がりが使えない。
✕ 1戦ごとに馬体減は気になる材料。当日はどうか?
⑧クリノメガミエース
〇 人気薄で圧逃した前走は見事。
〇 全く上手くはないが、最近乗れてる菱田のよもやの覚醒。
✕ 全開のダート血統だけに芝への不安大。
⑨ジオグリフ
〇 芝1800m1:48.2。上がり3F33.3はこの中では突き抜けている。
✕ 父ドレフォンは米最強スプリンター。この舞台が適鞍かは?
⑩トーセンヴァンノ
〇 山田に重賞勝ちの勲章与えたら名馬と呼んで差し支えない。
〇 ヴァンキッシュラン産駒の初重賞への期待。
〇 体全体を使って走る。同世代で完成度は一際高い。
✕ 9月初週で既に5戦目はさすがに使い過ぎではないか?
札幌2歳S(G3):まとめ
かつてのゴールドシップやジャングルポケットなど、数年先までの競馬界を牛耳るような大物も潜むレースで、当然今年もその可能性はあるだろう。
新馬戦の内容だけならジオグリフだが、ここは敢えて穴目から狙ってみたい。
◎ ⑥オンリーオピニオン
〇 ①リューベック
▲ ⑩トーセンヴァンノ
△ ⑨ジオグリフ
ヒモ②③まで
おまけ:9/4(土)2歳戦
札幌1R
◎ ③バイハリウッド
〇 ⑥パスポートチェック
札幌5R
◎ ⑤レッドベスティア
〇 ⑥リーセフィヨルド
消 ⑫ドーブネ
小倉5R
◎ ⑨メルヴィル
〇 ⑦ヨーデル
▲ ⑩ダークペイジ
新潟5R
◎ ⑥キャンデセント
〇 ⑨マリノプリエール
では、良い一日を!
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