2023年9月3日㈰に小倉競馬場で行われた第43回小倉2歳ステークス(GⅢ)は、1000m通過33.2のハイペースを後方で進めた岩田望来騎手騎乗の5番人気アスクワンタイムが2番人気ミルテンベルクとの叩き合いを制して優勝。勝ちタイムは1:08.6(良)。
2023 小倉2歳ステークス(GⅢ)
各馬短評
1着 ⑩アスクワンタイム
- 週明けの評価はさほど高くなかったが気迫の追い切りで急上昇。
- 過去2走で磨いた差し脚は逃げ先揃いのここでは大きな武器。
- 最終週小倉1200m絶好枠の大外。(結果的に当日4戦3勝)
- 前半3F33.2のハイペースを後方追走で大きな展開利。
- 過小評価の2番人気に競り勝つ。
- 望来が重賞を勝っても驚きが無くなっている。立派な進歩。
2着 ⑨ミルテンベルク
- 月曜段階でほぼ一強評価。
- 一週前追い切りを見る限り態勢は整っている。
- 上手い事外枠を引く。
- 過小評価の2番人気。勝負確定。
- スタートで少しアスクを外に追いやる。
- やはりまだ少し気負いながら走る面。
- それでも勝ち負けに加わるが最後チョイ負け。
- 一応差し返そうとしているようには見える。
3着 ⑤キャンシーエンゼル
- ハイペースを馬なり3番手。スピード値は高い。
- 最後の直線は懸念のまっすぐ走らない面が出る。ここは課題。
- 差し馬2頭には敗れたが重賞でも十分やれる。
4着 ⑦ビッグドリーム
- やはり二の脚が遅い。今後も差し馬として生きていく。
- 中団から進めたが最後のキレは一息。
- 次も人気するだろうが少し疑ってかかりたい。
5着 ②フォルテローザ
- 未勝利馬。
- スタート後、馬場の良い外にいったん出す。団野巧い。
- そのままハイペースを後方から馬場の良い所を選んで。団野巧い。
- それでも5着まで。まだ重賞では荷が重いのでまずは1勝してから。
6着 ⑥パッシングシャワー
- 懸念の出遅れは無し。
- 問題ないレース運びだったが最後伸びない。
- 新馬の内容からはあそこまで伸びない馬では無さそう。
- 理由は不明だが、ただ走らなかっただけなので人気落ちる次走は狙っていきたい。
7着 ③セイウンデセオ
- 新馬のダッシュ力は影を潜める。
- +14㎏に敗因を求めるのが妥当か。
- それにしても常に馬場の悪い所を選んで走っている。
- これが定量の聖奈を買えない理由。
8着 ④ドナヴィーナス
- テンの速さは見せた。
- ひたすら馬場の悪い所を前半3F33.2。これは無理。
9着 ⑧メイプルギャング
- 好発から飛び出してガチ追うも馬なりのドナヴィーナスにハナを叩かれる。
- スピード不足と芝適性の無さとの判断が妥当。
- ダートで改めて。
10着 ①テイエムチュララン
- 連勝も中身薄く。
- この展開を最後方は良い。
- それで最下位は力負けでしかない。
まとめ
-
- 逃げ馬には厳しい展開。
- 2-3着馬は引き続き重賞でも好戦可能。
- 望来が重賞を勝っても驚きが無くなったのは不思議な感覚。
- 当日の小倉1200mは大外枠が4戦3勝。
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参考
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