2024年3月16日㈯に中京競馬場芝1400mで行われた第38回中日スポーツ賞ファルコンステークス(GⅢ)は、北村友一騎手騎乗の7番人気⑮ダノンマッキンリーが優勝。
先週のアスクカムオンモア不正疑惑を払拭するべく頑張る北村。翌週は騎乗停止ということもあり、午後の単勝600万ブッコミ投票に応え、直前の10Rでも16頭立ての12番人気で鮮やかな逃げ切りを見せた。
これまでどう考えても不可解な騎乗を重ねて来た理由も個人的に腑に落ちたし、まともに乗れば上手いから良い馬が回ってくることをようやく理解した。
適鞍が1400mまでな事は誰の目にも既に明らかとはいえ、どうやったらこの馬の単勝を600万買えるのかは知る由もない。
2024 ファルコンステークス(GⅢ)
各馬短評
1着 ⑮ダノンマッキンリー
- デビュー2戦は大した強さは見せていない。
- 1400mまでの馬であることはこの時点で確定しており、朝日杯は過剰人気。
- 前走もほぼ飛びの人気で案の定飛び。
- 今回は一気に人気急落させたが、キナ臭い単勝600万の大口が入る。
- ごくごく平均的なペースを後方からのんびり進める。
- 一頭だけ外から意味わからんくらい強い競馬で追い込んで完勝。
2着 ⑥オーキッドロマンス
- 狙いはここなのでメイチ。
- 馬質が良ければ普通に内田は上手く乗る。
- でも勝ち切れないのがもどかしい。
- おそらくマイルカップには向かわないだろう。
- 出ても静観。
3着 ⑨ソンシ
- 今回は完調ではなくむしろ悪い部類。
- なので頭からは排除。
- そうするとレース自体がカオス化するのでケン推奨。
- 出遅れ。
- 慌てて押して前方へ。
- 状態が状態なので馬にやる気が無く、少し気合いを入れながらの追走。
- それでも折り合いを欠くまでには至らないのはある意味凄い。
- 直線は2度前が詰まる。
- 1-2着に2馬身離されてやっと3着。
4着 ⑪ナムラアトム
- 好発からすんなり4番手。
- ほんのわずかにかかる。
- 上手にソンシをブロックするが最後交わされる。
- 現状は完全に力負け。
5着 ①ロジリオン
- 稽古は良く、状態面不安無し。
- 今回の有力馬数頭に先着実績あり。
- 全国的な下馬評『最内の多頭数なら三浦は詰まる』
- 全くもってその通りの結末。
- 軽く出負けした後は枠なりに中団のイン追走。
- 直線入り口からは日本壁協会会長。
- 何秒詰まってたかもわからんくらい詰まりっぱなし。
- 一瞬も追えなかったのに5着まで来るのが異常。
6着 ⑭アンクルクロス
- 絶好のスタートから前を伺うもスピード不足で先行集団の一角まで。
- 直線に向き、僅かに見せ場作るも止まる。
- 上級相手なら1200mの方が良いだろうね。
- 下級条件なら1400mでも足りるが、少し長い。
7着 ②フェンダー
- これまでひたすら上位人気に支持されており、何かを持っているはずの馬。
- 俺にはまだそれがわからない。
- スタートからガシガシ押しても最前線には未踏。
- あれだけ押しても折り合いが付くのなら気性は優秀。
- 直線は詰まり散らかす。
- ただ、上位馬とは明らかな差があり、逆転は難しそう。
- 出脚の悪さと気性からは「長い所をこなせるモーリス産駒」と見る。
- 陣営がそれに気付くまでは短距離を使うのでその期間は静観。
8着 ⑫エンヤラヴフェイス
- キレ味不足のタフ質馬場専用馬で今の中京はミスマッチ。
- 後方でバッチリ折り合う。
- 大混雑した内~中を通らなかった分、キレないまま8位入線出来た。
9着 ⑤シュトラウス
- 既に通り名は『暴走機関車シュトラウス』
- 今日は無心に最後方。
- 買っていた人が気の毒に思えるような直線の右往左往。
10着 ⑯タイキヴァンクール
- 後方2番手から上がり3位。
- 芝では頭打ちなので早くダートを試して欲しい。
11着 ③サトミノキラリ
- 直線で行き場を失い、⑦ハクサンと接触。
- やる気失くして終了。
12着 ⑧キャプテンネキ
- 強い馬では無いが、いつも一生懸命。
- 今回は力負け。
- 一度休んで2勝クラスからなら安定株になり得る。
- 当然その時に来る不安は早熟のオワコンだった場合。
13着 ⑬エイムフォーエース
- そーじろーくんが大好きな馬。
- 後ろから行って直線どこにも道は無く。
- 横からシュトラウスに殴られただけ。
- 不完全燃焼には違いないが、ここまで追走出来ない時点でマズいだろ。
14着 ⑦ハクサンイーグル
- 直線に入るまでは普通の競馬。
- 直線でいろんな馬にぶつかる。
- このレースからは何もわからない。
15着 ⑩ヴァルドルチャ
- 勝負所で空いたスペースに入る判断が遅れるミス。
- 直線は前が狭く、外に持ち出す際に寄れる。
- それにしても脆弱な内容。
16着 ④クリスアーサー
- 稽古でも覗かせた折り合い難に最高クラスの課題を残した。
17着 ⑰ミルテンベルク
- 滅茶苦茶かかる。
- 2歳夏に輝きを放っていた馬がこの時期にこうなると今後は厳しい。
まとめ
-
- やはりゴチャ付いたレース。
- 3着以下は100度やれば100度変わる。
- 1400mまでのダノンマッキンリーは『強い』に評価変更。
- クロッカスSでは沈んでくれてありがとう。節穴だったかも。
- でも2着馬共々NHKマイルカップでは一切買わない。
- ダノンは府中の1600mはもたない。
- オーキッドはここメイチのため。
- ↓いつもの。
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