2024年3月16日㈯に中山競馬場芝1800mで行われた第38回フラワーカップ(GⅢ)は、津村明秀騎手騎乗の2番人気⑤ミアネーロが優勝。
大本命⑨ホーエリートが不利なく走るだけで勝てるレースだったが、やはり初角から不利を受けてしまう。
反面、他馬に干渉せず4角までジッと我慢したミアネーロの前には御褒美と言わんばかりのヴィクトリーロードが開通。
川田が言うように津村ってやっぱ上手いのかな。
2024 フラワーカップ(GⅢ)
各馬短評
1着 ⑤ミアネーロ
- 体型からは長いところ向きは明らか。
- 下手すりゃ1800mですらまだ短い。
- この-6はちょっとやりすぎた感。
- 状態は良いが、実がもう少し欲しい。
- 新馬はマーシャルポイントを大邪魔したが忖度によりお咎めなしの勝利。
- 菜の花賞は因果応報のゴン詰まりで脚を余す。
- どちらにせよ2戦1勝の馬。
- 最大の強敵ホーエリートが3頭から不利を受ける幸運。
- 直線は前がいるも、進路変更の速さは相当。
- 思い返せばトップスピードを落とさず左右に走れることは新馬で見せていた。
- クラシック全出走権確保完了。
2着 ⑨ホーエリート
- 謎負けの百日草以外の敗戦は全て不利を受けてのもの。
- 実質4戦3勝。
- 8番人気??????
- 今回もテンプレの如く不利を受ける。
- まず➃テリオスサラが膨れ、外へ。
- 続いて⑪テリオスルル⑫フォーザボーイズに割られて位置を落とす。
- 実質5戦4勝。
- さすがにもう能力がバレたので俺の手から巣立つことになりそう。
- 血統的には中長距離だが、体型的にはおそらく距離適性の幅は広くない。
- 1600m~1800mがベスト。
- 気合いで2400mなんとかしろ。
3着 ②カンティアーモ
- ルメール人気。
- +14㎏も太目感は全くなく、むしろもう少しあってもいい。
- 出遅れて後方から。
- ちょい速めのミドルがハマる。
- ルメールの技術で馬群を縫って3着。
4着 ⑩ラビットラン
- 今週のタフ質馬場は合う。
- パドックでは力強くキビキビ。状態は相当良い。
- 好発から少し促すも行かないので馬任せ。
- 後方で折り合わせる。
- 展開もハマったように見える。
- ところが4角で行き場を失い追い出しが遅れている。
- 上がり最速を繰り出すも残念な4着。
5着 ⑧エルフストラック
- 1角の入りで③スティック、①ヒラボクをカット。
- やや速めのミドルで逃げ。
- 他の逃げ馬は全て力不足。
- 勝ち馬とタイム差0.2なら健闘の部類。
6着 ⑥カニキュル
- 好調教。
- ⑨の相手筆頭候補。
- パドックでチャカチャカ落ち着かない。
- レース前から発汗多。
- 出負け。
- レース中も気負って走る。
- 勝負所の手応えも微妙。
- 伸びあぐねる。
- あんなんで2着と0.2、3着と0.1。
- 結構勿体ない日。
7着 ④テリオスサラ
- おそらくメンタルやられてる。
8着 ⑦マルコタージュ
- 父ドゥラメンテ母プロヴィナージュの良血馬。
- 騎手も地味で新馬のレース振りも地味。
- 地味に出遅れ。
- 少し促すも行かないので諦める。
- 全力で大外をぶん回し、さらにカニキュルに弾かれる。
- バテた馬を交わしただけ。
9着 ⑫フォーザボーイズ
- 不当に人気が薄いなと思いきやちゃっかり穴人気。
- 大外は12頭立てとはいえ微妙にツイてない。
- パドックでは落ち着きなく、全く良く見えず。
- レース前から汗だく。
- 当然行きっぷりも悪い。
- でも無理矢理進めてとりあえず最有力馬の前をカット。
- 4角回って見せ場作るも力尽きる。
10着 ③スティックバイミー
- デイジー賞くらいでも人気を集められずに大敗。
- 確実にここでは厳しい。
- しかも1角で寄られて詰まる。
11着 ⑪テリオスルル
- 逃げてもダメなのに番手では。
12着 ①ヒラボクミニー
- 1800mは長いことはお伝え済み。
- 1角で少し不利。
- にしても今日は走らな過ぎなので割愛。
まとめ
-
- 勝ち馬には能力と運があった。
- 2着馬には能力はあるが運が無かった。
- 3着馬より4着馬が強い。
- 6着⑥カニキュル、9着⑫フォーザボーイズは大量発汗の気負いも敗因。
- ↓いつもの。
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