【第38回セントウルS(GⅢ):展望】追い切りと考察

重賞展望

9/8㈰に中京競馬場芝1200mで行われる第38回産経賞セントウルステークス(GⅡ)の追い切りと考察。

今年のセントウルSはAコース5週目で『内ラチ沿いがズタズタの中京』で行われることを念頭において欲しい。(通常は概ね阪神開幕週)

そして元々外枠がクッソ不利なコース形態を加味して考えると、極端な内枠と極端な外枠の各馬は多少の不利を被る。

ところが人気を背負う馬が軒並み内と外に分離した。となれば爆裂な混戦。

昨年こそ本来1番人気のはずだったアグリが謎の2番人気に甘んじたため1番人気の連続連対は11年で途切れた。基本的に近年は中京(2020~2022年)でも阪神でも1番人気は強い傾向にあるのだが、今年はどうなることやらだ。

中京競馬場

引用:競馬ラボ

追い切りと考察

①モズメイメイ

坂 c 調子は維持

  • 開幕週の阪神ならともかく、5週目のA中京の内ラチ沿いはズタズタぼろ雑巾
  • およそ1年間2桁着順を続け、謎の進化を遂げた。
  • 既に別馬。
  • 中枠を引いてさえいれば優勝候補筆頭だった
  • 今回は枠との戦い
②アネゴハダ

cw d 捌きも軽やかで悪くは無い

  • …が、往年の力は既に消え失せた模様。
③グレイトゲイナー

坂 d 楽走

  • 強力な同型が数頭いる今回は苦戦必至
➃ストーンリッジ

坂 c 全体は速いがラスト脚上がる。

  • 多分そこは一年の休み明けの分
  • 無論万全ではない
  • 去年の北九州記念はハイレベルメンバー
  • 久々とはいえそこの3着馬が15番人気はちと有り得ないと思える。
⑤サウザンサニー

w c 軽やかな脚捌きで上々

  • 開幕週で前に強いのがいるのにどうにもならないところから4着の函館SSは評価すべき
  • 充実期に入って来ており、軽視は禁物。
⑥ジョウショウホープ

cw c+ 大きな完歩でほぼ持ったままに好時計

  • 状態は滅茶苦茶良い
  • 文句の付けようのない好枠
  • カギは初の1200m対応
⑦ヨシノイースター

坂 c しっかり負荷をかけるが完調一歩手前

  • サトノレーヴやピューロとの戦いを見ても能力的には十分通用する
  • 先行も差しも可
  • 枠も最強クラス
  • 不安は丸山
⑧キミワクイーン

cw c 無理せず。頭が大分高い。

  • 57㎏で枠の利と展開利を得た後はキーンランドⅭをパスしてここへ
  • 少し時計がかかるくらいの馬場が良いので今の中京は良いかも。
  • 展開ハマれば
⑨ミッキーハーモニー

w d やや行きたがる面を出す。体つきはシャープ

  • 通用しないだろうなぁ…
⑩テイエムスパーダ

坂 d 押しているが緩慢

  • 高速馬場は超得意だが今の中京はその条件にそぐわない
⑪トゥラヴェスーラ

坂 c 終い重点

  • 平凡と言えば平凡だが9歳馬でゴンゴン坂を駆け上がって来られてもという話
  • 劣化のスピードが比較的緩やかで、引退まで常に一発の魅力は秘める
  • かつては康太と共に直線を沸かせた馬
  • 上がり最速を出すことが生きがいの藤岡兄が噛み合えば
⑫テンハッピーローズ

坂 c この馬の坂路調教は見るに堪えない

  • アメリカBC遠征の叩き台
  • なお、1週前のcwを見る限りは一定の力は出せる仕上がりにある
  • 2024年は枠運の化身。ここも外過ぎず程よい
⑬ピューロマジック

cw c 行くな、行くなと制御の稽古

  • 高速馬場は揺ぎ無く強いが、時計のかかる馬場にも対応
  • テンのスピードも今回の同型より速く、案外楽な逃げになる可能性も
  • 間隔空いたがしこたま乗り込んで来ており一定の力は出せる
  • 別定戦とはいえ53㎏は反則
  • 同条件で出走可能な他の3歳馬が一切出ない。白旗上げたのかな?
⑭ダノンスコーピオン

坂 c フラフラしてるように見えるがコレは福永師が意図的にやっている

  • 現5歳世代のトップマイラーは一度オワコン扱いしてしまったのでいまさら買うわけにはいかない
⑮アサカラキング

美浦坂 d うーん…

  • 正直動きも良くないし、今回も同型揃い、さらに悪枠。
⑯カリボール

坂 d 迫力欠く

  • 名前的にファンは多いが、馬券は買われない謎の馬。
  • 魔の鞍馬S組と言われる大穴製造レースを経由。
  • これが来たところで何の不思議もないのが1200m戦。
⑰トウシンマカオ

w c 基本的に稽古は走る

  • 秋初戦なのでこんなもん
  • やや気負う面が見られるのは心配
  • 中京は(0.0.0.4)で相性極悪
  • 悪枠に入った時は不思議な程強いので悩ましい馬。
⑱ママコチャ

坂 c トライアル仕様で本番は次

  • かといって完全叩きではなく、ある程度は走れる仕上がり
  • 先週先々週ともにしっかり負荷をかけ好時計を計時している
  • GIを射止めたのは巨大な枠運と騎手の腕による部分も大きい
  • 反応の鈍さは休み明けの分
  • 内ラチ沿いは地獄になっているとは言えども中京1200の大外は十分悪枠

好調教馬

c+ ジョウショウホープ

体調最上位がこの馬。次位が悪枠のモズメイメイ。

実績馬には次もあり、ほとんどが完調手前なのは仕方のないところか

まとめ

    • 何が起こっても驚いてはいけない
    • ジョウショウホープは体調は№1だが初の1200mに相手関係と、超えるべき壁はそれなりに高い。
    • 枠運で見れば⑤⑥⑦⑫⑬は馬券に組み込んでおきたい
    • そこに悪枠の①モズや外枠大将⑰トウシンを入れて全部買ってたら養分鉄板
    • なら⑥単1点で終わりにしようぜ
    • いつもの↓


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馬場

馬場考察を適当に漁ってください。正解は置いてあります。

その他

京成杯AHは逆立ちしない限りアスコリ軸として、相手も3歳牝馬で〆

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ぽぽん

【競馬歴】ミホシンザンが春天を制した日に父に東京競馬場に連れて行かれてから36年。初恋はダイナアクトレス。
【卒論】ヘイルトゥリーズン系の今後
【職歴】大学卒業後大手飲料メーカーに就職も博打の方が数倍割がいいので退職。4号機時代を全力で堪能したあとは体力の限界で引退。心を入れ替えて会社員に戻るも超つまんないので2022年に起業。
【お住まい】千葉県の農地

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