【第31回テレビ東京杯青葉賞(GⅡ):展望】追い切りと考察

重賞展望

4/27㈯に東京競馬場芝2400mで行われる第31回テレビ東京杯青葉賞(GⅡ)の追い切りと考察。

ダービー馬はここから誕生しないと言われて久しいものの、時に後世に名を残す名馬も爆誕する青葉賞。

確かに本番での勝利が遠いのは周知の事実であるが、馬券内には顔を出す新星を送り出す注目のトライアルであり、見逃しは厳禁。

東京競馬場

引用:競馬ラボ

追い切りと考察

①サトノシュトラーセ

坂 c スピード感今一つ。

  • 1週前2週前共にしっかり負荷をかけている。
  • 故に前走時よりは良化しているはずなのだが当週が案外。
  • 康太からの乗り替わり友道厩舎は皐月賞馬と同じ流れ。
  • 京都2歳Sは早仕掛けの分3着。
  • シンエンペラーよりは確実に劣るが、能力的にはここでも通用する。
  • 抑え程度には…といったところ。
②グランアルティスタ

cw c 促しつつも少し物足りない。

  • 春天出走のゴールドプリンセスと併せ馬。
  • 前走2400mを勝ったが時計も平凡でメンツも低調。
  • 康太が3戦連続乗っていた馬。しかも前走の2着は佑介。
  • 忖度でダービーに出れるほど甘くはないハズ。
③ニシノフィナンス

w c 楽に折り合う素直な馬。

  • 展開利大きかった京成杯でもあれだとここの上位勢に通用するとは思えず。
  • 続く弥生賞でも世代トップの壁にはね返されている。
➃ロジルーラー

映像無し

⑤ジンセイ

cw d 強め。それでこの程度の時計ではまだ足りずか。

  • レベルに疑問符が付く前2走で完敗だと少しつらい。
⑥フォスターボンド

w c 一杯に追って時計。

  • 前走の+16㎏は成長分。
  • 今回はハマる可能性はある。
  • 素質的にはアケルナルスターと同等かちょい下。
  • 皐月賞を除くと世代最高レベルは共同通信杯、次いで弥生賞。
  • あそこでは通用しなかった穴馬がここから出てもなんら不思議は無い。
  • 明良は下手だが馬質は良い。
  • 武史は躊躇なくトロヴァトーレを選択。
⑦シュガークン

坂 c 馬なりでサラッと。

  • 先週2回、先々週も好時計で順調な調整。
  • デビュー戦で負けた相手は重賞勝ち確約級のワールズエンド。
  • 実質3戦無敗。
  • 実際勝った2戦では全く強さを感じず。
  • 武豊人気+キタサンブラックの弟という血統価値で人気。
  • 素質はどれだけ贔屓目に見ても5番目に入るか入らないか程度。
  • 俺には買い要素が見当たらない。好枠くらい?
⑧パワーホール

cw c 至って普通。

  • 展開利確定の共同通信杯は化け物2頭にこそ敗れたが健闘の3着。
  • 今回は単騎逃げをするにも一手間必要。
  • にしても必ず行くはず。
  • 緩くするとそこそこ絡まれる上に、かかりそうな馬も複数出走。
  • という懸念がうっかり杞憂に終われば再びの逃走劇も。
⑨ヘデントール

w c 僅かに折り合いに不安残すも瞬発力は非凡

  • 完全には仕上げて来ていないことが窺える中間の稽古内容。
  • 次を意識しているのは概ね他陣営も同じ。
  • デビュー戦の勝ち馬は別物なので実質3戦無敗。
  • 3月中山の勝ちっぷりは実は結構スゴイ内容。
  • 馬場や展開を一切考えず、能力だけでヤマニンアドホック以下を斬り捨てた。
  • 3強の中で唯一納得のいく枠。
  • オシェアはUAEリーディング12回の腕利きで、先日のドバイでも大活躍を見せた。
  • だが、初の日本に初の東京2400mでは全幅の信頼は置きかねるのが本音。
  • 馬は相当なものなので普通に乗れば余裕で勝ち負けに加わる
⑩ウインマクシマム

w c 馬なりで軽く。抑えは今一つ効かず。

  • 1週前はかなりの好時計を出しており、状態は申し分ない。
  • 本来はホープフルSで来なければ行けなかった馬。
  • 丁度いい枠に先行力は今の馬場にマッチ。
  • 当該距離の勝ち星。
  • 普通に考えれば買い要素は豊富。
  • 但し、前走はドスロー逃げの大凡戦で、強力な強みも見せてはいない。
  • 加えて定番化した松岡の駄騎乗は大きな懸念材料。
⑪シュバルツクーゲル

坂 c 馬なりで楽に。

  • おそらく右回りよりは左回りがいいタイプ。
  • 東スポ杯2着は超展開利。
  • 弥生賞は成長分ありとはいえ+18㎏は重め残り。
  • にしてもあれだけ展開面で優遇されて完敗はだらしない。
  • 今回は前目も多く、展開利が望めなそう。
⑫アバンデル

w c+ がっちり抑えて折り合い重視で好時計。

  • 牡馬にしては小柄だが、見栄えがしない分人気もしない。
  • 前走は石橋がすこぶる下手に乗ったが、距離伸びれば良さそうなタイプ。
  • そのフリージア賞は後の重賞勝ち馬が最低でも3頭いると思われるハイレベルメンツ。
  • 血統はマイル色が強いが、陣営が2000~と判断した使い方。
  • 仮にも中山2000mでコスモキュランダ(丹内でジタバタしていたとはいえスローの番手)を差し切っている。
  • 石橋の駄騎乗だけが怖い。
  • あとは買い要素しかない。
⑬マーシャルポイント

w c+ 3頭併せ真ん中。反応は上々。

  • 確実に重賞を勝てる器。
  • 先週今週としっかりやっており、調整は順調。
  • これまで強力外人を乗せて今回津村は少し不安。
  • 新馬はミアネーロの大斜行で2着。
  • だれか大物がミアネーロの単持ってたんだろうなというレベルの確定的な忖度で繰り上がれず。
  • 当たり前に折り返しの未勝利を楽勝。
  • 前走退けたアドマイヤベルはフローラS勝ち。
  • 本来新馬で負かしていたミアネーロもフラワーカップ勝ち。
⑭コスモブッドレア

w d 馬なり軽め。目立たない。

  • 京成杯、スプリングs共に完全前有利の展開利での好走。
  • とはいえ完敗の内容。
  • 今回はそこそこ前も多く、苦戦必至。
⑮ショウナンラプンタ

坂 d 馬なり。なんとか折り合いをつける。

  • 中間トコトン軽い。
  • 権利取れたら儲けモノくらいでやる気は薄い。
  • この枠からどうこう出来るほどのポテンシャルは今のところ感じない。
⑯ディアルウィルダー

映像無し c

  • 1週前2週前とwで猛時計を出しており、体勢は整っているハズ。
  • 勝ち上がりの未勝利は楽勝だが、相手が脆弱で評価が分かれる。
  • ベストミーエヴァーに負けたのはまぁ許容。
  • キングより6万倍くらい上手いモレイラマジックは凄まじく怖い。
  • 姥捨て山の悪枠をどうこなすか。
⑰トロヴァトーレ

w c+ ガッチリ抑え、とにかく折り合いに専念。

  • 牧場で何とかしてきたのだろうが、見た目の調整は軽め。
  • 弥生賞で見せたカスみたいな気難しさが出たらアウト。
  • なお、その弥生賞は叩き台ではあったが時計は出していた。
  • 勝利した2戦はいずれもノーステッキ。
  • 折り合えば突き抜けるまである高素質。
  • 間違いなく強い。
  • 選択肢は多かったであろう武史がこれを選んでいる事からもそれは明らか。
  • King of ゴミ枠。ふざけんな。

好調教馬

c+ ⑫アバンデル ⑬マーシャルポイント ⑰トロヴァトーレ

まとめ

    • 稽古内容からここは何とかしたい気持ちが見えたのは⑫⑬
    • 明らかな能力上位は⑰⑨⑬。普通に走ればこの3頭以外全く用は無い。
    • ⑫アバンデルは舐められているが、今回は前が流れるので前走より展開は向く。後は石橋が少しでも上手く乗れてアホほど追えれば圏内突入も。
    • ヒモは多いが若干穴人気している馬も多く、選択は直前まで悩もう。
    • ◎⑬マーシャル 〇⑰トロヴァ ▲⑨ヘデン ⑫アバン
    • この4頭以外の馬連は私の中に存在しない。
    • ワイド6点で全滅するなら大凡戦確定。今年のダービーとは無縁となる。
    • この内の2頭がヘグッた場合のみ3着に他の入る余地が空く。
    • いつもの↓今日は必ず踏んで行ってほしいです。


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プロフィール
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ぽぽん

【競馬歴】ミホシンザンが春天を制した日に父に東京競馬場に連れて行かれてから36年。初恋はダイナアクトレス。
【卒論】ヘイルトゥリーズン系の今後
【職歴】大学卒業後大手飲料メーカーに就職も博打の方が数倍割がいいので退職。4号機時代を全力で堪能したあとは体力の限界で引退。心を入れ替えて会社員に戻るも超つまんないので2022年に起業。
【お住まい】千葉県の農地

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