【第29回アンタレスステークス(GⅢ):回顧】ミッキーヌチバナ

重賞レース回顧

2024年4月14日㈰に阪神競馬場ダート1800mで行われた第29回アンタレスステークス(GⅢ)は、太宰啓介騎手騎乗の5番人気⑩ミッキーヌチバナが優勝。

これまで18戦して掲示板を外したのが僅か2回という堅実派が、デビュー当時ずっと手綱を握って来た太宰との21カ月ぶりのコンビ復活で見事重賞ウィナーの仲間入りを果たした。

2024 アンタレスステークス(GⅢ)

各馬短評

1着 ⑩ミッキーヌチバナ
  • やや窮屈なスタートだったがすぐに前が開き、馬なりで中団追走。
  • やや速めの流れの中、完璧に折り合う。
  • スレイマン、ハギノアレグリアスといった上位人気馬を4角で射程に入れる。
  • 残り200mで手応え、脚色の差は歴然。
  • そこからスレイマンに粘られるが、交わし切る。
  • おそらくこれまでのベストパフォーマンス。
  • 今回は少しロートル気味のメンバー。
  • 最強クラス相手での戦いとなると一押し足りなそうではある。
2着 ⑯スレイマン
  • パドックで最上位評価。
  • 近走充実しており、今回も受けて立つ競馬。
  • タチバナが完璧なレースをしているため、惜しい敗戦。
3着 ①ハギノアレグリアス
  • 全盛期ならあそこから突き放している。
  • ここからは厳しい戦いが始まりそうだがGⅢならまだやれるか。
4着 ⑬トウセツ
  • 3着から5馬身は離れ過ぎ。
  • 前が潰れた分、着順的には差し込めた。
5着 ⑦サヴァ
  • 前が潰れる展開に救われた感。
6着 ②ダノンマデイラ
  • 好枠で好発を切ったが抑える。
  • 克駿の悪い癖。
  • これをやると相当な馬しか来れない。
  • ジャンタルマンタルのような。
7着 ⑮ケイアイパープル
  • 馬体重の変動が激しいタイプで今回も+21。
  • 良い位置で運んだが、さすがに加齢による衰えもあるか。
8着 ⑭ゲンパチルシファー
  • すでにピークアウトしているがこうして賞金を持ってくる孝行馬。
9着 ⑥ホウオウルーレット
  • -12㎏と絞って来た。
  • ガチで出遅れ。
  • 微妙に人気する馬で北村がこれをやると常に不穏に思ってしまう。
  • なので次走以降も買ってみた方が良さそうな馬。
10着 ⑪クリノドラゴン
  • ピークアウト。
  • 今後はもう厳しい。
11着 ⑤ニューモニュメント
  • これもピークアウト済。
  • 福島で軽斤量で人気が無ければ少しつまんでもいいかなというレベルまで落ちている。
12着 ⑧テーオードレフォン
  • 超絶デキのスレイマンとやり合って先手を主張。
  • ちょっと速く、息も入らず。
  • 4角で一杯。
13着 ⑨ラインオブソウル
  • 時折穴を出すので警戒される馬。
  • 今日は不発。
14着 ③ヴィクティファルス
  • 稽古は走る馬。
  • 前走は馬が稽古と勘違いしたのかな。
  • 沈み過ぎで体が心配になる。
15着 ➃サトノロイヤル
  • テーオー、スレイマンと前争いは厳しい。
16着 ⑫リキサントライ
  • 追走する事すら叶わず。



まとめ

    • 時計的には悪くないが、これはペースによるもの。
    • 今回はGⅢの中でもレースレベル低め。
    • ミッキーとスレイマンだと今回はスレイマンの方が評価に値するか。
    • ハギノアレグリアスはどうやらもうGIには届かなそう。
    • 今回は馬柱を汚したが、テーオードレフォントホウオウルーレットは人気落としたリステッドなら十分圏内。
    • ↓いつもの。


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参考

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