10/21㈯に東京競馬場芝1800mで行われる第26回富士ステークス(GⅡ)の追い切りと考察。
例年芝1600mの外枠有利がより顕著となるAコース3週目の富士ステークス(GⅡ)に於いて超内枠から好走するにはソングラインレベルでないと難しい。
しかし今年は12頭立てと手頃な頭数で、これといって強力な馬が外枠を引いたわけでもなく混戦となっている。
引用:競馬ラボ
追い切りと考察
①ユニコーンライオン
坂 d 強めに追うがバテバテ
- 今回は緩いペースで展開には恵まれる。
- もう往年の力は無いのでどこまでやれるか。
②マテンロウオリオン
cw c 伸び伸び走っているのは好感が持てるがやや重いか。
- この馬も基本的に枠運が無い。
- 穴を出しても全く不思議ない馬ではある。
- それで春は散々な目に遭った。
③エターナルタイム
w c+ 長めからラスト軽く仕掛けただけでラスト11.1。
- +14→-14→+8と馬体変動の激しさが目に付くのでそこは注意。
- 4歳春の-14㎏時のレース(1勝クラス)は持ったまま抜け出すかと思えばそこから伸びず、体調不良が顕著なレースだった。
- 今週の動きを見る限り久々とはいえ体調は相当良い。
- ③番枠は少し懸念。外枠を引けばより簡単なレースだった。
- おかんのマジックタイムは好きだった馬なので応援したい一面も。。
④ソーヴァリアント
w c 軽めも軽快な動き。
- ある程度態勢は出来ている。
- 距離短縮がどう出るか。そこだけ。
- 緩い流れになる中、前に付けられる脚質は魅力。
⑤ジャスティンスカイ
坂 d 促すが全く伸びず。動きもまだ固い。
- 1週前はcwで一杯に追いまくって時計を出しているが、当週がこの内容では手が出せない。
- 急仕上げ濃厚。
⑥ナミュール
坂 c+ 馬なりでラスト少し仕掛けて慎重。
- 根本的にガサがないので場体重をいつも気にかけている。
- 休み明け初戦は明確にパフォーマンスが上がる。
- 武史を引っ込めてモレイラなところに本気度が窺える。
⑦イルーシヴパンサー
w c 長めから軽く仕掛けて及第点の時計も些か急仕上げ気味。
- 先週の重馬場で最内を逃げたヤマニンサルバムが1:58.0では外だけが良いとも言い切れない。
- このレースはスローが濃厚で、いつも通りの追い込み一辺倒ではかなり厳しくなる。
- 中山記念のようにある程度の位置に付けられれば。
⑧タイムトゥヘヴン
w d 動きがバラバラ。
- 東京にも実績はあるが、本質は中山専用機。
- デキも整ってない今回は見送りが賢明。
⑨レッドモンレーヴ
w c 強めに追うが、まだ伸び一息。
- 春の京王杯の内容からもGⅡで満足する馬では無さそう。
- 今回は叩き台ではあるが、力量的には勝ち切れるだけのモノはある。
- 超出遅れという必殺技も持つので軸にするのは怖い馬。
⑩キラーアビリティ
cw c のんびりしたケイコ。冬の中京が本番か。
- まだ4歳で断定はできないが、走るのは寒い時期限定のタイプかもしれない。
⑪ダノンタッチダウン
坂 c 1週前にcwで長めからびっしりやって当週は流す程度。
- 2歳暮れの時が凄まじかったため、当時と比較すると若干見劣りはする。
- ここをブっこ抜くだけのポテンシャルは秘める。
- ドルチェモアの凋落で世間の目が懐疑的になっている面は逆にチャンスかも。
- だってこの馬には関係ないじゃん。朝日杯は枠でも負けてたし。
- 最近のノリと私は相性が悪い。先週は3着出来たモリアーナを詰めて沈めた。
⑫ステラヴェローチェ
坂 d じっくり乗り込んできているがかつての迫力に欠ける。
- 屈腱炎で1年半休養。
- これをイキナリ買える神経は私にはない。
- 絶好の大外枠はせめてもの忖度か。
好調教馬
c+ エターナルタイム ナミュール
まとめ
-
- ◎③〇⑥▲⑨△⑪△④
- 緩い流れが濃厚な今回、番手候補で瞬発力もある好調教③が主軸。
- 懸念は若干不利となる③だが、発馬後すぐ外に出せれば問題は無い。
- ④ソーヴァリアントに内に押し込められると厄介。
- ⑥ナミュールはモレイラへのスイッチに本気度。初戦も走る。
- ⑨レッドは実は先行も出来る。
- 追い込み一辺倒は届かないと見た。
- いつもの↓
コメント