10/2㈯、中京競馬場では第25回シリウスS(G3)が行われる。
JBCシリーズからチャンピオンズⅭ、東京大賞典と続く古馬ダート中距離路線を占う上で見逃せない一戦。9/29㈬に船橋で行われた日本テレビ盃では昨年までの絶対王者クリソベリルがよもやの大敗を喫し、新王者へ名乗りを挙げる馬はもうどこに居てもおかしくない。
シリウスS
傾向
- 過去10年の勝ち馬は1~4枠から9頭。勝ち馬は内枠。
- 逆に過去10年の2着馬は5~8枠から8頭。2着馬は外枠。
- 過去10年で1番人気は(3.1.1.5/10)と半分飛ぶ。
- 5~6歳がやや優勢。7歳以上は苦戦。
- ハンデ56.5㎏以上は3着内率は高いが勝ち切れない。
出走馬全頭診断
①ダノンスプレンダー
〇 素質はG1級。G3はあっさり勝たないといけない馬。
〇 ダノンスマッシュにこそ遅れたが1週前でほぼ仕上がる。
✕ 重賞➃⑨④④。2走連続落鉄中と運もない。
✕ 勝ち味の遅さ。
②ブルベアイリーデ
〇 追い切りは馬なりで好時計。状態は万全。
✕ 東京・新潟は(4.3.1.7/15)、中京は(0.0.0.3/3)
③ロードリバーサル
〇 全4勝全て左回り、中京では3勝。
✕ 鞍上が落ち着かず迷走中。
✕ ムラ馬だが人気が無い時はとにかく走らない。
④エルデュクラージュ
〇 自在性と好枠。
〇 マスターフェンサーに連勝する地力。
✕ 2000m以下だと不安定な成績。
✕ 能力に陰り
⑤リアンヴェリテ
〇 ほぼ単騎逃げ確定のメンバー構成。
〇 ピンかパー狙いにはうってつけ。
✕ 1800mを超えると成績が悲惨。
⑥ゴッドセレクション
〇 ダート部門で世代最強クラス。
〇 実績的には1㎏軽いと思われる斤量。
✕ 目標にされるのは濃厚で、仕掛けどころを誤れない。
⑦アナザートゥルース
〇 老いそうで老わない。
〇 大敗の次戦は走る。
✕ G1勝ち無しの7歳馬に58㎏はやや厳しめ。
⑧サンライズホープ
〇 リアンヴェリテを見ながらゆとりあるレース。
✕ まだ幾分重苦しい追いきり。
⑨ケイティブレイブ
〇 飛び抜けた実績。
〇 14か月ぶりの前走も悲観する程負けていない。
〇 鞍上強化。
✕ 8歳秋でさすがに衰えも。
⑩ハヤヤッコ
〇 一撃必殺のドン尻強襲。
✕ 諸刃の剣。
✕ 目標は先と見られる追い切り。
⑪ウェスタールンド
〇 追い込み馬にあるまじき安定感。
〇 国内頂点級ダートG1で戦える地力。
✕ もう一叩き必要と見られる追い切り。
⑫サクラアリュール
〇 昨年はカフェファラオの2着でコース相性OK。
✕ それ以降はやや精彩を欠く。
✕ 後ろから行くのに上がりが遅い。
⑬アシャカトブ
〇 好位から粘り込める器用さ。
〇 前走は太め残り。
✕ 良化はスロー。
⑭テンザワールド
〇 3勝クラス勝ちが6勝目という時代の寵児。
✕ 今回は相手が2~3段強い。
⑮エブリワンブラック
〇 浜中の中京中距離ダート戦績はトップクラス。
✕ 本格化の兆しを見せた後に謎の凡走。
⑯サンデーウィザード
〇 追い切りはメンバー内で上位。好調確実。
〇 未だ堅実な末脚は衰えを感じさせない。
〇 昨年は上がり3F最速。
✕ 常に後ろ過ぎる。
まとめ
◎ ①ダノンスプレンダー
〇 ②ブルベアイリーデ
▲ ⑥ゴッドセレクション
△ ⑯サンデーウィザード
✕ ⑮エブリワンブラック
リアンヴェリテが逃げ、少し離れて4~5頭が先行集団を形成する中で、ゴッドセレクションがマークされる展開からどこで仕掛けるかが焦点。おそらくは少しの躊躇が発生し、追い込み馬には厳しくなると予想。
◎ダノンはエンジンのかかりが猛烈に遅いのが懸念材料だが最上位の能力を信頼。
〇ブルベアは中京不安はあるが今の充実ぶりなら克服可能と見る。
△✕は3着波乱にはもってこいのキャラをチョイスした。
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