ヴィクトリアマイル
5/15㈰、東京競馬場では第17回ヴィクトリアマイル(G1)が行われる。
天気はどうやら下り坂で、過去2年ほど突出した人気を集める馬も不在の牝馬限定戦となれば平穏な決着を望むのも酷というもの。再び18番人気が飛び込んで来たところで先週のカワキタレブリーほどの驚きはない。
おそらく上位人気に支持されるのはデアリングタクトとレイパパレの5歳勢。次いでソダシ、ファインルージュの4歳勢が続くと予想される。
単純にこの4頭が突き抜けてると確信出来るほどの材料があれば何の問題も無いのだが、デアリングタクトは1年ぶり、レイパパレは東京マイルがどうか?ソダシはあの気性でファインルージュは格的に一枚劣る。さらに彼女達を出し抜いて女王の座を狙う伏兵達も歴戦の猛女が顔を揃えており、穴党達は血沸き肉躍る毎日を過ごしている。
枠順はまだ確定してないが、ヴィクトリアマイルは白帽が微かに不利なくらいでほぼフラット。私にわかるのはそこまでで、エイシンチラーが除外になった時点で爆穴候補も一から考え直さねばならない。
わざわざここに来てくれた読者に対して何の土産も持たせられないのは避けたいので、伏兵多数の大混戦である今回は「強引な決め打ち」をテーマに話を進めていきたい。
貴方にも9種11牌で国士狙い一本に絞り、ダメでもすんなり諦めが付いた経験があるはずで、それは意外と後を引かない。あれこれ考えなくてもツボにハマる時はハマるのがギャンブルであり、それは今回かも知れないのだ。
外れる時はどれだけ拡げても外れる。
割り切って絞り、少点数で当たる事を祈れ。
では割り切り例をいくつか挙げていく。
ディープインパクトBOX
テンプレにあるような買い方だが実際に昨年の1~3着馬グランアレグリア、ランブリングアレー、マジックキャッスルがこのパターン。
今年の該当馬(4頭)
- デゼル
- テルツェット
- マジックキャッスル
- レイパパレ
キズナBOX
ディープインパクトの後継筆頭としての地位を確立してきたキズナ娘も強烈な面々が揃っている。
該当馬(4頭)
- アカイイト
- アブレイズ
- ソングライン
- ファインルージュ
2001年産BOX
2004年春のクラシックを沸かせたキンカメ、ハーツ、ダイワメジャー。このあたりは見込める配当が凄まじい事になる。
該当馬(4頭)
- アンドヴァラナウト
- シャドウディーヴァ
- メイショウミモザ
- レシステンシア
1600mG1好走組BOX
既に1600mG1で好走歴のある馬達。とても当たりそうに見えるがこれが余裕で外れるのが競馬である。
該当馬(6頭)
- ソダシ
- ソングライン
- デアリングタクト
- ファインルージュ
- マジックキャッスル
- レシステンシア
外人BOX
結局それ?と何度思わされたことか。
該当馬(3頭)
- テルツェット(レーン)
- ファインルージュ(ルメール)
- ミスニューヨーク(ミルコ)
灼熱の一点買い
ここまで名前が挙がらなかった2頭は爆逃げ候補ローザノワールと本格化して脚質に幅が出たクリノプレミアム。4コーナーで1~2番手にいる画は十分に想像出来る範囲であり、例えワイド100円のみの購入でも楽しませてくれるに違いない。
なお、妻が栗毛BOXと耳元で囁いているが、当該馬はクリノプレミアム唯一頭だった。
まとめ
いくつか挙げてみたが、読者の方も自分なりの絞りを模索してみて欲しい。G1とはいえこういう楽しみ方をするのもたまには良いと思う。あれもこれもと手を拡げ過ぎてガミ散らかすことは競馬において最もやってはいけないことだからだ。
パスならパス。やるなら絞る。
メリハリを付けていこう。
おまけ
今週の芝コースで明らかに有利なのは1800~2000mの内枠だけ。
詳しくは後日馬場考察にて。
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