【第168回天皇賞・秋（GI）：回顧】イクイノックス

2023年10月29日㈰に東京競馬場芝2000ｍで行われた第168回天皇賞・秋（GI）は、断然の1番人気に支持されたイクイノックスが1:55.2（良）の世界レコードで連覇達成。

誰もが認める最強馬がまたも圧巻の走りで世界中の競馬ファンの度肝を抜いた。

2023　天皇賞・秋（GI）

各馬短評

1着　⑦イクイノックス

• 1000ｍ通過57.7のハイラップを3～4馬身差の3番手追走で楽に抜け出す。
• なお昨年のパンサラッサは57.4の大逃げ。

• 当然先行馬は全て沈没し、2.3.4着馬の位置取りは道中11.10.9番手。
• 勝ちタイム1:55.2はこの世のものとは思えないレベル。
• ため息すら出ない圧勝劇。
• もはや世界レベルでの史上最強馬論争に加われる。

2着　⑥ジャスティンパレス

• 今年のフィエールマン枠。
• 出来は完調手前で狙いは距離伸びる次。
• 鬼ラップを後方2番手追走。
• 前総崩れを追い込む。
• それにしても力を付けたなこの子。

3着　⑨プログノーシス

• 完璧だった札幌記念ほどのデキにはない。
• 鬼ラップを最後方追走。
• 前総崩れを追い込む。

4着　④ダノンベルーガ

• 昨年の3着馬。
• 鬼ラップを後方3番手追走。
• 前総崩れを追い込んで4着。
• 結果、道中最後方から1～3番手が2～4着に。

5着　⑤ガイアフォース

• ジャックドールに楽をさせないビタバリ番手追走。
• 突いて1000通過57.7。
• 後ろに世界最強馬が控えているのに何故わざわざ突くのかは淳也に聞いてくれ。
• ハイラップに輪をかけて番手追走することに何か意味があるのだろうか。
• 5着とはいえ4着馬には2馬身半付けられる。
• 世界レコードを生み出した影の功労者。
• やはりどう考えても意味不明の乗り方。

6着　⑪アドマイヤハダル

• 大外とはいえぼちぼちスムーズに運ぶ。
• 番手追走のガイアフォースを交わせないのが現状のレベル。

7着　③ドウデュース

• 7カ月の休み明け。
• 稽古は走った。
• 掻き込むフットワークから、ここはともかく有馬で狙いたい。
• 武豊負傷で急遽戸崎に鞍上変更。
• 道中はイクイノックスをマークしながら進むもやや力んだ走り。
• 前目総崩れの展開で力を出し切れていないのか、ローテーションが滅茶苦茶過ぎてダメなのか、ケガの影響があったのか、これはまだ解明できない。
• 有馬に出たら買う。JCは買わない。

8着　②エヒト

• 後方から8着。
• ここでは勝負にならない。

9着　⑧ヒシイグアス

• 馬体重の変動は割と激しいので490（-12）は不問。
• 今日のレースで前目では話にならない。
• ガイアフォースには今後先着することは無い。

10着　①ノースブリッジ

• 前走がメイチ。
• 前に行くことすら叶わない。

11着　⑩ジャックドール

• 渾身のメイチ。
• 58.2-58.5の1:56.7で走ればイクイノックスくらいにしか先着は許さないハズ。
• ガイアフォースに突かれて前半57.7。
• やることはやった。チキった逃げを打つより遥かにマシ。
• イクイノックスを差せるワケの無い後方待機組より、勝ちに行った競馬を評価。
• 清々しい敗戦。

まとめ

• • イクイノックスは普通の状態なら手が付けられない馬。
  • 狂ったペースを今年は楽逃げさせずに3番手から圧勝。
  • ジャックドール藤岡はよくやった。あれでいい。
  • 2～4着馬は展開利。最初から『勝てない』と冷静に判断しての騎乗。
  • ↓いつもの。

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参考

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