5月16日㈰に行われたヴィクトリアマイル(G1)は大方の予想通り、グランアレグリアが次元が違うと言わんばかりに圧勝し、C.ルメール騎手は昨年のアーモンドアイに続く連覇となった。良馬場の勝ちタイムは1:31.0秒。
パドック
よく見えたのは細身の身体が+8のテルツェット。しかし、どうやら本馬場入場の時には相当イレコんでいたようで、そこまでは目が届かなかったことは大いに反省。レシステンシアも高松宮記念のダメージがあるかと思えばそうでもなく、出走体勢は整っていた。期待していたリアアメリアは普通、問題は雨。
残念だったのはデゼルがイマイチのデキだったこと。マジックキャッスルは良く見えたが、内で詰まると想定していたので馬体は関係なく切ると決めていた。
グランアレグリアは常にカリカリしてる馬だが、どうせ来るのでほっておいた。
2着入線のランブリングアレーはあの泥田を激走したあとの-8ではキツイと踏んだ。
展開
スタートでリアアメリアとテルツェットが出遅れて、楽しみはほぼなくなる。行くと思われたイベリスが行かずクリスティがハナ。2番手にスマイルカナ、3番手は想定通り控えたレシステンシアが続く。グランアレグリアは中団、2、3着馬はそれをマークする形。
前半3F34.3秒という予想より全然遅いペースで、まず出遅れた2頭は圏外の確率が飛躍的にあがる。
それでいて1000m通過は57.6秒。グレンアレグリアを中心とした差し馬には絶好の流れだったと言えるだろう。
直線
とてつもない手応えで残り200mでグランアレグリアが先頭に立ち、もうここで昨年の安田記念の再現は確定。問答無用の強さだけを見せつける。
熾烈な2番手争いはマジックキャッスルがレシステンシアの後を追い、馬群がバラけたところから一旦上がる。戸崎はメチャクチャ上手く乗ったが、最後はランブリングアレーが急追し、これが2着。
レシステンシアは最後の100m付近までは地力で頑張ったが、鈍足同士で道中ゆったり進めるのは良くなかったか、結局チューリップ賞のような止まり方。
気になるのはサウンドキアラの止まり方で、この流れなら昨年の力があれば掲示板には載れていいはず。6歳という年齢からも峠を過ぎたかもしれない。
その他、いい脚を使った馬もいたが、道中後ろ過ぎては届くワケもない。
まとめ
グランアレグリア1強という下馬評通りの結果。2着争いは展開次第という面もあったが、やはりレシステンシアには厳しかったようだ。
極端なハイペースにならなかった事でグランアレグリア含む中団待機組にとってはこの上ない展開となったので、2着以下の着順はもう一度走れば変化するだろうが、おそらくグランアレグリアの勝利は100回走っても変わらなかっただろう。それくらい次元が違った。
ご機嫌なルメール騎手は晴れたら2000mでもOKと笑顔で仰っていましたね。
レース結果・詳細
WIN5の結果
やはりこれだけ荒れるとせいぜいWIN2~3くらいなのにWIN4で惜しかったとSNSで見え透いた大嘘をついてる人も沸く。
グランアレグリアが勝ったにもかかわらず、今回のWIN5の的中は僅か2票。配当は驚愕の3億591万1340円で内訳は以下の通り。
①コロラトゥーレ 16人気
②ゲンパチフォルツァ 6人気
③ユニコーンライオン 5人気
④メイショウオーパス 7人気
⑤グランアレグリア 1人気
最後をグランアレグリア1点突破に賭けてもこれだけの夢があるからWIN5はやめられない。もちろん私は開幕轟沈で悔しいので来週は当てたいと思う。
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