今週の大阪杯(GⅠ)は直近のドバイや香港よりもはるかにメンバーが濃く、世界最高峰のメンバーが揃った。ルメール・グランアレグリアと福永・コントレイルの一騎打ち模様だが配当がいかんせん安い。
ならば、土曜日に一攫千金を狙ってダービー卿CT(GⅢ)で一勝負というのが博徒の考える事。仕方ないから手を出すことにしよう。
出馬表
とはいえ絶望というわけでもない。中山芝1600mは枠順によってある程度有利・不利が出る。しかも今週からBコース使用で内枠有利はさらに加速。それは過去10年を見ても明らかだ。
過去10年では内枠有利が露骨に出ている。
・1~5枠は(9.7.8.76/100)
・6~8枠は(1.3.2.56/62)
とりあえず5枠までに入っておかないと厳しい。
展開は?
内枠有利の中、前に行きたい⑬トーラスジェミニや⑯ウインカーネリアンみたいな馬は悲惨な枠を引いたと言える。その逆に①スマイルカナや②ポンセルヴィーソあたりは前に馬を置いてもある程度抑えが利くし、そこまでガツガツ行かないでも好位が取れる絶好枠。外の逃げ馬など既に運ゲーで敗れている。もう既にレースは始まっているのだ。
スマイルカナの人気と信頼度
血統的にもディープインパクト産駒の好走例の多い条件だけに普通ならスマイルカナ本命で問題はないと思われる。岡田総帥の弔いと言う書き込みも時折見かけるが、それは既に日経賞(G2)でウインマリリンが手向けの勝利を挙げている。むしろ、そういう世論が人気を上げる事の方が厄介。つまり、この馬を買う場合は通常のオッズより若干低い事は覚悟しなければならない。また、外から加速してくる逃げ馬達とうっかりやり合うようなケースも十分考えられる。
では軸は何になるか?
スマイルカナ以外に当てはまる馬が見当たらない。最初のコーナーはおそらく先頭で回るだろうが、競りかけられてそれに付き合って沈むほど大知がヘタだったら仕方がないと諦める。上手い事単騎で行ければそれが最善だが、控えても問題はない。
そしてスマイルカナ以上に展開が向きそうなのはむしろポンセルヴィーソだろう。穴期待の少額投資ならこちらが軸でも良い。
デム&ルメ
Ⅿ.デムーロは3連勝中の上がり馬テルツェットに騎乗。3戦連続上がり最速で決め手勝負になったら出番は大有り。ただ高速決着にはまだ疑問符が付く。
Ⅽ.ルメールはルフトシュトローム。少なくともNHKマイルⅭ(GⅠ)は参考外のレース。地力は間違いなく一番だが、復調しているかどうかがカギになる。
結論
1枠の2頭と心中。
レース結果
イレコミスマイルカナ-10でお疲れ。
デキ最上のカテドラルが2着、ポンセルは当然の馬券内。
テルツェットはギリギリの馬体で良く勝った。←次は反動が心配
ウインカーネリアン買おうとしてた人はラッキーだと思います。
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