【今週の馬場考察】7/16~17 函館 函館2歳S(G3) 函館記念(G3)

今週の馬場考察

函館競馬場の馬場状態

6週間に渡った1回函館競馬は今週で閉幕。先週に引き続きBコース(Aコースから4メートル外に内柵を設置)を使用する。なお、Bコース2週目。

7/16㈯函館2歳S(G3)7/17㈰函館記念(G3)が行われる。

 

函館競馬場の馬場状態

開幕週→A2週目→A3週目→A4週目→先週(B開幕)→今週

3コーナー

Bコース

4コーナー

Bコース

直線

Bコース

3コーナーから4コーナーおよび正面直線にかけてコース内側に若干の傷みがありますが、その他の箇所は概ね良好な状態です。

JRAの発表は以上。

最終週という事もあり凸凹はあるが、やはり小回りコースという事で最終コーナーまではコースロスなく運んだほうが良いに越したことは無い。

但し、いつまでもインで閉じ込められると詰むのはまず間違いないので直線は外に持ち出せる器用さを持った好位差しが活躍する舞台。

そして個人的に週末の雨予報にかなりの期待を抱いている。

  • 1200mは極端に内でなければほぼフラット。
  • 1800mなら⑥~⑧が絶好枠。2600mの外はキツイ。
  • そして函館記念(G3)の行われる2000mの内枠不利は確定

 

函館競馬場コース図

洋芝は傷みも早く、開催が進めばスタンド前スタートの2000mなどは外の方がいい

引用:JRA

 

夏の北海道開催のオープニングを受け持つ函館は右回りの競馬場。芝コースの1周距離は1626.6メートル(芝コースの距離についてはAコースの数値を用いる)、ダートコースは1475.8メートルと札幌競馬場(芝は1640.9メートル、ダートは1487メートル)より少し短いが、勝負どころのカーブを滑らかに回れるよう、3、4コーナーにはスパイラルカーブが導入されている。

一方では、ゴール板から1コーナーまでの距離が長めにとられているレイアウトのため、直線の長さは芝コースが262.1メートル、ダートが260.3メートルと、全場のなかで最も短い。この数字を東京・芝コースの直線にあてはめると、“坂を上り終えた地点からゴール板までの距離(300メートル)”よりも短い。それほど短い直線を背景に、レースではやはり逃げ、先行タイプの活躍が目立つ。反対に後方一気の追い込みタイプはかなりの苦戦を余儀なくされている。

もっとも、ほぼ平坦な札幌とは違い、コース全体の高低差は芝、ダートとも3.5メートル。ローカル競馬場(札幌・函館・福島・新潟・中京・小倉)の中では最大(芝の3.5メートルは中京と同じ)の起伏がつけられていることは見逃せない。 もう少し詳細に書くと、ゴール板から2コーナーにかけてはゆるやかな下り勾配、その後は4コーナーまでだらだらとした上り勾配が続き、最後は直線に向けてなだらかに下るというレイアウト。つまり、3コーナーから4コーナーにかけて小高い丘が設けられているのだ。

従って、2コーナーポケットからスタートを切る芝1200メートル、また、ダート1000メートルの序盤の先行争いはほぼ丸々、上り勾配で繰り広げられる。一方、向正面半ばにスタート地点が設けられている芝2600メートルでは、スタートからゴールまでの間に上り勾配を2回走ることに。勾配自体はそれほど急ではないものの、見た目よりもかなりタフな設定のコースと言える。

札幌と同様、「オール洋芝」の芝コースの“変化”にも注意を払いたい。梅雨と重なる函館の開催は雨の影響を受けることが多いが、芝コースの水はけは札幌ほどではない。洋芝はもともと、野芝より耐久性は見劣る品種でもあり、後半開催を迎える頃の芝コースは馬場の傷みが進行して、かなり時計を要するコンディションとなってしまうケースも少なくないからだ。

もちろん天候にもよるわけだが、各馬の道悪適性や洋芝適性が札幌以上に結果に反映されやすいこと、基本的には開催が進めば進むほど、タフな馬場を苦にしない“パワータイプ”の台頭が目立つことは頭に入れておきたい。

文:石田敏徳(2019年9月時点)

今週の有利枠・不利枠

芝1200 フラット

2コーナー付近のポケットスタートで最初のコーナーまで490m。どこでもいい。

芝1800m 多頭数の外枠は先行馬には致命的

最初のコーナーまで僅か275m。さらにそこから緩い下り坂となっていることからも、外枠から無理に先手を取りに行くと膨れる恐れ。

芝2000m 内枠不利

4コーナー付近のポケットスタートで最初のコーナーまでは475m。1200と同じくこういう条件では開催が進むにつれ内枠は厳しくなってくる。

追切りもイマイチの函館記念⑤マイネルウィルトスは既に私の馬柱に存在しない。

芝2600m 外枠不利

土曜は少頭数(9頭1鞍)なので気にしなくていい。日曜6Rは16頭立てなので外枠の馬はガン無視する。

結論

  • 1200はフラット、2000は外枠が有利
  • 1800mは⑥~⑧が絶好枠
  • 2600mは日曜6Rの外枠無視。
  • 函館記念は勝負に出る。

今週のおすすめ

土曜

10R ③オンリーオピニオン 2勝クラスは十分通用

11R ⑧ミスヨコハマ 相手筆頭に⑪ニーナ、以下⑤⑨②。

日曜

10R 逃げ馬任せで⑧と⑫の単

11R ⑧スカーフェイス 調教抜群 相手⑫ 終わったと見せかけて好枠⑯

他場

7/16~17 福島

 

7/16~17 小倉

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ぽぽん

【競馬歴】ミホシンザンが春天を制した日に父に東京競馬場に連れて行かれてから36年。初恋はダイナアクトレス。
【卒論】ヘイルトゥリーズン系の今後
【職歴】大学卒業後大手飲料メーカーに就職も博打の方が数倍割がいいので退職。4号機時代を全力で堪能したあとは体力の限界で引退。心を入れ替えて会社員に戻るも超つまんないので2022年に起業。
【お住まい】千葉県の農地

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