【今週の馬場考察】6/3~4 東京 安田記念(GI)

今週の馬場考察

東京競馬場の馬場状態

今週は3回東京開催1週目(計7週目)でⅭコース2週目。

台風の影響で金曜日に大雨。春季のマイル王決定戦である第73回安田記念(GI)はGI馬10頭が揃う豪華な一戦だが、カオスな条件下で施行されることになる。

先週の日本ダービー(GI)は先行馬の一角がスタートで落馬し、大して速くもないペースで単騎で行った逃げ馬から離れた「好位追走ドスロー集団」がそのまま流れ込んだだけのレース。

同距離で行われた前日の3歳1勝クラスから0.2、同日の古馬2勝クラスで7歳馬が出したタイムから0.4しか上回れない史上空前の大凡戦だったため、今週は世界レベルのレースを見たかったところだが、そうは問屋が卸してくれそうもない。

※日曜は良まで回復の見込み。土曜日の結果から追記↓

東京競馬使用コース

ぽぽん
ぽぽん

Aコース(内柵を最内に設置)

2回東京前6日(4/22~5/7)
ここで行われる重賞競走はフローラS(GⅡ)、青葉賞(GⅡ)、NHKマイルカップ(GI)

 

Bコース(Aコースから3m外に内枠を設置)

2回東京7~10日(5/13~5/21)
同京王杯スプリングカップ(GⅡ)、ヴィクトリアマイル(GI)、オークス(GI)

『オークスは内枠が激不利枠』となることは絶対に覚えておこう。並の馬では話にならない事は以下👇に記してある。

参考:オークスとダービーの決定的な違い

 

Ⅽコース(Aコースから6m外に内枠を設置)

2回東京11~12日、3回東京前4日(5/27~6/11)
同日本ダービー(GI)、目黒記念(GⅡ)、安田記念(GI)、エプソムカップ(GⅢ)

 

Ⅾコース(Aコースから9m外に内枠を設置)

3回東京後4日(6/17~6/25)
ここは3歳ダートのユニコーンS(GⅢ)と東京ジャンプS(J・GⅢ)のみで平地芝重賞競走は無い。

馬場の変遷

第3回東京1週目はⅭコース(Aコースから6m外に内柵を設置)を使用する。

3コーナー

Aコース

Bコース

Ⅽコース

4コーナー

Aコース

Bコース

Ⅽコース

直線

Aコース

Bコース

Ⅽコース

ダート

  • 第1回東京競馬終了後、路盤点検および砂厚調整を行いました。
  • クッション砂の砂厚は9.0センチメートル(従来通り)で調整しています。
  • 乾燥が著しい場合は、競走馬の安全のため散水を行う場合があります。

  • 野芝に洋芝(イタリアンライグラス)をオーバーシードした状態で施行します。
  • 第1回東京競馬終了後に、クッション性確保のためエアレーション作業を実施しました。
  • 芝の生育管理のため、中間日に散水を実施します。

A①第1回東京競馬終了後、開催で傷んだ箇所の蹄跡補修・洋芝追加播種・約2週間のシート養生を行いました。芝の生育は順調で、全体的に概ね良好な状態です。

②3コーナーから4コーナーの内柵沿いに傷みが出始めました。

③3コーナーから4コーナーの内柵沿いに傷みがあります。

B④今週からBコースを使用します。柵の移動により傷んだ箇所はカバーされ、全体的に概ね良好な状態です。

B⑤3コーナーから4コーナーの内柵沿いに傷みが出始めました。

Ⅽ⑥今週からCコースを使用します。柵の移動により傷みはカバーされ、全体的に概ね良好な状態です。

Ⅽ⑦3コーナーから4コーナーおよび正面直線の内柵沿いに傷みが出始めました。

JRAの発表は以上。

先週最後の芝レースである目黒記念を見なおしてみたところ、勝ったヒートオンビートおよび2着のディアスティマは道中内ラチ沿いをビタで走っている。
また、ダービーで上がり最速を叩き出したベラジオオペラは①番枠と言うこともあるが終始インを追走し、最後の直線も内を突いた。さすがにダービー仕様のⅭコース初週といったところで、オークス週とはえらい違いだ。

さて、大雨に祟られてから迎えるⅭ2週目は…

東京競馬場:コース図

コース立体図(左回り)

コース平面図(左回り)

コース断面図(芝・左回り)

コース断面図(ダート・左回り)

引用:JRA:東京競馬場コ-ス紹介

日本ダービーやジャパンカップをはじめ、数々のビッグレースが行われる東京競馬場は、日本競馬の「顔」と呼ぶにふさわしいスケールの大きな競馬場だ。コースは左回りで、芝の1周距離は2083.1メートル(芝コースの距離についてはAコースの数値を用いる)、直線の長さは525.9メートル。幅員も最大41メートルと非常に広い。

起伏の構成もチャンピオンの座を争うコースにふさわしいハードなもの。ゴールを起点に追っていくと、1コーナーから向正面半ばにかけて高低差1.9メートルの長い下り坂が続き、その直後、3コーナーの手前には、高低差1.5メートルの上り坂が待ち受ける。 最初の坂を上りきった後は短い平坦部分を挟んで下り勾配が続き、4コーナーの手前からは再び若干の上り勾配に。そして直線、残り460メートル地点から300メートル地点にかけては2つめの上り坂が設けられている。中山や阪神に比べると勾配自体はなだらかでも、高低差は2メートルに及ぶこの坂を上り切った後も、300メートル(函館・芝コースの直線の長さとほぼ同じ)走ってようやくゴールにたどり着く。コースを1周する間に“2つの坂”を上り下りするレイアウトは福島も同じだが、スケールは段違いなのだ。

新潟などのローカル場と違い、カーブの半径がゆったりしているため、コーナーでゴチャつく可能性も低い。さらに広々とした幅員をいかし、4つ(A、B、C、D)のコースを使い分けることによって、馬場の傷みの分散化が図られている。様々な面から“紛れ”の介在する余地が小さいわけで、馬の能力がストレートに反映されやすいコースと言える。

一方のダートコースは1周距離が1899メートル、直線の長さが501.6メートルと、正真正銘、日本一のスケールを誇る。バックストレッチとホームストレッチに2つの坂が設けられている起伏構成は芝コースと同じだが、直線の上り坂の高低差は2.4メートルと芝コースを上回る。こちらも非常にタフでハードなコースなのである。

それだけに新潟の外回りコースと同様、直線の末脚比べとなるレースが多い。差し、追い込み馬の活躍が他場以上に目立つこと、まくりはあまり決まらないことも新潟・外回りとの共通項。早くに動いて押し切るのは至難の業ということだろう。

ダートコースはフェブラリーS(GⅠ)の舞台となる1600メートルのみが芝スタート。また、障害レースは固定障害の専用コースを使用して争われるが、年に2回の障害重賞(東京ジャンプS、東京ハイジャンプ)では通常時より難易度の高い“重賞仕様”の障害(大いけ垣、大竹柵)が設置される。

文:石田敏徳(2019年9月時点)

今週の有利枠・不利枠

芝1400m 大荒れ要素多分に含む

内枠に優位性は無いが、脚質も枠もほぼ不問。即ち何でもアリ。

芝1600m 内枠不利

なぜか外枠が嫌われる競馬界なので個人的に大好物でドル箱。開催が進むと内枠が死ぬので結婚できるレベルに好き。

安田記念は力量最上位馬であるジャックドールが内枠を引いてしまったため、波乱含みとなる。

芝1800m 外枠不利

スタートから向こう正面の合流まで約150mしかなく、外枠を引く時点でツキがない。
1800~2000はコース替わりで内枠有利が顕著になる。

芝2000m 圧倒的に外枠不利

超絶欠陥コースで多頭数の外枠引いたら人気でも軽く飛ぶ。

2400m 外枠不利。やや内荒れ残り、極端な内枠も微妙。

6頭立てが1鞍のみなのできにしなくていい。

芝2500m 2400mよりは平等

今週は無し。

ダート1600m 断然外枠

芝スタートのダートは競馬場を問わず恒常的に断然外枠有利。これは抗いようがない事実。

結論

  • 大雨により金曜時点でクッション値7.9の非常事態。
  • 土曜日の重~不良開催は避けられない。
  • 土曜日の各馬の進路取りは超重要。耕される場所を探れ。
  • 1800と2000は内枠に大きなアドバンテージ。
  • 1600mの内枠に優位性は無い。
  • 安田記念は日曜の馬場の回復具合を見てから買うように。
  • 安田記念は逃げ馬4頭の動向で全てが変わるカメレオンレース。
  • ↓納得出来たら押してね

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今週のおすすめ

土曜

馬柱も見てねえ

日曜

他場

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ぽぽん

【競馬歴】ミホシンザンが春天を制した日に父に東京競馬場に連れて行かれてから36年。初恋はダイナアクトレス。
【卒論】ヘイルトゥリーズン系の今後
【職歴】大学卒業後大手飲料メーカーに就職も博打の方が数倍割がいいので退職。4号機時代を全力で堪能したあとは体力の限界で引退。心を入れ替えて会社員に戻るも超つまんないので2022年に起業。
【お住まい】千葉県の農地

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