中山競馬場の馬場状態
今週はBコース(Aコースから3メートル外に内柵を設置)2週目。Aコースから通算すると中山は連続開催7週目となる。
先週の考察と結論
- ハナに立てるパワー型
先週の4/2㈯はダービー卿CT(G3)にて15番人気の⑫トーラスジェミニを自信を持っておすすめしたが、リフレイムが作った1000m通過57.1の暴走ペースに巻き込まれ、直線半ばまで見せ場を作ったものの最後は力尽きる。調教絶好で馬場ドンピシャならほぼ不動と見ていたので、馬場が急速に回復して良馬場になってしまった事は誤算だったが小さな夢は見れた。
なお、対抗評価の11番人気③タイムトゥヘヴンが勝利しているのに馬券で取りこぼすという大失態。センスのなさだけは光り輝いていた。
ダービー卿CT(G3)
◎⑫トーラスジェミニ
〇③タイムトゥヘヴン
▲⑤ギルデッドミラー1200〜1600mの古馬G3で本命サイドなんか余程のことがなきゃ買えんわ。
大阪杯(G1)は↓https://t.co/yMVZJ667zm
— ぽぽん (@popon10d) April 1, 2022
タイムを見渡してみるとダービー卿こそ殺人ペースで1:32.3と好時計が掲示されているが、その他の芝レースは軒並み時計のかかる決着。また、4/2㈯から外を回す馬が好走したが、4/3㈰になると直線はほぼ全馬が内を開けて大外に持ち出している事が見て取れる。
土曜 7R
10R
ダービー卿CT
まだ各馬がコース全体に拡がっているが日曜後半になると状況が変わる。
日曜 5R
7R
9R
11R
直線入り口から全員インを拒絶。
とまぁこんな感じ。少なくとも7Rでここを通って2着したヴィクトゥーラのクラス突破は不動なので覚えておいて損はないのではなかろうか?
もちろんスタンド前直線スタート(1800~2200)では極端な内枠は多少の不利となる。私が皐月賞で毎年内枠を嫌うのはコレが理由。
なので昨年③番枠から最内突いて3着に飛び込んだステイヤー血統のステラヴェローチェをダービーで狙う事になるのは至極当然。4着のゴミ枠①アドマイヤハダルはルメがしっかり外回して頑張った方。
話が逸れた。馬場を見て行こう。
馬場状態の変遷
最上段にAコース開幕週~最下段が今週のBコース画像。
3コーナー
4コーナー
直線
今週よりBコースを使用します。コース変更に伴い大きな傷みはカバーされましたが、3コーナーから4コーナーおよび正面直線の内柵沿いに軽微な傷みがあります。その他の箇所は概ね良好な状態です。
上記が先週のJRAの発表。今週は以下に変わる。
3コーナーから4コーナーおよび正面のコース内側に傷みがあります
明らかに内が死んでいるのは騎手達が示してくれた。コース画像を見ても同意するしかなさそうだ。
ただ条件は皆同じで、それならそれでインを開けながら上手にレースを進める馬が優位に立つだろう。内だけ砂が深い地方の各競馬場のように終始極端に内を開けて走るような事にはならないだろうがイメージ的にはそう考えてもらえればよい。
レースを進める上で①距離ロスを取るか②荒れ馬場を通るかという2択は各馬の特徴に見合った戦法を取る必要があるだろう。となると騎手にかかる比重は重い。良質な騎手はどういう馬に乗るか?
結論
- リーディング上位騎手が乗ったやや外目の枠を引いた差し馬。
- パワー型。
以上。今週も皆様の勝利を祈る。
土曜のおすすめ
8R ⑬スマートワン 結論のまんま
11R ①マテンロウオリオン―⑥ジャングロ 差し決まる馬場でマテンロウオリオン軽視は難しい。ジャングロはエリザベス女王杯週の阪神で逃げ楽勝と荒れ馬場適性高い。
日曜のおすすめ
9R ⑤ワンデイモア
11R ⑦⑬の格上タイセイ2騎。
騎手質がまるっと西に流れたので芝ダート問わず田辺か岩田パパを一日中ベタ買いするのも楽しみ方としてアリ。
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