阪神競馬場の馬場状態
今週はBコース3週目(Aコースから直線部3メートル、曲線部4メートル外側に内柵を設置)。8週使ったAコースから数えると11週目となる今週、日曜日には読売マイラーズⅭ(G2)が行われる。
また、3/12㈯ゆきやなぎ賞での落馬事故以降療養していた松山弘平騎手が今週から戦列に復帰する。
先週の考察と結論
マイル戦の極端な外枠などはやはり厳しく、例えばアーリントンカップは過去10年全て4枠より外から勝ち馬が出ており「外枠が良い」と言われたりもするが、その内実は1番人気6頭、2番人気4番人気各1頭と人気馬が多く、且つ最も外は10年前の⑬ジャスタウェイでは力が違い過ぎる。その後9年は全て⑥~⑩番から勝ち馬が出ていることはお伝えしておこう。
また、週中の降雨により僅かながら通常よりソフトな良馬場を想定すると、少しダート寄り血統の馬が穴を開けてくれるんじゃないかな?と期待してみたくもなる。
結論
- スピードと瞬発力重視。
- ペースの見極めは慎重に。
- アーリントンカップ内枠不利は迷信。
- 意外に穴はダート血統馬か?
アーリントンカップは何事もなく1番人気の⑩ダノンスコーピオンの勝利。上位3頭は重賞好走経歴のある馬が占め、堅い決着に収まった。
なお、私は当レースも翌日のダート重賞アンタレスSも二桁人気の逃げ馬から買い、レース自体は楽しめたがどちらも轟沈。
さらに枠が怪しげな皐月賞前に頼りにしていたストークSは楽々突き抜ける予定の④フラーズダルムがワールドクラスのどん詰まりと、先週は馬券的には全くいいところが無かったが落ち込んでいるヒマはない。
取り急ぎフラーズダルムはクラス確勝級評価継続、およびアーリントンⅭで外目から好走したタイセイディバインの評価を上げておくことにする。
なお、先週行われた芝9鞍で逃げた馬の成績は(3.3.0.3/9)。着外に敗れた3頭は全て二桁人気の馬だった。
それでは阪神の馬場を見て行こう。
馬場の変遷
Aコース最終週(上段)からBコース3週目の今週(下段)までの4枚を比較。
3コーナー
4コーナー
直線
向正面直線および正面直線の内柵沿いに軽微な傷みがありますが、全体的に概ね良好な状態です。
上記がJRAからの発表で、これは先週と同じ。表面上は痛みが急激に進んだようにも見えない。先週同様、またしても週中の雨でやや含水率も高いとなれば、ほぼ先週の傾向(以下)を踏襲して問題はなさそうだ。
- 上位人気の逃げ馬がパーフェクト連対。
- 上がりは速い。
- やや高速馬場。
瞬発力が要求される馬場ではあるが、それでもまだイン前有利は継続するだろう。ある程度の位置で運べるレースセンスは必須で、常に後方・外々を回らされるようだと今週はまだ厳しいと見る。マイラーズⅭは枠順的に面白くなった。
結論
- スピードと瞬発力重視。
- ペースの見極めは慎重に。
- 逃げればそれだけで優位。
- 外枠(特に1600m)は減点。
土曜のおすすめ
5R ①ハギノモーリス 他に切れる馬もおらずこの枠とメンバーなら。
10R ⑧シャイニングフジ このメンバーなら最も安定して伸びて来る。
日曜のおすすめ
未定
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