阪神競馬場の馬場状態
Aコースは3週目を迎えるが、ここで先にお伝えしておく事がある。
- 大阪杯当日(4/3)まではAコース使用。(8週・16日間)
- 桜花賞前日(4/9)からはBコース使用。(4週・8日間)
開幕週こそマイル1:31秒台が出る高速馬場だったが、2週目は雨の影響もあってやや時計のかかる馬場となった。3週目の今週はどうなるか?少し視点を変えて考察してみよう。
先ず、逃げ先行馬の各陣営にとっては超長期開催が進むに連れて状況が悪化していくことは承知しているハズ。となれば、せめて今週~来週にはある程度の結果を期待したくなるものではなかろうか?
おおよそ次戦となる6~8週目には馬場悪化は一層進み、逃げ馬に厳しくなる事はほぼ避けられない。桜花賞週にBコースに移行しても内ラチ沿い3mの保護では痛みは全て隠し切れず、ここでもかろうじて計算が立つのはコース替わり週くらいのものと敏腕調教師は考えるだろう。
となれば、勝負気配を曝け出してメイチに仕上げて来る逃げ先行馬がいたら狙ってみたい。
では阪神の開幕週からの馬場推移を追う。上段が開幕週、中団が先週、下段を今週とした。
3コーナー
4コーナー
直線
向正面直線および正面直線に部分的な傷みが見られますが、その他の箇所については概ね良好な状態です。
JRAはこのように発表している。
金曜日の段階でクッション値10.0-含水率ゴール前8.8~4角9.8でこの見た目なら高速馬場と予測。それならば今週のメインとなる阪急杯(G3)では勝ち時計は1:20秒台前半か。
今週の追切りに不安しかない人気の一角グレイイングリーンなどは、持ち時計があって速い上がりへの対応も可能なので切るに切れない困り種となる。
その他のレースでは基本的に以下の馬を中心に据えたい。
- メイチに仕上げた逃げ先行馬。
- スピードと瞬発力に秀でた馬。
土曜のおすすめ
10R ⑤セレシオン 人気を集める①レヴァンジル、⑦ヴェローナシチーは動き重く危険。相手筆頭は⑨アスクオンディープ。
日曜のおすすめ
10R ヴィアドロローサ 折り合い重視に追切り、馬なりで絶好の動き。
コメント